特集:更年期障害と東洋医学(鍼灸、指圧、経絡ツボ療法、経絡マッサージ、漢方薬)
最終更新日は、2024年(令和6年)10月2日(水曜日)です。
Last Modification Time. Wednesday,October 2. 2024.




特集:更年期障害と東洋医学(鍼灸、指圧、経絡ツボ療法、経絡マッサージ、漢方薬)、更年期の女性(45~55歳)

「鍼灸、指圧、経絡ツボ療法で改善する更年期症状」=経絡を流れる生命エネルギーの循環をスムーズにする治療
東洋医学の代表的な治療法は、漢方薬、鍼灸、指圧、経絡ツボ療法、マッサージがある。
大山漢方堂薬局、大山鍼灸院併設では、ツボを刺激することによって体の悪いところを改善するツボ療法が人気である。
東洋医学は、更年期症状の緩和、改善に、非常に効果がある。
東洋医学には、経路という独特の考え方がある。経路とは、全身にエネルギーを供給する経路。
経路は、体のすみずみを流れ、多くのツボと関連を持っている。
健康な時は、この流れがスムーズである。流れが滞ると体に変化が見られる。
東洋医学では、生命活動を維持する「気、血、水」の3つの物質の変調、不調和によって病気が起こると考えられている。
更年期の「ほてり、のぼせ、冷え、めまい」などは、この「気、血、水」の不調和が原因となる。
鍼師、灸師、あんま、マッサージ、指圧師の国家資格を有する専門家は、四診によって患者の状態を細部にわたって観察し判断する。
そして、鍼灸、指圧、経絡ツボ療法、マッサージなどの方法でその人に適した治療を行う。

「人間の痛みの感覚を利用する=鍼治療」
皮膚には、痛みの感覚、温度の感覚、触圧の感覚などがある。痛みの感覚の一種を利用した治療法が鍼治療と考えられる。
鍼の刺激によって、機能が減退している神経や内臓、筋肉を活性化させたり、逆に興奮している神経を抑制したりする。
足首のツボを鍼で刺激すると、腰の痛みを和らげたり、内臓機能を整える、といった反射作用もある。
鍼を刺した患部の血液や体液の循環をよくする誘導作用もある。鍼灸師は患者の症状によって、これらの作用を使い分ける。
以上、鍼治療には熟練した技術、臨床経験、専門知識、国家資格が必要=こういった鍼灸師の治療を受ける。

「温熱効果を利用する=灸治療」
灸は、よもぎを原料とする、もぐさを皮膚に乗せ、それを燃やすことで患部に刺激を与える温熱療法。
灸をすえた場所に対する効果は、機能が減退していた筋肉神経を興奮させて、しびれなどを改善する興奮作用。
神経のたかぶり、けいれん、神経痛などをおさえる鎮静、抑制作用がある。
灸の特徴は、灸をすえた場所から離れた体の部位にも効果を及ぼすこと。
例えば、腕や脚などにすえた灸の刺激を、内臓や疾患を起こしている場所に伝導させて治療させることができる。
また、充血やうっ血、水腫などがある個所から灸をすえた場所にむかって、血液や体液を導くことで、血液や体液の循環を整える作用もある。
心地よい温熱感や芳香も灸の大きな特徴である。=大山鍼灸院では、最近は、不妊症の患者さんにお灸が人気です。

「自律神経の働きを整え、心をリラックスさせる指圧」
指圧は、手指で皮膚に一定の力で圧を加えることで、自律神経の乱れを調整して血液や体液の流れをスムーズにし内臓機能を整える。
のぼせ、冷え、動悸などの血管症状は、血管の拡張、収縮をつかさどる自律神経が上手に働かないために起こる。
指圧で皮膚に安定した圧を持続的に与え、自律神経の緊張や弛緩が調整されれば、血行は穏やかになって症状は改善する。 
肩こり、腰痛などの運動器症状の場合=指圧によって滞っていた血流を促進させると改善、
指圧は体だけでなく、ストレスや不安感、イライラなど、心の症状にも大きな効果がある。
皮膚に、優しく、ぴったりと手をあてがわれることで、肌と肌がふれあう安心感が生まれ、ゆったりした気分になりリラックスできる。
大山鍼灸院では、実際に、不眠で悩んでいた更年期の女性が、指圧の途中で心地よくて眠ってしまうという例もある。
更年期は、夫や子供のこと、姑との付き合い、仕事の悩みなど、心労が多い時期にあたる。
肩がこる、頭痛がひどい、といった症状の裏には、心の悩みが隠されていることもある。
精神症状を改善するには、精神科や心療内科での治療、ホルモン補充療法などがあるが、
まず、副作用の心配がない東洋医学、鍼灸、指圧、経絡ツボ療法、マッサージを第一選択として、
凝り固まっていた気持ちをほぐして楽になることをお勧めします。

「東洋医学と並行してできる健康法」
東洋医学(鍼灸、指圧、経絡ツボ療法、マッサージ)の治療を受けながらも、
自分の体を振り返って、考えて、悪いところがあれば、自分の力で改善していこうという気持ちが大事。
日常生活で、適度に体を動かす、意識して歩く、簡単な体操をする、自分でできて長続きする健康法をみつける。
自分の体を自分で大切にすることが大事。

「更年期に、特に、注意が必要な病気」
更年期は生活習慣病年齢=更年期症状の陰に、高血圧症、動脈硬化、婦人病などが隠れているケースもある。
閉経によってホルモンの分泌が変化すると進行する病気がある。

「更年期にかかりやすい病気」
20~30代の性成熟期の女性の体は、エストロゲン(卵胞ホルモン)によって守られているため、同じ年代の男性より生活習慣病にかかる率は低い。
更年期を迎えるころになるとエストロゲンが減り、老化も進むため、更年期障害の他に、生活習慣病にかかる人も増える。
エストロゲンの減少と深く関わってくる生活習慣病に注意=高血圧や動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞といった病気の発生は、閉経した後で増える。
これは、エストロゲンが減ってくると血液中のコレステロールがスムーズに排泄されず、血管が細くなったり、弾力性を失うことが原因。
更年期を過ぎた女性は骨量が急激に減少するため、骨折する女性が増える。骨をつくるにはカルシウム、ビタミンD、たんぱく質が必要。
エストロゲンは、これらを使って骨を分解し、新しく作るという作業を調節する。
エストロゲンの分泌が減ると、作られる骨は少なくなるのに、壊れる骨は増え、骨量が急速に減少する=骨粗鬆症にかかりやすくなる。
高コレステロール=食生活を改善する。=コレステロールの増加につながる動物性脂肪(バターや生クリームなど)は、植物性脂肪(オリーブ油、ごま油、菜種油)に切り替える。
また肉料理を控えて、野菜、豆類、海草、きのこなどを積極的にとる。
骨粗鬆症予防=カルシウムをとる=適度な運動=骨を動かすことが刺激になって、カルシウムが骨に沈着し、骨量が増えていく。 
カルシウムの吸収を助けるビタミンD=ビタミンDは日光を浴びると活性化する。=外に出て運動をする。




2018 大山宗伯東洋医学記念館鍼灸治療室(東洋医学、漢方薬、鍼灸、臨床心理学) 0283-22-1607
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岡山大学医学博士(分子細胞医学 神経情報学、脳代謝 機能生化学)
徳島大学薬学修士(医薬品製造学 製薬化学 生物薬品化学)
大山博行
Dr. HIROYUKI OHYAMA,Ph.D.



特集:更年期に、注意が必要な生活習慣病

(1)動脈硬化症=動脈硬化というのは血管の老化現象=20才を過ぎる頃から始まる。
この血管の老化現象が加齢以上のスピードで進行し、体のあちこちに病的な変化が起きてくる病気=動脈硬化症
動脈硬化には①粥状硬化、②中膜硬化、③細動脈硬化の3種類がある。
粥状硬化に注意が必要=血液中のコレステロールや中性脂肪が血管の内壁に粥状に付着した場合に起こる。
動脈硬化症の症状
動脈=全身の組織に、酸素を含んだ血液を運ぶ=動脈硬化が進行=動脈の弾力性がなくなり、もろくなり、動脈の内側が狭くなる=血液が流れにくくなる。
そうなると、体の各組織は酸欠状態になる
①脳動脈硬化の場合=めまい、のぼせ、不眠、頭痛、物忘れなどの症状が出る。
悪化すると、①脳梗塞、②一過性脳虚血発作の原因となる。
②冠状動脈硬化の場合=心臓部の圧迫感、動悸、息切れなどの症状が出る。
①狭心症、②心筋梗塞などの原因となる。
動脈硬化症の治療=動脈硬化から起こる病気の予防=日常生活、生活習慣の改善。
①食生活 血液中のコレステロールを増やす動物性脂肪を控え、植物油や魚、海草、野菜を積極的に取る。肥満を防ぐ=食べ過ぎに注意。
②運動 有酸素運動=酸素を十分に血液に送る=血管のみならず、筋肉、骨を老化から守る
注意)=But=有酸素運動をすると、血液中に活性酸素が発生=これが動脈硬化を進行させる。
=活性酸素を取り除くために、カロチン、ビタミンE、ビタミンCなどを十分にとる。
③日常生活 タバコは動脈硬化の原因=睡眠、休養を十分にとり、ストレスをためない。
④薬物療法=降圧剤、脂質代謝改善剤、血管拡張剤などを服用する
=できれば、合成新薬に頼らず、まず第一に食事や日常生活の改善、第二に漢方薬、これが先決。
注意)動脈硬化による体の変化=更年期の症状に似ている(めまい、のぼせ、不眠などの症状)



(2)高血圧=血液が体のすみずみまでいきわたるには圧力が必要=血管壁に与える血液の圧力を血圧という。
心臓が収縮して血液を大動脈に送り出すとき血圧は最も高くなる=最高血圧
心臓が拡張して血液をため込むときは血圧が低くなる=最低血圧
WHO(世界保健機関)による血圧基準
最高血圧160以上、最低血圧95以上の両方、またはいずれかに当てはまる場合を高血圧という。
①高血圧の症状
初期=はっきりした症状はない=見逃したために重症になると合併症を起こす。
脳に影響すると、頭痛、耳鳴り、肩こり、めまい、眼底出血などが現れる。
心臓の症状では、息切れ、動悸、心臓の圧迫感などがある。
腎臓に影響すると尿蛋白が出たり、足がむくんだりする。
②高血圧の原因
高血圧=①本態性高血圧、②二次性高血圧
高血圧の大部分は本態性高血圧=原因がはっきりわからない=遺伝や食事、精神的なストレスなど
二次性高血圧は、原因が腎臓や内分泌の病気のために起こる。
高血圧の治療
①二次性高血圧は、原因となる病気を治療することが先決。
②本態性高血圧は、食生活と生活環境を改善=ストレスを少なくする。
食生活=塩分のとりすぎは禁物(調理には薄味を心がける=インスタント食品、外食の塩分に注意、肥満は高血圧を招く=体重のコントロール。
運動=ウォーキング、水泳、ジョギング、自転車=有酸素運動が効果的。
日常生活=ストレスをためない(上手に気分転換をはかる練習)
生活習慣を見直すと、血圧はかなりコントロールできる。
それでも改善されない場合は、調合漢方薬服用、鍼灸治療実施。
(注意) 更年期を迎えると、高血圧になることが少なくない=ホルモンバランスが崩れて自律神経の働きが不安定になる=肥満になりやすい
=家庭内でのストレスが多くなる時期=これらが原因と考えられる。
本態性高血圧の場合は更年期障害と区別する=高血圧は動脈硬化の進行を早め、脳や心臓の循環障害を引き起こす。
普段から血圧をチェックし、健康のバロメーターにするのがよい。



