検査項目 | おおよその基準値 | 検査目的と意義 |
AST(GOT) | 10〜40IU/L | 肝障害、心筋・骨格筋障害、溶血などを疑うときの スクリーニング検査 *初診時や健診でも多く測定される。 |
ALT(GPT) | 0〜35IU/L | 肝障害を疑うときのスクリーニング検査 (肝特異性の高い検査) *初診時や健診でも多く測定される。 |
LDH | 280〜510IU/L | 肝障害、心筋・骨格筋障害、溶血、悪性腫瘍などを 疑うときのスクリーニング検査 *初診時や健診でも多く測定される。 |
ALP | 100〜340IU/L | 胆汁うっ滞(肝障害、胆石症など)、悪性腫瘍、骨形 成性疾患などを疑うときのスクリーニング検査 *初診時や健診でも多く測定される。 |
LAP | 120〜240GRU (Gordbarg法) |
胆汁うっ滞、肝内占拠性病変のスクリーニング検査 |
γ-GTP | <40IU/L | 胆汁うっ滞、アルコール性肝障害などのスクリーニ ング検査 *初診時や健診でも多く測定される |
Ch-E | (男)900〜1800IU/L (女)700〜1700IU/L |
肝実質障害、栄養状態などの指標として利用される。 脂肪肝では高値となることが多い。 |
総ビリルビン | 0.2〜1.0mg/dL | 肝障害、胆汁うっ滞、溶血などを疑うときの検査 *初診時や健診でも多く測定される。 |
直接ビリルビン | 0.1〜0.3mg/dL | 同上 |
アミラーゼ | 130〜400IU/L (酵素法) |
膵疾患、総胆管閉塞などを疑うときの検査 *ここでいうリパーゼは膵リパーゼのこと。 |
リパーゼ | <200U/L (比濁法) |
膵疾患、総胆管閉塞などを疑うときの検査 *ここでいうリパーゼは膵リパーゼのこと。 |