痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.
75

 

岡山大学 医学博士 大山博行 著


第4章 脳を守る漢方薬の驚異のボケ防止作用

脳を守る漢方薬#2 = 記憶の中枢(海馬と大脳皮質)を守る作用を持つ!

海馬、大脳皮質の酸化を抑制 (1)

 次に、「脳を守る漢方薬#2」と脳の直接的な関係について調べてみましょう。私たちの脳は高度不飽和脂肪酸を多く含み、ひじょうに酸化されやすいものです。老化した実験動物の脳を潰してみると、老化のパラメーターになる過酸化脂質の量が増加しています。つまり、活性酸素による酸化が進んでいるのがわかります。
 ここにおもしろい実験データがあります。まず実験動物をAとBの2つのグループに分けます。Aのグループには普通のエサを与え、Bのグループには「脳を守る漢方薬#2」を混ぜたエサを与えます。そして、2つのグループの実験動物が老化するまで長期間飼育します。
 こうして、老化した2つのグループの実験動物の脳を取り出して、過酸化脂質の量を調べてみました。すると、普通のエサを食べていたAグループの動物に比べて、「脳を守る漢方薬#2」を混ぜて食べていたBグループの動物では、記憶の中枢と考えられる「海馬」「大脳皮質」、さらには「小脳」の過酸化脂質の量が著しく抑制されていることがわかりました(引用文献A)。


以上、「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

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Hiroyuki Ohyama 1999.
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