更年期の中期から後期になると、子宮など内性器や外陰部が委縮したり、かゆくなったり、萎縮性膣炎を起こしやすくなる。
性交時に痛みを感じたり、不正出血が起こることもある。(エストロゲンの減少と深く関係がある。)
(子宮がんや子宮筋腫、子宮頸管ポリープなどによる不正出血もある。=不正出血に気づいたら、専門家に相談。



「子宮筋腫」
子宮筋腫は子宮の筋層にできる良性の腫瘍。
筋腫ができる位置は子宮体部がほとんどで、頸部や膣部にできることはまれ。
女性の性器にできる腫瘍のなかで最も多い(30~40代の女性の3~4人に一人は子宮筋腫がある)
年齢的には40代が約半数を占め、ついで30代、50代となる。

子宮筋腫の症状=筋腫の大きさや位置によって違う。
子宮筋腫が子宮の表面にできて外側に飛び出す漿膜下筋腫、
筋腫が筋層内で発育する子宮壁内筋腫、
内側の粘膜のほうへ飛び出す粘膜下筋腫に分類。
一般的な症状=漿膜下筋腫は強い症状は出ない。子宮壁内筋腫は過多月経と月経痛、粘膜下筋腫は過多月経をおこす。
筋腫が小さいうちは、自覚症状がない、大きくなるにつれて、月経時に痛みがあったり、月経量が増えて貧血になる。
他には腰痛、動悸、息切れ、頻尿、便秘などの症状もある。
筋腫があっても、閉経してしまえば月経がなくなるため症状は出ない。
子宮筋腫の原因
筋腫の発生にはエストロゲンの作用が関係している。
性成熟期の30~50代に筋腫の発生が多く、エストロゲンが減少する更年期以降になると筋腫の発育は少ない、閉経後は委縮。
子宮筋腫の治療=子宮筋腫は良性の腫瘍なので、症状がなければ経過観察。
月経が長引いたり、月経量が多く、貧血状態になる、不正出血がある、月経痛がひどい、腰痛や頻尿の原因になるなど、
日常生活に支障がある場合は、治療が必要=年齢、症状、妊娠を希望するかどうかによって治療法を選ぶ。
これから妊娠、出産を望む人には筋腫だけを切除する子宮筋腫核手術を行う。
妊娠を望まず、症状に悩んでいる更年期の女性の場合には、子宮を全部とる子宮全摘手術を選ぶ。
薬物療法=卵巣からの女性ホルモンの分泌を抑える薬を処方。
子宮を手術で全部摘出した場合、月経はなくなるが、卵巣が残っているのでホルモンの分泌に変化はない。
子宮を失うことで精神的な衝撃を受け、性生活に自信を無くしてしまう女性も少なくないが、
性交時に相手の男性には何の違和感も感じないので女性側も特に支障はない。安心してよい。



「子宮内膜症」
子宮内膜が、本来の場所以外のところに発生し発育したしまう病気。
子宮筋層内に子宮内膜ができたものを子宮腺筋症=子宮自体が硬く大きくなる。
子宮以外の卵管、卵巣、骨盤腔などに、子宮内膜ができたものを子宮内膜症という。
性成熟期の30~40才代に多く、更年期以降には少ない。
子宮内膜症も子宮筋腫と同様にエストロゲンの影響を受ける。
更年期になってエストロゲンの分泌が減少すると増殖しなくなるが、急に小さくなることもない。
子宮内膜症の症状=子宮内膜症が発生した場所によって症状が異なる。
主症状は強い月経痛=下腹痛、腰痛、性交痛を伴う。月経量が増え貧血になる。
卵巣や卵管にできると不妊症の原因になる。
腹膜や直腸に発生すると、排便時に激しい痛みを感じる。
閉経すれば症状もなくなるが、性成熟期になってから現れた症状が重くなる傾向がある。
子宮内膜症の原因
子宮内膜は、受精卵が着床できるように、ホルモンの働きによって増殖し、妊娠が成立しなければ排出され月経となる。
この子宮内膜が子宮内腔以外の場所に定着してしまうことが原因。
正常ではない場所にできた内膜組織は、月経周期に従って増殖、出血を繰り返す。
そのため、定着した部分に血液がたまり、癒着、腫瘍、しこりができる。
子宮内膜症の治療=ホルモン療法と手術療法がある。
どちらの方法を選ぶかは、症状の強さや年齢、妊娠を望むかどうかで選択する。
「ホルモン療法」=子宮を保存しながら薬で症状を軽減する方法=性腺刺激ホルモンの分泌を抑制する=卵巣でのエストロゲンの生成をおさえる=偽閉経療法。
エストロゲンやプロゲストーゲンを投与し、ホルモンの分泌を妊娠と同じ状態にして、排卵を抑え、月経を止める偽妊娠療法。
「手術療法」=子宮内膜症を起こしている部分を切除する。
偽閉経療法の場合=症状が治まってもまた再発する。
重い症状に苦しんでいて、妊娠、出産を終え、閉経にはまだ時間がある場合=手術療法を選ぶ



「機能性出血」
正常の月経以外の性器からの出血を不正出血という
不正出血は、①器質性出血、②機能性出血がある。
①器質性出血は、子宮に病気があるために起こる出血=膣炎、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸部びらん、子宮頚管ポリープ、子宮がんなど。
②機能性出血は、卵巣の働きが低下し、ホルモン分泌が乱れることによって起こる出血=思春期や更年期に多く現れる。
特に更年期には無排卵性の月経や、黄体機能不全による出血がある。
機能性出血の症状=軽い一過性のもの=すぐ治まる=出血が続き、量が増えて、貧血になることもある。
機能性出血の治療=軽い出血は止血剤を用いる=出血が続く場合は、ホルモン剤を投与する。
機能性出血は、ホルモン療法で大部分は出血が止まる。
ホルモン療法で効果が出ない場合は、器質性出血である可能性がある。
血液の病気が疑われる場合は、性器出血の他にも症状があるはず。
更年期には卵巣機能が衰え、月経不順になりがち。
月経以外の出血が機能性出血なのか、器質性出血(病気による出血)なのか、原因もさまざま。
不正出血があったら、できるだけ早く婦人科を受診することをおすすめします。
月経が来ないから閉経だと思っていたら、妊娠だったというケースもある。
更年期には排卵のある月経周期の他に無排卵の月経周期が来る場合もある。
その区別は難しいので、若い頃よりむしろ避妊が難しいといえる。
更年期の妊娠は、胞状奇胎などの異常な妊娠になる可能性も高いので、
更年期から閉経期にかけても万一に備えて、上手に避妊すること。



「子宮膣部びらん」
膣の中へ出ている子宮のいちばん下の部分が赤くただれて見える(子宮膣部びらん)
「びらん」とは、表皮が欠損した状態をいう=子宮膣部びらんは特に問題なし。
成熟した女性の80~90%にみられる状態=心配なし。
子宮膣部びらんの症状
重い症状は、ほとんどなし、おりもの、出血、接触出血が時折みられる。
子宮膣部びらんの治療=症状がないものは、特に治療もなし。
びらんが大きくおりものや出血が多い場合=抗生物質や膣座薬を用いる。
繰り返し炎症を起こす場合は、専門家に相談。
子宮膣部びらんは、びらんが、がんに変化する心配はない。
赤くただれた状態は子宮頸がんの初期の状態と似ているので、繰り返し炎症を起こす場合は、専門家に相談。



「子宮頸管ポリープ」
子宮頸管ポリープの症状=子宮頸管の粘膜の一部が膣の方向に垂れ下がったもの。
粘膜が突出してこぶ状になっている状態をポリープという。子宮体部の粘膜にできるものもある。
どの年齢層にも発生するが、40~50才に多くみられる、症状がまったくないものも多い。
おりものが増えたり、不正出血、性交時の接触出血が起こることもある。



「子宮内膜炎」
子宮体部の内膜に細菌が感染して炎症が起こる病気
注意)名前が似ているので間違いやすいが、子宮内膜症とは別の病気。
子宮内膜炎の症状
初期は、おりものの増加、下腹部痛、性交時に少量の出血がみられる。
症状が進むと、下腹部の痛みが激しくなる、発熱や腰痛が現れる、血や膿の混じったおりもの、不正出血がある。
子宮内膜炎の原因
膣から大腸菌やブドウ球菌などが侵入し、膣炎→子宮頚管炎→子宮内膜炎という順で炎症が広がっていく。
さらに卵管炎、骨盤腹膜炎と引き続いて起こることもある。
タンポンやコンドームの出し忘れが原因で起こる場合もある。性感染症などがきっかけになる。
子宮内膜炎の治療
内診で子宮の腫れ具合などをみる。(膣内に挿入した手と腹部に置いた手で触診する)
子宮頸管の分泌物と血液検査によって、炎症の原因となる菌をつきとめる。
抗生物質、炎症を鎮める消炎剤を投与する。治療期間は2週間から1カ月くらいかかる。



「子宮下垂、子宮脱」
子宮下垂、子宮脱の症状
①子宮下垂は、子宮が膣の中にあるが、正常な位置より下がっている状態。
②子宮脱=子宮の一部、または全部が膣の外へ出ている状態。
下腹部に不快感があり、腰痛が起こる。
(子宮と一緒に膀胱や直腸が下がってくると、膀胱脱、直腸脱を起こすこともある。
尿失禁や頻尿になったり、膀胱炎を起こしやすくなる。
子宮下垂、子宮脱の原因=出産回数が多い人、難産で子宮を支える筋肉が緩んだ人によくみられる。
更年期以降は加齢によってエストロゲンの分泌が減少し、分泌が不規則になり、
膣や骨盤の筋肉の緊張がなくなり、子宮下垂や子宮脱を起こす。
体質も関係=全身の筋肉や結合組織の弱い人は子宮下垂を起こしやすい。
子宮下垂、子宮脱の治療
子宮下垂、子宮脱自体は治療の必要はないが、外陰部に出た子宮がこすれて炎症を起こし痛みを伴ったり、
指で押しても中に戻らない場合は、膣壁の縮小手術や会陰形成術などを行う。
腹圧がかかると子宮下垂は悪化する=長時間立ち続ける、お腹に力が入るような仕事はさける。



