痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.
27.

 

岡山大学 医学博士 大山博行 著


「脳を守る漢方薬」 第2章 脳細胞は自殺する

コンピュータにはまねのできない柔軟性 前編

 記憶のメカニズムについて、もう少し探っていくことにしましょう。私たちがものごとを覚える(記銘する)と、それにともなって脳のなかでどのような変化が起きるのでしょうか。脳の中に記憶の痕跡は認められるのでしょうか。私たちは、いったいどのようにして無数の経験を記憶して、これを長期間保存し、ときには再生することができるのでしょうか。
 その解答をズバリ申しあげれば、「ニューロンが記憶にともなうネットワークを作る」ということになります。つまり、一つ一つの記憶はそれぞれ異なったパターンのニューロンのネットワークとして脳の中に蓄積されるということです。
 第1章でお話したように、ニューロンとは脳の神経細胞です。無数のニューロンはそれぞれ突起を伸ばしてネットワークを作り、情報伝達をしながら高次の脳機能を支えています。おのおののニューロンは完全につながったものではなく、お互いの接合部(シナプス)には、わずかな隙間が存在します。このシナプスを介したニューロン・ネットワーク(神経回路網)は脳に独特なもので、いかに精巧に作られた機械といえども、この仕組みはまねすることができません。 続く


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。



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