痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.
98

 

岡山大学 医学博士 大山博行 著

第4章 脳を守る漢方薬の驚異のボケ防止作用

「脳を守る漢方薬 No.7」 樹状突起を伸ばし、神経回路を再生する作用

年老いてからでも脳機能が衰えないわけ(2)

  人間の脳の機能や病態を研究し、解明するために、サル、イヌ、ネコ、ラット、マウスなどの実験動物を使用しますが、とくに脳細胞(神経細胞)の機能を研究するためには、これらの動物の胎仔の脳から摘出した組織の神経細胞を培養して実験に使用します。城西大学の研究室に、17日目のラットの胎仔の脳から摘出した大脳皮質の細胞から培養した「ラット初代培養神経細胞」というのがあります。この神経細胞は突起を伸ばし、増やすので有名なのですが、突起を伸ばすところを見せてくれるだけではなく、神経細胞が正常に突起を伸ばすためにいちばん大切なもの、つまり「成長円錐(growth cone)」と呼ばれる秘密の部分まで、惜しげもなく大胆に見せてくれる培養神経細胞です。
 この「ラット初代培養神経細胞」に、「「脳を守る漢方薬#7」を水に溶かしてフィルターに通し、培地に加えて培養した研究者がいました。その結果、なんと4日間の培養で、この神経細胞が活性化され、神経突起を伸ばし、突起の数をどんどん増やしはじめました。(引用文献F)。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

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1)光文社カッパブックス
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