「膣炎」
更年期になると卵巣機能の衰えとともにエストロゲンの分泌が減り、膣内の酸とアルカリノバランスが崩れて自浄作用が働かなくなる。
そのため、抵抗力が弱まり、細菌に感染しやすくなる=膣炎になりやすい。
①萎縮性膣炎
老人性膣炎=膣内に細菌が感染、膣粘膜が乾燥して、ひび割れする、炎症を起こす、
更年期以降の女性に多く、40代後半から50代に入ると増加する。
年齢的には若くても、卵巣嚢腫などの病気で、卵巣を摘出した場合は、ホルモン分泌が変化するため萎縮性膣炎が起こりやすい。
萎縮性膣炎の症状=おりものが増え、血液が混ざる、かゆみや痛みは少ないが、性交痛を感じることがある。
萎縮性膣炎の原因=閉経が近づいて卵巣機能が衰えると、膣内の自浄作用が低下する。
抵抗力が弱まり、大腸菌やブドウ球菌などの細菌が侵入し感染する。
膣粘膜も乾燥して弾力性がなくなり出血する。
膣炎には、①トリコモナス原虫によって起こるトリコモナス膣炎や、②カビの一種であるカンジダ菌によるカンジダ膣炎がある。
感染経路は性交による感染がもっとも多く、他に入浴なども考えられる。
おりものが増える、外陰部、その周辺の激しいかゆみやほてり。
①トリコモナス膣炎=抗トリコモナス剤の膣剤や内服薬を用いる。
性生活で夫から妻へ、妻から夫へ感染しあうことがあるので(ピンポン感染)、夫婦同時に薬を服用して治療する。
②カンジダ膣炎=抗真菌性の抗菌物質剤を使用する。
症状がなくなっても薬を勝手にやめたりすると、再発を繰りかえす。完治するまで根気よく治療を続ける。



「卵巣腫瘍」
卵巣は子宮の近くにある左右一対の臓器=卵巣には腫瘍ができやすい=膣や子宮に比べ体の奥にあるので異常を発見するのが難しい。
卵巣腫瘍は、①嚢胞性腫瘍と②充実性腫瘍に分けられる。
①卵巣嚢胞性腫瘍=卵巣嚢腫ともいい、一般には良性、まれに微小な悪性部分を持つこともある。
初期には自覚症状なし、かなり大きくなってから下腹部がふくれた感じを持つ、腰痛や排尿障害などが出る。
卵巣嚢腫の悪性が少しでも疑われる場合は手術をする。
②卵巣充実性腫瘍=卵巣が固く大きくはれる病気=約5%が卵巣がんなどの悪性腫瘍。
卵巣がんの初期には自覚症状なし、かなり大きくならないと体の外から固いしこりに気づかない。
肥満だと思い込んで発見が遅れる場合もある=進行すると腹痛や下腹部が張った感じなどがあらわれる。
腫瘍が良性の場合は、腫瘍のある側の卵巣だけ切除。
卵巣がんなど悪性の場合は再発する確率が高いので、両側の卵巣と子宮を切除する場合が多い。
(腫瘍の広がり、悪性度、年齢、出産を希望するかどうかによって、切除する範囲を決める)



「乳癌」
乳房および周囲にある乳腺に発生する悪性腫瘍。
動物性油脂を多くとる食生活の欧米化に伴って、日本女性にも乳がんの発生率が増加。
年齢では、40代がピーク、次いで50代、60代、30代の順に多く発生。
乳房に、しこりができる。自分の手でふれることができるので、早期に発見しやすい。
乳がんのしこりは、硬くてコリコリした感じ、ほとんどの場合痛みはなし。
しこりが大きくなると、皮膚がひきつれて乳頭や乳房がへこんだり変形することがある。
乳頭から分泌物がみられることもある。初期の小豆大のしこりはちょっとふれただけでは確認できない。
指の腹を使って軽く押しながらなでるようにさぐると、しこりの中心部の奥の方に、かたいしんのような感触がある。
乳がん以外にも、乳腺炎、乳腺症、乳腺繊維腺腫などに似たようなしこりができる。
子宮体がんや卵巣がんと同様に、女性ホルモンと深い関係がある。
家族に乳がん患者を持つ人、出産経験のない人、高年初産の人、肥満の人がかかりやすい。
「乳癌の治療」
手術療法が中心=乳がんの進行状況によって乳房切除の範囲が変わる。
手術後に、放射線療法、化学療法、ホルモン療法、免疫療法、漢方薬などを行い、効果を補強する。
乳がんは、早期発見、早期治療によって完全に治る確率が高く、不治の病ではない。
乳癌の初期には、しこり以外の症状が出ないため、自分でチェックして発見するのが一番。
月に一度、自己検診日を決めて、乳房をチェックする習慣をつける。
年一回の定期検診を受ける。

    

「子宮がん」=子宮の入り口付近にできる①子宮頸がん、子宮の奥の子宮体にできる②子宮体がんの2つ。
日本では頸がんの割合が多く、子宮がんの約9割を占めている。最近は体がんの発生が増えている。

①子宮頸がん=膣につながっている子宮頸部にできる癌。40代の女性に多くみられる。
早い時期には自覚症状がない=進行すると、不正出血、性交時の摂食出血が起こる。
さらに症状が進むと、性器から断続的、または持続的に出血があり、出血量も増える。
子宮頸がんの原因
子宮頸がんは、扁平上皮がんと腺がんにわけられる。大部分が扁平上皮がんで、これは性体験のない女性には発生しない。
男性との性生活を持った女性=早婚、妊娠、出産回数の多い人=性体験を豊富に持った女性がかかりやすい。
しかし、頸がんの発生の確実な原因はまだ不明=男性との性体験を持つ女性は誰でも頸がんかかる可能性はある。
子宮頸がんの治療=子宮頸がんは、早期に発見されれば、ほぼ100%完全に治り、再発することもない。
進行の度合いによって切除する範囲は異なり、ごく早い段階で発見されれば、がんができている部分だけをとって子宮を残すこともできる。
5年以内に再発がなければ完治とみなす。
子宮頸がんは初期の段階にはほとんど無症状。早期発見するには、子宮がんの定期検診を受けること。
がんの発生を見過ごさないように、1年に1回、月経不順のときには2回の子宮がん検診を受ける。
不正出血や性交時の接触出血があったら注意。



②子宮体がん=子宮頸部よりも奥の体部にできるがん。更年期から閉経後の50~55才が最も多く、ついで60代が多い。
子宮体がんの症状=初期のうちから不正出血があるが、無症状のこともある。
性器からの不正出血や、いったん閉経した人が、月経が再開したかのような不正出血に気ついた場合は注意。
おりものに血や膿が混じって悪臭を伴っていたり、量が増えた場合も注意。
子宮体がんの原因
原因は不明=閉経後に長期にわたってエストロゲンを服用した人に発生する率が高い=エストロゲンと子宮体がんには何らかの関係がある。
子宮体がんは、肥満、糖尿病の人、出産経験がない、不妊症、閉経が遅い人にやや多く見られる。
子宮体がんの治療法=手術療法を行うことが多い。症状によっては放射線治療やホルモン療法、抗がん剤療法を併用する。
30歳を過ぎたら、体質的要因がない人でも、積極的に子宮体がん検診を受ける。がんは早期発見、早期治療が一番。
子宮体がんの検査
子宮腔内に細い管やブラシを挿入して細胞を採取する(検査当日は感染をおこさないように入浴や性交を控える。



大ベストセラー 光文社・カッパブックス

    

認知症・アルツハイマーは、もう怖くない 「脳を守る漢方薬」 岡山大学 医学博士 大山博行 著




特集① 生理の悩み

「生理不順」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
女性は卵巣の中に100万~200万個の原始卵胞を持って生まれてくる。
思春期になると毎月、その中のたったひとつの原始卵胞が成熟して排卵され、受精を待つ。
子宮内では、そのための準備をはじめてホルモンを分泌し着床しやすい状態をつくる
ここで受精が成立すれば妊娠。受精しなければ、受精するために整った子宮内膜ははがれて出血。
これが思春期から閉経期まで毎日くり返されていく。
ホルモンが大きく関与している、生理の状態はその分泌によって左右される、ホルモン分泌はさまざまな要因によって変化する。

「生理の周期が一定しない」 平均的な月経周期は28日。
25~38日でめぐってくるなら正常範囲。
月によって4~5日遅れたり早まったりするのはよくあること、6日程度であれば特に心配なし。
生理の周期はホルモンによって左右される。
ホルモンはストレスや生活環境の変化、無理なダイエットなどの要因に影響を受けやすく、バランスがくずれて周期が乱れることがある。
ホルモン分泌の環境が整えば生理の周期も安定してくる、一時的な生理不順ならば問題なし。
頻繁に乱れるようなら、専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理が遅れがち」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間隔が39日以上あくものを「稀発月経」という。
生理がきてから排卵するまでの間が長いために、生理と生理の間隔があいてしまう。
少なくとも50日に一度は定期的に生理があるというのであれば、特に、大きな問題はありません。
ただし、正常な範囲で生理がこないケースでは、排卵しているか、排卵していないか、をきちんと見極めておく必要がある。
その方法は、まず基礎体温をつけること。
基礎体温をつけてみて、低温期と高温期が2相にわかれているか、高温期が2週間程度つづいているかを見る。
体温表がこのように推移していれば、排卵しています。
逆に、高温期がはっきりせず、期間も短いといったケースでは無排卵月経、つまり、生理があっても排卵をしていない。
ただ、無排卵であっても2ヶ月に1度程度定期的に生理があるようなら、排卵が起こってくるケースもある。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
しかし、3カ月以上生理がこないことが頻繁である場合は不妊症になる可能性大  → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
年に2~3回しか生理がこないという人 → 専門家に相談=調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大。

「生理が月に何度もある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
稀発月経とは反対に、月に何度か生理がある場合は「頻発月経」という。24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいう。
生理の周期はストレスなどの影響を受けやすいので、一度二度、あるいはたまに生理の間隔が短いことがあっても、特に心配はいらない。
ただし、慢性的に頻発月経が起こる場合は注意。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
頻繁に生理がやてくるときは、稀発月経同様、排卵のあるものと無排卵のものとがあり、不妊症になる可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
基礎体温を計って排卵の有無を確認する。
頻繁に生理がある場合は、出血が生理によるものでないことも考えられる。
子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などによる不正出血。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
あるいは非特異性膣炎などがある場合にも出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「生理の期間、量に乱れがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が2日以内と極端に短いものを「過短月経」という。8日以上生理がつづくものを『過長月経』という。
また、生理期間は通常でも出血量が極端に少ない場合は「過少月経という。
生理はふつう、4~7日が正常な生理期間とされている。
1~2日と少ない場合は「無排卵月経」である可能性がある。
生理が8日以上つづき量が少ない場合は、不妊症につながる無排卵月経の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
慢性的に生理の周期が不順である場合には要注意=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理周期は順調、出血量が少ない、場合は、注意。
子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が減ってくる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
逆に、出血量が多くなる場合も注意。子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が増える。(どちらもある=子宮筋腫、子宮内膜症の病状)
今までは、正常だったのに、ある時期から生理期間が長くなったといったときも、これらの病気が疑われる。
また、子宮頸管ポリープ、子宮体ガンなどの病気が隠れていることもある。専門家に相談。

