痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.
7.

 

岡山大学 医学博士 大山博行 著

「脳を守る漢方薬」 プロローグ -ボケずに100歳まで生きるために

すべての病気の鍵を握る脳の働き 前編

 私は、実家が東洋医学の家系であったため、子どものころから鍼灸や指圧、漢方の煎じ薬などに接してきました。そして身をもってその効果を確認してきた者です。しかし、東洋医学の治療効果は、西洋医学のようにすっきりと科学的に説明できませんでした。

 そこで私は、東洋医学のすばらしさを一人でも多くの人にわかってもらいたくて、漢方薬や鍼灸の勉強をするとともに、その科学的な解明のために、大学や研究機関で薬学(生物薬品化学)、さらには分子細胞医学(神経情報学)を学びました。その一連の研究のなかから、漢方薬をはじめとする東洋医学に基づいた治療効果を科学的に説明できるようになりました。

 たとえば、現在では西洋医学の治療にも用いられるようになった鍼麻酔の効果も、脳の神経伝達物質、β-エンドルフィンとの関係により、うまく説明がつくようになったのです。さらに、東洋医学が経験的に得意としてきた慢性胃炎や肝炎、気管支炎、神経痛、腰痛などの慢性疾患や、喘息、皮膚炎などのアレルギー疾患、そして自律神経失調症などの精神神経疾患の治療効果も同様に説明できるようになりました。

思っていました。ところが、脳に関する研究の飛躍的な進歩により、脳の働きがある程度わかってくると、東洋医学の効果も科学的に説明できるようになってきました。たとえば、現在では西洋医学の治療にも用いられるようになった鍼麻酔の効果も、脳の神経伝達物質、β-エンドルフィンとの関係により、うまく説明がつくようになったのです。さらに、東洋医学の得意とする慢性疾患(慢性胃炎、肝炎、気管支炎、神経痛、腰痛など)やアレルギー(喘息、皮膚炎など)、そして自律神経失調症などの精神神経疾患の治療効果も同様に説明できるようになりました。そして、東洋医学が私たちの健康に大変役立つものであることがはっきりわかってきたのです。 続く


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。



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