痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.
54.

 

岡山大学 医学博士 大山博行 著

「脳を守る漢方薬」 第3章 老化の原因は「活性酸素」だった

脳は最も活性酸素が発生しやすい場所 前編

 さて、酸化ストレスによって細胞死が加速されるという意味では、脳も例外ではありません。それどころか、脳は全身のなかでも酸化ストレスに最も弱く、活性酸素が発生したとき、容易に障害を受けやすい場所なのです。
 ヒトの脳は、その約50パーセントが脂肪からできています。また、脳が情報伝達のネットワーク形成のために伸ばしている軸索や樹状突起は、酸化されやすい高度不飽和脂肪酸をひじょうに多く含んでいます。さらに軸索の先端には、1個の脳細胞につき、平均約1000個はついているといわれるシナプスがありますが、これも酸化されやすい高度不飽和脂肪酸を多量に含んでいるのです。つまり、私たちの脳は、酸化されやすい高度不飽和脂肪酸の集まりであり、体内で最も悪魔の酸素の餌食になりやすい場所なのです。
 また、ヒトの脳の重さは、体重の約2パーセントを占めているにすぎませんが、エネルギー消費量は、体全体の約18パーセント占める「大食漢」です。 続く


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。



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