「生理の量が多く、痛みがひどい」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンとナプキンを使ってももれる。 量の多さには個人差がある。 通常の出血量は180ml前後。
生理期間が正常で、2~3日目に、出血量の増える程度なら、問題なし。
特に20代は出血の量は多いのが普通。
貧血を起こすほど多い=「過多月経」の場合は子宮筋腫、子宮内膜症などが疑われる。専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
また、まれに、ジャーッと大量に出血する場合もある。
20歳未満、あるいは更年期に起こることが多く、原因はホルモンの分泌異常=輸血が必要になるほどなら、きちんとホルモン治療を受ける必要がある。

「レバーのようなかたまりがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血量の多さよりはむしろ、生理血中にレバーのようなかたまりがある場合は病気のサインと判断する。
疑われるのは「子宮内膜症」、「子宮筋腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている膜が子宮内腔以外に飛び出して増殖する病気。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
レバー状のかたまりが見られ、生理痛がだんだんひどくなっていくときは、子宮内膜症が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②子宮筋腫はまったく無症状で進行する場合もあるが、レバー状のかたまりが見られたり、出血が多くなったり、
さらに、筋腫が大きくなると臓器を圧迫して頻尿、便秘、腰痛などの症状が出てくる。
おりものに異常が見られるなど、筋腫ができる場所のよって、あらわれる症状が違う=総合的に症状を見ながら判断する。

「生理痛で寝込んでしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理中は多かれ少なかれ、生理痛はある。 この痛みの正体は、「機能性生理痛」と「器質性生理痛」である。
①「機能性生理痛」は、10代~20代前半では子宮口が未成熟で狭いため、子宮内から出てくる血液が押し出されるときに痛みを感じる。
さらに年代が進むと、子宮を伸縮させる物質であるプロスダグランディンの分泌が多くなり、そのために痛みが強く出る。
プロスタグランディンの分泌が多い人は、より痛みを強く感じるという仕組みである。
痛みは下腹部から腰にかけて感じることが多いが、放散痛といって、足の付け根やおなかまわり全体に広がることもある。
生理痛がひどく、日常生活にまで影響をおよぼす場合を「月経困難症」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが影響している。
症状としては、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労感、下痢など、さまざま → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②「器質性生理痛」は病気が原因で起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
考えられる病気は「子宮筋腫、子宮内膜症」などの子宮の病気、卵巣腫瘍などの卵巣の病気。
一般の鎮痛剤を飲んでも効かない、さらに生理痛がひどくなる、お腹周辺以外にも痛みがある場合=専門家に相談



「生理日以外にも痛みがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が終わっても、2週間ほどしたら、また痛みを感じる」という人
生理が終わって2週間は、ちょうど排卵日になる。
左右の下腹部にチクリとした痛みを感じる場合は、まず「排卵痛」が考えられる。=問題なし
これは排卵を促す卵巣ホルモンのバランスの変化によるもので、少量の出血をみる場合もある。
生理予定日の前に感じる下腹部痛は生理の前触れと考えてよい=問題なし。
ただし、生理痛のような痛みが、生理以外にも下腹部に感じる場合は病気のサインである。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「月経前緊張症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
これは生理がやってくる1週間ほど前から下腹部痛があらわれたり、むくみ、頭痛、だるさ、イライラなどといった、
いわゆる自律神経失調症があらわれるもの。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
症状の程度は、人それぞれだが、心と体に不快を訴える人=月経前緊張症

「生理でもないのに出血がある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間に出血する=生理が終わって排卵日を迎えるころ、少量出血する事があるが、これは排卵期出血(中間期出血)と呼ばれるもの。
卵巣ホルモン分泌が一時的に低下するために起こるもの=問題なし。
軽い下腹部痛はあるものの2~3日程度でおさまるのが通常である。
出血は、鮮血ではなく、おりものに混じって「茶色」で確認される場合もある。
ただし、生理の周期が一定しないで、出血量や時期が乱れる「月経不順」がある場合で、
1週間以上、少量の出血がつづく場合は、ホルモンの乱れによる排卵異常の可能性大。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮筋腫、子宮ガンの可能性もある。=専門家に相談。

「生理の数日前に出血する」 → 次の生理が始まる頃に出血する、また生理スタート日より遅れて少量出血する=妊娠の可能性大。
受精卵が子宮内膜に着床するときに自然に起こる反応で、妊娠を希望しているのであれば、まったく問題なし。
妊娠していない場合で、生理前に少量の出血がある場合は、黄体ホルモンの乱れが考えられるが、生理の一種と考えてよい、問題なし。
ただし、大量に出血して痛みをともなう場合は、「子宮筋腫」が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「不規則に出血する」 出血が不規則に続いている場合は、なんらかの異常が発生している
=子宮の病気、卵巣の病気、膣に起こる炎症性疾患(感染の病気)原因となる可能性大。
専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理がない」 「まだ初経がない」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
平均的な初経年齢は10~16歳。17歳で初経がまだないという場合は問題となる=原因を探らなければならない。
比較的多いの原因は、処女膜が閉鎖されている場合。
子宮や卵巣は正常にはたらいて月経血も排出されているのに、処女膜が閉鎖されていて膣内に月経血がたまっている状態=外科的治療で治癒。
精神的、肉体的なストレスが原因となっている場合。
人間関係、受験によって受けるストレス、小さい時から運動(ダンス、バレエ、体操、柔道など)を継続しているために受ける肉体的なストレス、
ダイエットも影響する。(最近は、小学生でもダイエットという言葉を口にする時代。無理なダイエットで体重が減少して初経が遅れる場合もある。
ホルモンのメカニズムに障害がある場合、染色体に異常がある場合もある=基礎体温をつけたうえで、専門家に相談する。

「生理が止まってしまった」 「妊娠以外で生理が止まってしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
原因は、ストレス、無理なダイエット、激しいスポーツ、そしてなんらかの病気が隠れている場合。
原因として一番多いのはストレス。 脳の視床下部がストレスの影響で狂い、視床下部からの命令系統が狂い、
月経誘発に影響がおよび、ホルモンのバランスが乱れて生理が止まる。
激しいスポーツも、極度の疲労からホルモンバランスを乱す。
最近では、食事をとらないなど無理なダイエットをしたことによって生理が止まる若い女性も増えている。
栄養の行き渡らない子宮や卵巣は機能を低下させて生理が止まる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
無月経の状態が長くつづくと、子宮が萎縮したり、卵巣の機能が衰えて不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が止まり、膣の上皮がもろくなると、セックスとしたときに出血したり、痛みが起こる。
3カ月以上生理が止まっている場合は専門家に相談。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が月に何度もある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
稀発月経とは反対に、月に何度か生理がある場合は「頻発月経」という。24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいう。
生理の周期はストレスなどの影響を受けやすいので、一度二度、あるいはたまに生理の間隔が短いことがあっても、特に心配はいらない。
ただし、慢性的に頻発月経が起こる場合は注意。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
頻繁に生理がやてくるときは、稀発月経同様、排卵のあるものと無排卵のものとがあり、不妊症になる可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
基礎体温を計って排卵の有無を確認する。
頻繁に生理がある場合は、出血が生理によるものでないことも考えられる。
子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などによる不正出血。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
あるいは非特異性膣炎などがある場合にも出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「生理の期間、量に乱れがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が2日以内と極端に短いものを「過短月経」という。8日以上生理がつづくものを『過長月経』という。
また、生理期間は通常でも出血量が極端に少ない場合は「過少月経という。
生理はふつう、4~7日が正常な生理期間とされている。
1~2日と少ない場合は「無排卵月経」である可能性がある。
生理が8日以上つづき量が少ない場合は、不妊症につながる無排卵月経の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
慢性的に生理の周期が不順である場合には要注意=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理周期は順調、出血量が少ない、場合は、注意。
子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が減ってくる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
逆に、出血量が多くなる場合も注意。子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が増える。(どちらもある=子宮筋腫、子宮内膜症の病状)
今までは、正常だったのに、ある時期から生理期間が長くなったといったときも、これらの病気が疑われる。
また、子宮頸管ポリープ、子宮体ガンなどの病気が隠れていることもある。専門家に相談。

「生理の量が多く、痛みがひどい」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンとナプキンを使ってももれる。 量の多さには個人差がある。 通常の出血量は180ml前後。
生理期間が正常で、2~3日目に、出血量の増える程度なら、問題なし。
特に20代は出血の量は多いのが普通。
貧血を起こすほど多い=「過多月経」の場合は子宮筋腫、子宮内膜症などが疑われる。専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
また、まれに、ジャーッと大量に出血する場合もある。
20歳未満、あるいは更年期に起こることが多く、原因はホルモンの分泌異常=輸血が必要になるほどなら、きちんとホルモン治療を受ける必要がある。

「レバーのようなかたまりがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血量の多さよりはむしろ、生理血中にレバーのようなかたまりがある場合は病気のサインと判断する。
疑われるのは「子宮内膜症」、「子宮筋腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている膜が子宮内腔以外に飛び出して増殖する病気。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
レバー状のかたまりが見られ、生理痛がだんだんひどくなっていくときは、子宮内膜症が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②子宮筋腫はまったく無症状で進行する場合もあるが、レバー状のかたまりが見られたり、出血が多くなったり、
さらに、筋腫が大きくなると臓器を圧迫して頻尿、便秘、腰痛などの症状が出てくる。
おりものに異常が見られるなど、筋腫ができる場所のよって、あらわれる症状が違う=総合的に症状を見ながら判断する。

「生理痛で寝込んでしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理中は多かれ少なかれ、生理痛はある。 この痛みの正体は、「機能性生理痛」と「器質性生理痛」である。
①「機能性生理痛」は、10代~20代前半では子宮口が未成熟で狭いため、子宮内から出てくる血液が押し出されるときに痛みを感じる。
さらに年代が進むと、子宮を伸縮させる物質であるプロスダグランディンの分泌が多くなり、そのために痛みが強く出る。
プロスタグランディンの分泌が多い人は、より痛みを強く感じるという仕組みである。
痛みは下腹部から腰にかけて感じることが多いが、放散痛といって、足の付け根やおなかまわり全体に広がることもある。
生理痛がひどく、日常生活にまで影響をおよぼす場合を「月経困難症」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが影響している。
症状としては、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労感、下痢など、さまざま → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②「器質性生理痛」は病気が原因で起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
考えられる病気は「子宮筋腫、子宮内膜症」などの子宮の病気、卵巣腫瘍などの卵巣の病気。
一般の鎮痛剤を飲んでも効かない、さらに生理痛がひどくなる、お腹周辺以外にも痛みがある場合=専門家に相談



「生理日以外にも痛みがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が終わっても、2週間ほどしたら、また痛みを感じる」という人
生理が終わって2週間は、ちょうど排卵日になる。
左右の下腹部にチクリとした痛みを感じる場合は、まず「排卵痛」が考えられる。=問題なし
これは排卵を促す卵巣ホルモンのバランスの変化によるもので、少量の出血をみる場合もある。
生理予定日の前に感じる下腹部痛は生理の前触れと考えてよい=問題なし。
ただし、生理痛のような痛みが、生理以外にも下腹部に感じる場合は病気のサインである。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「月経前緊張症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
これは生理がやってくる1週間ほど前から下腹部痛があらわれたり、むくみ、頭痛、だるさ、イライラなどといった、
いわゆる自律神経失調症があらわれるもの。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
症状の程度は、人それぞれだが、心と体に不快を訴える人=月経前緊張症

「生理でもないのに出血がある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間に出血する=生理が終わって排卵日を迎えるころ、少量出血する事があるが、これは排卵期出血(中間期出血)と呼ばれるもの。
卵巣ホルモン分泌が一時的に低下するために起こるもの=問題なし。
軽い下腹部痛はあるものの2~3日程度でおさまるのが通常である。
出血は、鮮血ではなく、おりものに混じって「茶色」で確認される場合もある。
ただし、生理の周期が一定しないで、出血量や時期が乱れる「月経不順」がある場合で、
1週間以上、少量の出血がつづく場合は、ホルモンの乱れによる排卵異常の可能性大。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮筋腫、子宮ガンの可能性もある。=専門家に相談。

「生理の数日前に出血する」 → 次の生理が始まる頃に出血する、また生理スタート日より遅れて少量出血する=妊娠の可能性大。
受精卵が子宮内膜に着床するときに自然に起こる反応で、妊娠を希望しているのであれば、まったく問題なし。
妊娠していない場合で、生理前に少量の出血がある場合は、黄体ホルモンの乱れが考えられるが、生理の一種と考えてよい、問題なし。
ただし、大量に出血して痛みをともなう場合は、「子宮筋腫」が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「不規則に出血する」 出血が不規則に続いている場合は、なんらかの異常が発生している
=子宮の病気、卵巣の病気、膣に起こる炎症性疾患(感染の病気)原因となる可能性大。
専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理がない」 「まだ初経がない」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
平均的な初経年齢は10~16歳。17歳で初経がまだないという場合は問題となる=原因を探らなければならない。
比較的多いの原因は、処女膜が閉鎖されている場合。
子宮や卵巣は正常にはたらいて月経血も排出されているのに、処女膜が閉鎖されていて膣内に月経血がたまっている状態=外科的治療で治癒。
精神的、肉体的なストレスが原因となっている場合。
人間関係、受験によって受けるストレス、小さい時から運動(ダンス、バレエ、体操、柔道など)を継続しているために受ける肉体的なストレス、
ダイエットも影響する。(最近は、小学生でもダイエットという言葉を口にする時代。無理なダイエットで体重が減少して初経が遅れる場合もある。
ホルモンのメカニズムに障害がある場合、染色体に異常がある場合もある=基礎体温をつけたうえで、専門家に相談する。

「生理が止まってしまった」 「妊娠以外で生理が止まってしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
原因は、ストレス、無理なダイエット、激しいスポーツ、そしてなんらかの病気が隠れている場合。
原因として一番多いのはストレス。 脳の視床下部がストレスの影響で狂い、視床下部からの命令系統が狂い、
月経誘発に影響がおよび、ホルモンのバランスが乱れて生理が止まる。
激しいスポーツも、極度の疲労からホルモンバランスを乱す。
最近では、食事をとらないなど無理なダイエットをしたことによって生理が止まる若い女性も増えている。
栄養の行き渡らない子宮や卵巣は機能を低下させて生理が止まる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
無月経の状態が長くつづくと、子宮が萎縮したり、卵巣の機能が衰えて不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が止まり、膣の上皮がもろくなると、セックスとしたときに出血したり、痛みが起こる。
3カ月以上生理が止まっている場合は専門家に相談。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



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特集② 「おりもの」の悩み

おりものは、子宮頸管粘液や膣の粘膜からの分泌物、
子宮の入り口や膣の上皮が新陳代謝によってはがれ落ちたもの、
外陰部の分泌物などが混じり合ったもの。
膣をうるおして、外部からの雑菌の侵入を防いだり、排卵期には精子を子宮に入りやすくして受精を助けるはたらきをしている。
通常と違う場合、状態は、必ず病気のサインとなる。



「おりものの量が多い」 生理と生理の間に量がふえる
おりものは女性ホルモンの分泌と密接な関係がある。
個人差はあるが、ホルモン分泌のさかんな成熟期には量が多い。
卵巣の働きが衰えてくる40歳を過ぎると少なくなり、ホルモンの分泌が止まる閉経後は、おりものの量も極端に少なくなる。
おりものの量は、生理周期によっても変化する。
排卵の前期(卵胞期)から徐々に多くなり、排卵期をピークにそれ以降(黄体期)は減少、生理直前に少なくなる。
おりものの量が多くなったと感じるのが排卵期であれば、
それは子宮頸管粘液の分泌が増して、精子と卵子が受精しやすいようにする、正常な体の変化、生理的なものであり、問題なし。
おりものの「周期」は基礎体温で判断できる。

「おりものの色」
生理の周期によって、おりものは、「色」「状態」「におい」に微妙な変化があらわれる。
排卵の前期は半透明か、薄いクリーム色で粘り気のないおりものが普通。
排卵日が近づくと、粘り気が出てきて生卵の白身のようにドロッとした感じになる。この時も透明に近い白色。
排卵日以降は、透明度は少なくなり白濁した感じになる。粘度も強い。
生理直前になると、粘度に加えてにおいも強くなる。
おりものがこのような変化をしているなら、多少量が多くても問題なし。
子宮膣部びらんに起因している場合。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
透明に近い白または薄いクリーム色だったおりものが黄色に濃く変化している場合
=大腸菌やブドウ球菌などの一般的な細菌によって起こる非特異性膣炎が考えられる。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
においが強くなるのが特徴。雑菌が膣部より奥に入り込んで炎症を起こす子宮頸管炎の場合。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンやコンドームを置き忘れて起こる場合もある。 どの場合も「おりもののにおいは強くなる。」
「粘り気がない」と「ドロッとした感じ」を比較するには、指にとって確認するのがわかりやすい。
糸を引くように伸びるのが「ドロッとした感じ」。
また、おりものは酸性なので空気にふれるとにおいが強くなったり、黄色に変化する。
下着についた色やにおいで判断するのではなく、直接おりものにふれて判断する。



「おりものが、水っぽくサラサラしている」
立ち上がった瞬間に水っぽいおりものが出る、という女性は多い。
「尿が漏れたのかと思った…」と表現する人もいる。
排卵期が近づくにつれて水っぽいおりものが増えるのは問題なし。
ただ、1日に何度も下着を取り替えなければならないほどおりものの量が増え、排卵日以外にも多く出る場合。
=子宮筋腫、子宮内膜症が潜んでいる可能性がある=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
水っぽくてサラサラしたおりものはトリコモナス膣炎の初期症状であることも考えられる。
その場合はかゆみを伴う。 かゆみがなければ、まず問題なし。
ただし、水っぽいおりものが色が濃く、においもに強くなる場合は注意。
クラミジアに感染した場合も、最初水っぽいおりものが出る。
症状の出にくい病気だが、下腹部に痛みがあらわれ、発熱する。
若い世代に増えている性感染症のひとつ。



「おりものが、かゆみを伴う。」
女性生殖器は、分泌物があり、いつも湿った状態にあるので、女性にとって「かゆみ」は、比較的多くの人が感じている不快感になる。
かゆみから解放される手段は、下着をこまめに取り替える、おりもの用の生理用品を利用する、こまめに入浴するなど、いろいろ考えられる。
まず、かゆみを起こさないように基本的に清潔を保ったうえで状態を判断する。
清潔にしていても、かゆみをともなうときは、病気のサインでもあることが多い。
かゆみがあり、豆腐カスのようにボロボロしたおりものの場合=カンジダ膣炎、
色が黄色みを増して膿のような状態で悪臭もある場合=非特異性膣炎、トリコモナス膣炎、淋病に感染している疑いがある。



「おりもののにおいがきつい」 甘酸っぱいにおいがする
おりものは、ほとんどの場合無臭であるが、膣の中は、「酸性」という特性を持っているため、多少甘酸っぱいにおいがすることがある。
おりもののにおいは生理前に強くなるのが特徴。この時期ににおいが強くなったと感じても、まったく問題なし。
おりものの「におい」には、病気のサインが隠されていることが多いので、自分のおりものが通常どんな状態なのか、
生理の周期にともなってどう変化するのかを知っておくことが大事。
基礎体温を計るとその変化がわかる。
おりものが下着について時間が経った場合は、においは強くなる。



「おりものが、ツーンと鼻につくにおい」 においに関する感じ方は人それぞれである。
どんな臭いがあるかを表現する言葉もさまざまである。
ふだんはほとんど無臭が常識のおりものであるが、「甘酸っぱい」という表現も、
においが強いと感じることがあるので、基本は「いつもよりにおいが強い」ということになる。
においが強くなる場合は、その他の症状も同時に起こっている。
黄色っぽい膿のような、おりものがあって「ツーンと鼻につくにおい」
あるいは「チーズを焼いたときのようなにおい」があるとき=トリコモナス膣炎が疑われる。
おりものにはこまかい泡が混じっていいることもある。
外陰部に、はげしいかゆみがともなっているなら、まずトリコモナス膣炎に間違いない。
性感染症の一種で、セックスの数日後に出るのが通常。



「おりものが茶褐色をしている」
生理前に臭いが強くなり、おりものが薄茶色がかった色に変化することがある。
これは月経血が少しずつ出てきたことによるもので、病的なものではない。
ただし、生理前ではないのににおいが増し、茶褐色のおりものがあるケースでは非特異性膣炎の可能性がある。
茶褐色に少量の出血(不正出血)がみられるようなら別の病気も考えられる。→ 専門家に相談

「おりものの「状態」が豆腐カスのような感じである」
おりもののにおいが強く、生理の周期に準じた変化から逸脱した状態=病気のサイン
においが強くて「豆腐カスのような状態のおりもの」があるとき=カンジダ膣炎の可能性大
この場合、膣内や外陰部に強いかゆみをともなう=カンジダ膣炎の可能性大

漢方を現代病に活かす! 漢方専門 大山漢方堂薬局 TEL: 0283-22-1574
大山漢方堂薬局 附属 大山鍼灸院 TEL: 0283-22-1389
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大山鍼灸院では、まったく安全な、
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「セイリン鍼」を使用しています。

大山鍼灸院で使用している「セイリン鍼」は、
製品の素材選定から、製造出荷までを、すべて国内一貫生産、純日本製です。
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鍼灸業界初のグッドデザイン賞も受賞しています。

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特集③ 陰部の悩み(性器=女性生殖器)

「陰部(性器、生殖器)に、かゆみ、痛みがる」
性感染症はセックスによって感染する病気の総称。
カンジダ、トリコモナス、クラミジアなど主なものだけでも18~20種類くらいある。
性器周辺に「かゆみ」や「痛み」がある場合の多くは、なんらかの性感染症にかかっている疑いがある。
性器周辺はいつも湿った状態なので、雑菌に感染したことによって起こるものもある。
不快な状態を取り除くためには、まず第一に、「清潔」にすること、
その上で、さまざまな「状態」を観察して、病気を予防、早期発見する。

 

「陰部(性器、生殖器)の部分がかゆい」 症状はかゆみだけ → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
性器周辺には腋の下と同じように、タンパク質や脂肪分を分泌するアポクリン腺が存在しているため、
汗をかいたり、ムレた状態が長くつづくとにおいやかゆみが発生する。
また、尿道や肛門が近くにあるので、おりものや尿、便などで不潔になりがち=かゆみが発生しやすい場所になる。
症状が、「かゆみだけ」の場合=「外陰炎」の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
湿ってふやけた皮膚がすれて炎症を起こしたり、傷ができてしまい、ヒリヒリとして痛みを感じることもある。
外陰炎には傷から細菌が感染して起こる「感染性外陰炎」 → 調合漢方薬服用可能、
下着による摩擦やかぶれ、股ずれやアレルギーなどによって起こる「非感染性外陰炎」 → 調合漢方薬服用可能、
また、「尖圭コンジローム」の可能性もある。 → 調合漢方薬服用可能
これは性感染症の一種で、外陰部や肛門のあたり、膣口、小陰唇の内側などに先端のとがったイボのような米粒~大豆大の腫瘍ができる。
腫瘍が小さいうちは無症状であり、イボができたことで自覚する。大きくなるとかゆみが出る。



「おりものが、いつもと違う」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
かゆみがあり、おりものの状態がいつもと違う場合=何らかの異常が起こっている可能性大。
黄色あるいはクリーム色でにおいのあるおりものが増えてきたときは「非特異性膣炎」、 → 調合漢方薬服用可能
外陰部、膣内に「痛痒い」かゆみがあって、おりものに豆腐カスのようなかたまりがみられたら「カンジダ膣炎」 → 調合漢方薬服用可能
かゆみの感じ方は、さまざまで「ピリピリするような」あるいは「しみるような」かゆみと表現する人もいる。
かゆみがあって、黄色あるいは緑がかった色をして膿のようなものが混じっている場合は「トリコモナス膣炎」 → 調合漢方薬服用可能
「膣の中が熱い」感じのかゆみがある。
おりものの量が増えて外陰部にかゆみがある場合は、「淋病」の可能性もある。



「陰部(性器、生殖器)の部分が痛い」 痛みは外陰部にある。 → 調合漢方薬服用可能
外陰部に痛みを覚える病気は、「性器ヘルペス」がある=性感染症の一種で、クラミジアに次いで多い感染症。。 → 調合漢方薬服用可能
最初は外陰部に軽いかゆみを覚え、しだいに強い痛みとなってあらわれる。
外陰部がはれ、米粒大くらいの水泡ができ、それが破れると下着がふれただけでも飛び上がるほどの痛みとなる。
膣の入り口の左右両側の小陰唇の皮下にあるバルトリン腺が炎症を起こして痛みが出る場合=「バルトリン腺炎」。 → 調合漢方薬服用可能
大腸菌(淋病の場合もある)などの細菌がバルトリン腺に侵入して起こる。
バルトリン腺の開口部がふさがっていて分泌物が出なくなって起こる場合=「バルトリン腺のう胞」。 → 調合漢方薬服用可能
しだいに大きくなり、歩くのも困難な、激しい痛みがある。
膣の入り口あたりがヒリヒリと痛む場合はバルトリン腺の異常が疑われる。。 → 調合漢方薬服用可能
また、カンジダ膣炎は、かゆみとともに痛みで自覚することもある。痛みは膣内、外陰部におよぶ。。 → 調合漢方薬服用可能



「痛みが下腹部にある」 下腹部に起こる痛みは、さまざまな状況が考えられる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能 →効果大
痛みが起こる前に、水っぽいおりものがでた。外陰部に軽いかゆみがあった=前兆症状=クラミジアの可能性大
クラミジアは感染しても症状が全く出ない場合も多く、発見しづらい病気である。
クラミジアの下腹部痛は、軽いものが多いので、発見を遅らせてしまう性感染症。
下腹部に起こる痛みは、感染症より、子宮や卵巣などの病気の場合が多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮や卵巣に起こった痛みかどうかを判断する、一応の目安は、おなかの奥のほうに痛みを感じる時が、子宮や卵巣の病気の可能性大。
中央部位は子宮系の病気、下腹部の左右に広がっているような痛みは卵巣系の病気であることが多い。
まれに子宮外妊娠で急激な痛みに襲われることがある。
卵巣に起こる病気は、症状としては出にくい。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
定期健診で見つかる場合がほとんど「卵巣膿腫」、「卵巣チョコレート膿腫」=下腹部にしこりを感じ、痛みが起こる場合が可能性大。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
人によっては「チクチクする痛み」と表現。 腰痛を感じる人もいる。 不正出血やおりものが水っぽくなった。
卵巣膿腫、卵巣チョコレート膿腫は、急な激しい痛みによって見つかる場合もある。=「茎捻転」と呼ばれる状態。
卵巣が腫れてくると、なにかの拍子でくるりと一回転して靭帯や卵管がねじれ、激しい痛みが起こる=緊急手術が必要。
「卵巣出血」=強い下腹部痛を起こす病気。
排卵のとき、卵が卵巣を飛び出すときにできる傷からの出血=少しのものであれば問題なし。
出血が腹膜を刺激して痛みが起こる。生理のたびに痛みがある場合は少ないが、ショック症状を起こすほどひどい痛みもある。
下腹部痛に悩まされる一番多い病気は、「子宮内膜症」である。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
次に、クラミジアが卵管に入り込んで起こる卵管炎=感染を知らずに放置していると、子宮や卵巣の病気へと発展し、不妊症につながる。
痛みから病気が見つかる場合は、セックスのときの痛みがサインとなることが多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「おしっこをするときに痛む」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
尿道と膣は非常に近い位置にある。
感染症を放っておくと菌が尿路に入り込んで炎症を起こす。
排尿するときに痛みを感じる。頻尿になった。=尿道炎や膀胱炎である可能性大。
トリコモナス膣炎やクラミジア、淋病、カンジダ膣炎などの性感染症を疑う必要もある。
排尿痛となって症状があらわれる以前に、すでに、おりものの異常、かゆみ、痛みなど、ふだんと違う症状が現れている場合=専門家に相談
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大





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特集④ バストの悩み

「バストの異常」 「おっぱい」に、変な症状がある」
バストには、ふだん、あまり関心がない=「乳がんはもっと年齢がすすんでからのもの…」という思い込みがある。
ところが、乳がんにかかる年齢はしだいに若い世代へと移行する傾向にある。
とはいっても、バストに感じる異常で大きな病気につながるケースはそれほど多くはない。
ほとんどの場合、心配のいらない。



「乳房に、しこりがある」 腫れや痛みがある。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が近くなるとバストは、通常、張って痛いと感じることが多い。
これは、バストが女性ホルモンの分泌に影響されやすいからである。
ホルモンのバランスが変動する生理前は乳房全体に、はれや痛みを感じたり、コリコリとしたしこりを感じる人もいる。
乳首が、かたくなり、さわると痛いという人もいる。
これらの痛みは生理がはじまるとスーッと消えていき、乳房全体もやわらかくなるのがふつう=まったく問題なし。
ただし、生理前に、はじまって生理と同時に消えていくのと、同じ経路をたどる病気に、「乳腺症」がある。
乳腺症は、乳房に粒状の大小さまざまなしこりができる病気です。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
指でふれると、弾力があって、しこりの形は、はっきりしない。全体がポコポコした感じ。
生理の前にしこりは大きくなり、生理がはじまると小さくなり、ほとんど感じない程度に小さくなる人もいる。
はりと痛みがあり、肩こりや頭痛などの症状を伴う場合もある。
乳首からおっぱいのような、あるいは血の混じった分泌物がでてくることもある。



「はれや痛みの他にも症状がある」
しこりは、ないが、その他の症状が顕著なのが「乳腺炎」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳腺炎は、授乳中に起こる場合がほとんどである。
乳房がかたくはれてさわると痛む、発熱をともなう、母乳ではない分泌物が出て、血が混じっている場合=痛みもひどく、乳腺炎の症状がすすんだ状態。
乳腺炎は、赤ちゃんが乳首を噛んでしまって傷つき、その乳頭部にできた傷から細菌が入り込んで「乳腺炎」を起こす。
授乳中や、それ以外の原因が見当たらないのに赤くはれて痛み、発熱もある場合=乳がんが進行して起こる炎症性乳がんの可能性がある。

「しこりが痛む」 バストにしこりがあり痛みを感じる=「乳腺症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
それ以外のしこりは、あまり痛みを感じない。
しこり=乳がんと考える人も意外に多いですが、バストに触って感じるしこりの95%は痛みを感じない良性のもの
=「のう胞」、「乳腺繊維腺腫」、「乳管内乳頭腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
しこりの「形」「触熱」で、だいたいの病気を区別する方法、特徴、
①「のう胞」は、しこりの中に液体が溜まったもの=さわったときにツルツルした感触がある=のう胞と考えられる。
②乳腺繊維腺腫は、大豆から、うずらの卵、程度の大きさのしこりで、さわると逃げるように動くのが特徴。
複数みつかることもある。コリコリとした感触。
③乳管内乳腺腫は、母乳が出る乳管に両性のポリープができるもの。
乳首から血の混じった分泌液が出てくるのが特徴。乳首のまわりにしこりができることがあります。
乳がんのしこりも、あまり痛みを感じないが、チリチリとし痛みを感じる人もいる。
さわるとコリコリした感じ、小さな石が入っているような感じ、かたくてデコボコしている。
乳腺症や乳腺繊維腺腫の触感とよく似ている=早期では区別がつきにくい、
症状がすすむと周囲の組織との癒着が起こってひきつれたり、へこみが目立つようになる。
さらに、痛みをともない、乳首がへこんだり、乳首から血の混じった分泌物が出てくることもある。
乳がんは、1cm以内のときに発見できれば、ほぼ完治する病気。
諸症状にかかわらず、しこりを感じたら専門家に相談する。



「乳首に異常がある」 乳首にかゆみがある → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首の周囲にある乳輪には、モントゴメリーという汗腺があります。
汗腺なので、当然、分泌物を出し、これが皮膚を刺激する。
乳首がかゆいといった症状はほとんどの場合、その分泌物から起こるかゆみである。
特に、汗ばむ季節などに多く、対処の方法は清潔にすること。
あせをかいたらシャワーを浴びたり、ぬれたタオルで拭く、などをこまめにする。
日々の清潔を心がけても、かゆみが止まらない、乳首がただれたような症状になる場合=乳がんが原因のパジェット病である可能性がある。
この病気は、しこりを感じる前にあらわれてくる、極めてまれなもの。
かさぶたができたり、出血するようならパジェット病が考えられる。



「乳首からへんな分泌物が出る」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首から母乳のような乳白色、あるいは透明な分泌物が出てくる場合=高プロラクチン血症の可能性大。
ホルモンの分泌異常で起こる=これは妊娠をした経験がある(出産しなくても)人に起こる生理現象の一種。
しこりがないのが特徴=他の病気と容易に区別ができる。
おっぱいのような分泌物が出るのは「乳腺症」に見られるが、
血液が混じった分泌物が出てくる場合は、乳管内乳頭腫、乳腺症、乳腺炎、乳がんが考えられる。
特に、血性の分泌物が出る場合は、要注意=専門家に相談。



「乳首がへこんでいる」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首の形は、人それぞれ、十人十色である。
乳頭が、亀裂している「乳頭亀裂」の場合は、細菌が感染して炎症を起こす。
乳首がへこんでいる「乳頭陥没」で、左右の乳房が不揃い、乳輪から陥没している場合は、乳がんの可能性もある。



特集⑤ SEX(セックス、性生活)の悩み

「SEXの時、症状がでる」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
SEXのときに痛みを感じる、SEXのあとに出血がある、など、SEXのときにあらわれる症状は病気のサインになる。
心配のいらないものもありますが、異常ととらえて、まず、専門家に相談することが大切。
痛みや出血がある場合は、そのことをパートナーにも伝えて理解してもらうこと。

「SEXのあとに出血する」 SEXのたびに出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
セックスのあとの出血で、問題ないのは、次の3つの場合。
①子宮内に生理のときの月経血が残っていて、セックスしたことによって刺激されて出血する。
②生理日が近い時にセックスをして出血する。
③セックスによる刺激や接触によって、膣や子宮頚部ば擦れて傷つき出血する。
こうした場合は、出血は、一時的なもので、出血はすぐに止まる。
ただ、セックスのあとに出血するのも「不正出血」の一種と考えられるので、
たびたびくり返されることによって、病気になることもある→専門家に相談。



「おりものが、増えている」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血が長引いたり、セックスのたびに出血するようなら、その原因を考える必要がある。
セックスのたびに出血があり、おりものが増えた場合は、「子宮膣部びらん」の可能性大。
「びらん」というのは赤くただれた状態を指す言葉で、膣の突き当りの子宮頚部がただれている。
セックスの刺激によってその部位から出血が起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血がたびたびくり返されると「子宮頚ガン」に発展する可能性もある。
おりものの量が多くなり、悪臭がでてくるようなら「子宮頚がん」、「子宮体ガン」も考えられる。
おりものの量が増えて、セックスのあとの出血があり、おりものに血が混じる場合、「子宮頚管ポリープ」の可能性大。



「SEXのとき、痛みがある」 入り口付近が痛い → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
女性生殖器(性器)外陰部にはセックスがスムーズに行えるように、バルトリン腺が配置されている。
バルトリン腺は、膣入り口の左右両側の小陰唇の下の方にあり、性的に興奮すると、粘液の分泌量が増えて濡れる、潤う状態になる。
この分泌液が潤滑油となってスムーズなセックスが可能になる。
女性生殖器(性器)外陰部に炎症がある場合は、バルトリン腺からの潤滑液が分泌されなくなり、痛みを感じる。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「バルトリン腺炎」、「バルトリン腺のう胞」がある場合、セックスの時、痛みが強く、挿入困難になる。
また、セックスの後、出血したり、排尿時に、しみて痛い。
「処女膜強靭症」の場合=そもそも膣入り口が狭く、膣入り口に痛みを感じる人=処女膜が強靭で弾力性に欠ける。
「セックスが痛くてたまらない」と訴える人=セックスに緊張感や恥じらいを感じて体が委縮してしまっている。
=ムードづくりが痛み解消に役立つ場合もある。
膣に炎症が起こっている場合も痛みを感じる=「非特異性膣炎」
性感染症に感染している場合も痛みを感じる。
まず、第一に、こうした原因を取り除くこと=専門家に相談。



「おなかの奥の方に痛みがある」  → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
セックスの時に、おなかの奥の方が痛む場合は、「子宮筋腫」、「子宮内膜症」の可能性大。
クラミジアなどの性感染症がある場合も、病原体が子宮や卵巣器官に入り込んで、
「卵管炎」、「子宮頚管炎」などを引き起こし、さまざまな痛みとなってあらわれる。
痛みに出血をともなうことが多い=女性の体にとっては過酷な状況になる。
痛みと出血がある場合は、パートナーに説明して、セックスは控える=専門家に相談



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特集:子宮の病気

子宮筋腫=良性のこぶだから、あわてないできちんと対処
子宮膣部びらん=心配いらない「仮性びらん」がほとんどです
子宮頸管炎=放置しておくと、不妊の原因になる
子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープ=子宮内膜の過剰反応が原因
子宮内膜炎=おりものが変だなと思ったらすぐ専門家に相談
子宮内膜症=生理がある女性の1割は、もっている
子宮ガン=最良の方法を選択する

特集:卵巣の病気

卵巣のう腫=ほとんどが良性だが、ほっておくのはよくない。
卵巣チョコレートのう腫=子宮内膜症の一種
卵巣腫瘍=病状もさまざまだが、良性か悪性かはっきりさせる
卵管炎・卵巣炎=発熱をともなう下腹部の痛みがある
卵管水腫=卵管炎を患った結果、起こる病気
卵巣出血=排卵がある女性は、だれにでも起こる可能性がある
卵巣がん=ひそかに進行する病気

特集:バストの病気=「しこり」に注意する

乳腺症・のう胞=心配ないが、ほっておくのはよくない。
乳腺炎=授乳中に、乳腺が炎症をおこす。
乳腺線維腺腫=バストにできるしこり(95%は良性)
乳管内乳頭腫=乳管に良性のポリープができる
乳がん=最良の方法を選択する

特集:感染症

クラミジア感染症=自覚症状が少ない
トリコモナス膣炎=恥ずかしがらずに、すぐ病院へ
カンジダ膣炎=湿ったところが好きなカビの一種
尖圭コンジローム=見た目でわかる
性器ヘルペス=放っておくと、かゆみが強くなる
淋病=おりものが増えたと感じる
非特異性膣炎=きつい下着やGパンが誘因
バルトリン腺炎・のう胞=抗生物質の服用でほとんどが治る
外陰炎=清潔にすることがいちばんの予防

特集:不妊症(男性不妊、女性不妊) 専門家に相談

「不妊症」についての正しい知識をもつ
基礎体温をつける
子宮・卵管・頸管のチェック
排卵機能のチェック
パートナーのチェック

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2015. 4~
(平成27年4月)
大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)統括主幹



岡山大学医学博士(分子細胞医学研究施設神経情報学部門、脳代謝研究施設機能生化学部門)
徳島大学薬学修士(医療生命薬学 製薬化学科 生物薬品化学分野)
大山博行
Dr. HIROYUKI OHYAMA,Ph.D.



大ベストセラー 光文社・カッパブックス

    

認知症・アルツハイマーは、もう怖くない 「脳を守る漢方薬」 岡山大学 医学博士 大山博行 著


社団法人 栃木県鍼灸師会
創立60周年記念式典
平成22年2月14日

 

社団法人 栃木県鍼灸師会
創立60周年記念式典 創立60周年記念誌
2010. 2/14

大山鍼灸院(大山漢方薬局併設) 最新情報 News !!!
*大山啓司(二代目宗伯)先生は、これまでの業績を称え、
2004年4月29日、日本国天皇より 「旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)」
" The Order of the Rising Sun, Silver Rays." を授与されました。


大山宗伯記念・大山鍼灸院は、1920年開院以来、初代大山宗伯先生の技術と精神を受け継ぎ、
東洋医学2000年の英知を伝承しつつ、現代医学から方法論と最新技術を学び、
つねに東洋医学の真理(効力)を探求し続けています。

 大山宗伯記念・大山鍼灸院 代表 大山啓司
(社団法人 栃木県鍼灸師会長歴任 現相談役)
*大山啓司先生は、これまでの業績を称え、2000年5月29日 東京赤坂プリンスホテルにて、
 丹羽雄哉 厚生大臣より 「厚生大臣賞(公衆衛生部門)」を受賞されました。


 大山鍼灸院への行き方 


  「はり治療、きゅう治療の実際」

大山鍼灸診療医典 大山宗伯著



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特集:鍼灸指圧治療の実際①
鍼灸治療はこんな症状に特に効果的です!

「めまい、たちくらみ」



「動悸、息切れ」



「胸、脇の痛み」



「視力低下」



「耳鳴り、難聴」



「自律神経失調症」



「疲労、倦怠感」



「美容」



「カサカサ肌」



「口内炎」



「髪の悩み」



「痔の悩み」



「低血圧」



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製品の素材選定から、製造出荷までを、すべて国内一貫生産、純日本製です。
1本1本が安心、安全設計、さらに、「セイリン鍼」は、
鍼灸業界初のグッドデザイン賞も受賞しています。

ですから、大山鍼灸院の鍼治療は、
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鍼灸を現代病に活かす!
大山鍼灸院
〒327-0026
栃木県佐野市金屋仲町2432
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大山鍼灸院 不妊症の鍼灸治療
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「大山漢方堂 漢方医学と漢方健康相談」

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  大山漢方堂薬局 漢方健康相談窓口、医学博士大山博行先生、医学博士小松靖弘先生のご紹介

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<漢方薬のご服用をお考えの皆様へのお願い!>

*漢方薬のご服用に関しましては、
「使用上の注意」をよく読み、「用法・用量」をよく守り、適切にご服用ください。

また、今回、始めて、漢方薬のご服用を希望されるお客様は、
下記、問診表に必要事項を記入して送信するか、

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症状・体質を詳しくお伺いした上で、適切な漢方薬をアドバイスさせて頂きます。

(大山漢方薬局 / 無料漢方相談電話 0283-22-1574 / 9:00~19:00)

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大山漢方薬局、デジタル店舗で、お取り扱いの漢方薬は、すべて「一般用医薬品」です。

以上、よろしくお願い致します。

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大山鍼灸診療医典 大山宗伯著

「はり治療、きゅう治療の実際」



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東洋医学(漢方薬・鍼灸)
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岡山大学医学博士
大山博行
Dr.HIROYUKI OHYAMA,Ph.D

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管理医療機器、エチレンオキサイドガス滅菌済
「セイリン鍼」を使用しています。

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東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法) 不妊症の悩み、女性の悩み相談窓口

「 あなたも鍼灸で、元気になってください !」 

鍼灸治療は、昔から、腰痛、坐骨神経痛、五十肩、肩こり、半身不随、顔の麻痺、手足のしびれ、痛み、神経痛、膝、関節の痛み、ぎっくり腰などに、特に効果がありますが、
最近では、婦人科領域(不妊症、月経不順、月経困難、生理痛、冷え性、更年期障害、子宮内膜症、子宮筋腫)、不眠症、耳鳴り、ノイローゼ、イライラ、躁鬱病、パニック、
心身症、不安神経症などの精神神経疾患、ホルモン 自律神経、代謝、免疫などの生体防御システムの乱れによって起こる様々な症状にも、抜群の効果を発揮しています。
現在の大山鍼灸院では、不妊症などの婦人科疾患、うつ病、不安神経症、パニックなどの精神神経疾患の患者さんが、多数ご来院くださいます。 
そして東洋医学の効果を実感していただいております。 あなたも、どうぞ、東洋医学、鍼灸の力で、気持ちよく、元気になってください !


漢方を現代病に活かす! 漢方専門 大山漢方堂薬局 附属大山鍼灸院
「最先端の鍼灸治療」 大山宗伯東洋医学記念館鍼灸治療室(不妊症専門鍼灸治療室:完全予約制)



東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法) 不妊症の悩み、女性の悩み相談窓口



特集① 生理の悩み Q1:生理不順:生理の周期が一定していません Q2:生理の量が多くて痛みがひどい
      Q3:生理でもないのに出血があります Q4:生理がない
特集② おりものの悩み Q1おりものの量が多い Q2おりもののにおいがきつい
特集③ 陰部の悩み(性器=生殖器) 陰部のかゆみ・痛み=Q1性器がかゆい Q2性器がが痛い
特集④ バストの悩み Q1乳房にしこりがある Q2乳首に異常がある
特集⑤ SEX(セックス、性生活)の悩み Q1 SEXのあと出血する Q2 SEXのとき痛みがある

 特集:子宮の病気

子宮筋腫=良性のこぶだから、あわてないできちんと対処
子宮膣部びらん=心配いらない「仮性びらん」がほとんどです
子宮頸管炎=放置しておくと、不妊の原因になる
子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープ=子宮内膜の過剰反応が原因
子宮内膜炎=おりものが変だなと思ったらすぐ専門家に相談
子宮内膜症=生理がある女性の1割は、もっている
子宮ガン=最良の方法を選択する

 特集:卵巣の病気

卵巣のう腫=ほとんどが良性だが、ほっておくのはよくない。
卵巣チョコレートのう腫=子宮内膜症の一種
卵巣腫瘍=病状もさまざまだが、良性か悪性かはっきりさせる
卵管炎・卵巣炎=発熱をともなう下腹部の痛みがある
卵管水腫=卵管炎を患った結果、起こる病気
卵巣出血=排卵がある女性は、だれにでも起こる可能性がある
卵巣がん=ひそかに進行する病気

 特集:バストの病気=「しこり」に注意する

乳腺症・のう胞=心配ないが、ほっておくのはよくない。
乳腺炎=授乳中に、乳腺が炎症をおこす。
乳腺線維腺腫=バストにできるしこり(95%は良性)
乳管内乳頭腫=乳管に良性のポリープができる
乳がん=最良の方法を選択する

 特集:感染症

クラミジア感染症=自覚症状が少ない
トリコモナス膣炎=恥ずかしがらずに、すぐ病院へ
カンジダ膣炎=湿ったところが好きなカビの一種
尖圭コンジローム=見た目でわかる
性器ヘルペス=放っておくと、かゆみが強くなる
淋病=おりものが増えたと感じる
非特異性膣炎=きつい下着やGパンが誘因
バルトリン腺炎・のう胞=抗生物質の服用でほとんどが治る
外陰炎=清潔にすることがいちばんの予防

 特集:不妊症(男性不妊、女性不妊) 専門家に相談

「不妊症」についての正しい知識をもつ
基礎体温をつける、子宮・卵管・頸管のチェック、排卵機能のチェック、パートナーのチェック



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基礎体温をつける、子宮・卵管・頸管のチェック、排卵機能のチェック、パートナーのチェック



鍼灸を現代病に活かす! 「最先端の鍼灸治療」 大山宗伯記念・大山鍼灸院

<鍼は体の治癒力を高め抵抗力を養います>

私達人間の体には、痛みや病気に対する自然の治癒力が備わっています。健康体をコップの水に例えると、八分目がベストの状態。
この水が溢れそうになった時点で自然の治癒力に働きかけ治療するのがいわゆる鍼治療です。
鍼によって体の組織や神経系に与えられた刺激は、自然の治癒力を高めると同時に病気に対する抵抗力をも養ってくれるのです。

<鍼治療の適応となる疾患ーWHO(世界保健機構)>

1)上気道疾患

急性副鼻腔炎、急性鼻炎,感冒急性扁桃炎

2)呼吸器系疾患

急性気管支炎気管支喘息(合併症を持たない小児において最も有効)

3)眼の疾患

急性結膜炎、中心性網膜炎、近視(小児)、白内障(合併症のないもの)

4)口腔の疾患

歯痛、抜歯後疼痛、歯肉炎、咽頭炎

5)胃腸疾患

食道噴門痙攣、しゃっくり、胃下垂、急性・慢性胃炎、胃酸過多症、
慢性十二指腸潰瘍(除痛)、急性十二指腸潰瘍(合併症のないもの)、
急性・慢性腸炎、急性細菌性下痢、便秘、下痢、麻痺性イレウス

6)神経学的及び筋・骨格系疾患

頭痛、偏頭痛、三叉神経痛顔面神経麻痺(初期 3から6カ月以内のもの)
脳卒中による麻痺、末梢神経系疾患、ポリオの後遺症(初期、6カ月以内のもの)
メニエル病、神経性膀胱障害、夜尿症、肋間神経痛,頚腕症候群(五十肩、テニス肘)、
座骨神経痛、腰痛、関節炎

<鍼灸と痛み>

カラダのなかには、痛みを起していろいろな危険信号を発してくれるヒスタミン、
ブラジキニンなどの「発痛物質」と、痛みを抑えてくれる エンドルフィン 、
ノルアドレナリン 、セロトニン などの 「鎮痛物質」 があります。

エンドルフィンは大脳中枢で形成される物質で、鎮痛剤であるモルヒネの数百倍もの鎮痛効果があるといわれています。

鍼治療には、 これら鎮痛物質 を 中枢で大量産出させる働きがあり、
痛みを取る際に 通常用いる麻酔薬のかわりに 鍼麻酔 が行われることもあります。

鍼麻酔では「痛覚」だけが消え、他の機能や意識はすべて正常に働くので、安心して使う事ができます。

最近、スポーツ選手にとって 鍼治療 は無くてはならない役割も果たしており、
実際、鍼灸院では多くのスポーツでカラダを傷めた青少年の姿が見受けられます。

<鍼灸とアレルギ-疾患>

アレルギ-による皮膚疾患、小児喘息の子供達が増えています。
西洋医学では病気の原因を解明する事で治療をする対症療法をするのですが、
未だ根本的な治療法が確立されていません。

鍼灸は、アレルギ-によって異常になった自律神経機能 を 調節し、
内分泌機能 を活発にする作用があるということが科学的に証明されてきており、
この働きがアレルギーの 原因を解消するのではないかという研究が進められています。

このような鍼灸の効果が見直され、鍼灸を取り入れる病院が増え効果をあげています。
アレルギ-治療による副作用の心配などもなく、根本的な体質改善を進められるのが鍼灸の魅力なのです。

<鍼灸とストレス>

ストレスの為に胃痛や下痢、ひどい場合は、「胃潰瘍」、「十二指腸潰瘍」になることがあります。

胃には食物中のタンパク質を消化する働きがあります。胃自体もタンパク質で出来ているのですが、
表面を防御機能によってしっかりと守っている為、消化されることはありません。

ところが、アルコ-ルやカフェイン等の攻撃因子やストレスなどの為に防御因子が弱くなると、
胃は自らの作用で自分自身を消化してしてしまいます。これが潰瘍です。

鍼灸には潰瘍の原因となるストレスを緩和するだけでなく、胃腸の状態を整える働きがあります。

例えば 「足の三里」 という ツボには胃液の分泌促進、 「陽陵泉」 は胃液の分泌抑制の作用があることがわかっていますが、
どうしてそうなるかは、いまだ解明されていません。ツボの不思議です。

現代人は、これといった症状が現れて いなくても、心身にストレスをためこんでいるものです。
心身を健全に保ち、健康な胃を作る為にも、鍼灸は最適な方法です。


<鍼灸とホルモン(内分泌)>

更年期は女性である以上避けて通れないもので、人によりその症状はまちまちで、、寝込んでしまうほどひどい人もいます。
ラットを使った実験では、加齢による、 発情周期の乱れは プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌減退が原因とされ、
プロゲステロンの投与によって前述の症状は消失します。

鍼灸では「百会」と「京門」というツボを刺激することで不定愁訴を解消できることから、
鍼灸にはプロゲステロン産生能力を回復させる働きがあると考えられています。
また、加齢ラットの運動障害は中枢神経伝達物質のL-ド-パの投与により著しく回復しますが、
鍼灸によっても同様の改善が認められています。

副作用の恐れのあるホルモン投与に比べ、本来生体に備わっている力を使う鍼灸治療は安心して行えると同時に
更年期障害のあらゆる愁訴や肩こり腰痛ストレス解消といった事に同時に対処できるの
でこの時期の女性には最適の治療法だといえます

<鍼美容>

今、多くの女性の間で注目を集めている、鍼美容。

肌を美しくしたり、あるいは肥満を解消したりと、その役割はさまざまです。

たとえば肥満の防止と解消。これは足、腹部、背中などの排泄機能を高めるツボに鍼を打ち、脂肪組織を刺激する事で効果を発揮します。

また鍼は、ホルモンの分泌や自律神経にも働きかけるので、カラダを根本から改善し、ひいては美容にまでつながるのです。

<鍼灸と血液循環>


「足が冷えて眠れない」 というのは冷え性の人に共通の悩みですが、これは足の血行が悪いためです。
と言うのも、私たちのカラダの熱は血液によって全身に運ばれているのです。

鍼をおこなうと、ちょうどお風呂に入ってカラダがポカポカするのと同じような感じがするのですが
これは全身の血行(微小循環)がよくなるためです。

たとえば、手の親指と人差し指の間にある「合谷」 というツボに1本の細い鍼を刺すと、
鍼の周辺だけでなく、指全体、腕、肩、首、顔と全身が暖かくなっていきます。

しかも、不思議なことに、鍼をさしていない側もほとんど同時に温かくなります。
血行がよくなれば、冷たくなった足の先まで、血液がスムーズに運ばれ、つらい足の冷えも解消されるというわけです。

<鍼灸と免疫>

鍼灸は古くから細菌が原因の「細菌性炎症」に即効を示してきました。
これは、鍼灸治療によって白血球の数が増える等の免疫機能が増進するためです。
白血球には外部から侵入してきた細菌を飲み込んで殺してしまう機能があり、その白血球が増えれば、病気にもかかりにくいというわけです。
病気にかかりやすい、小児喘息にかかっているというような子供の場合は特に、
一時しのぎの薬より時間をかけて体質を改善する鍼灸を継続する事が望ましいでしょう。

①鍼灸の施術直後に各種白血球の数が増加して2・3日間その数を保ち、数週間施術を継続するとリンパ球も増加する。

②各種白血球が血管内を流れる平均遊走速度が速くなる。

③施術後、黄色ブドウ球菌に対する白血球の喰菌力が通常の1.5倍は増加する。
という研究結果の報告からもわかるように、鍼灸の効果は科学的にも立証されエイズなど
西洋医学でも説明できないような病気の治療法として、今注目されているのです。

<鍼灸とコレステロール>

戦後、日本人の食生活は急激に変化し、高タンパク、高脂肪、高カロリーという欧米型の食生活がすっかり定着しました。
そういうなかで、成人病の代名詞でもある動脈硬化が、最近は子供たちの間にも急増しています。
動脈硬化の最大原因がコレステロールである事は良く知られています。

コレステロールには悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)があり、
特に悪玉コレステロールが多いと血管が詰まりやすくなり、動脈硬化をもたらすのです。

一方、善玉コレステロールには悪玉コレステロールを除去する働きがあり、
血管や組織の内部を正常に保つとともに脳や神経をつくる材料ともなるわけで、生体にとって不可欠な物質ということができます。

そこで、血液中の総コレステロール量を減少させ、善玉コレステロールを増加させる働きがある鍼灸治療が有効になるのです。

続く、