大特集:女性の悩み、子宝(不妊症)の悩みと東洋医学(漢方薬・鍼灸)
大山鍼灸院、大山宗伯東洋医学記念館鍼灸治療室(完全予約制)TEL: 0283-22-1389
漢方を現代病に活かす 漢方専門 大山漢方堂薬局(附属)TEL: 0283-22-1574
〒237-0026 栃木県佐野市金屋仲町2432番地
最終更新日は、2024年(令和6年)10月2日(水曜日)です。
Last Modification Time. Wednesday,October 2. 2024.




大山宗伯東洋医学記念館鍼灸治療室(東洋医学、漢方薬、鍼灸、臨床心理学)完全予約制 0283-22-1607



東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法・指圧、子宝灸、子宝マッサージ、会陰マッサージ)
不妊症の悩み、逆子、安産、自然分娩、女性の悩みと東洋医学

特集① 生理の悩み Q1:生理不順:生理の周期が一定していません Q2:生理の量が多くて痛みがひどい
      Q3:生理でもないのに出血があります Q4:生理がない
特集② おりものの悩み Q1おりものの量が多い Q2おりもののにおいがきつい
特集③ 陰部の悩み(性器、生殖器) 性器のかゆみ・痛み=Q1性器がかゆい Q2性器がが痛い
特集④ バストの悩み Q1乳房にしこりがある Q2乳首に異常がある
特集⑤ SEX(セックス、性生活)の悩み Q1 SEXのあと出血する Q2 SEXのとき痛みがある



特集:不妊症(男性不妊、女性不妊)と漢方薬

「不妊症」についての正しい知識をもつ
基礎体温をつける
子宮・卵管・頸管のチェック
排卵機能のチェック
パートナーのチェック

「妊娠、出産」の悩み
①出産時自然裂傷や会陰切開を防ぐ、会陰マッサージ
高齢出産、初産の妊婦さん、子宮口が堅く、うまく開かない、産道が堅く、伸びが悪い、会陰切開を防ぐ、会陰マッサージ、
②妊娠中期以降の逆子を治す、至陰、三陰交の経絡ツボ療法(養生の灸)

解説:会陰(えいん)切開とは、
会陰(えいん)とは、膣口と肛門の中間にあるツボで、部位的には、膣口と肛門の長さ3cm(個人差がある)くらいの部分です。
会陰切開の歴史は、1742年に、アイルランドの外科医フィールディング・オールドが難産の患者に行ったのが最初と言われています。
分娩第2期の膣口が全開する一番大きく開いた状態で、いよいよ赤ちゃんが産道をおりてくる時に、特に、高齢出産や初産の妊婦さんの
会陰(えいん)の部分が硬く、伸びが悪かったりすると、皮膚が裂けてしまうことが多々あります。(出産時自然裂傷)
皮膚が裂けて、尿道口や肛門、直腸まで、裂けてしまうこともあります。
特に、高齢出産や初産の妊婦さんに多く見られる現象で、この自然裂傷は傷が治りにくく、痛みが長く続いてしまいます。

そこで、赤ちゃんを、うまく出すために分娩台で会陰部を、産婦人科医がはさみで切り広げる処置を、会陰切開と言います。
また、高齢出産や初産の妊婦さんの場合、子宮口がうまく開かなかったり、会陰(えいん)部が硬く、伸びが悪かったりするので、
分娩の進行がなかなか進まず、一刻も早く赤ちゃんを出してあげる必要がある場合、鉗子分娩、吸引分娩などを行ないますが、
腟内に、うまく器具を入れるために、会陰切開を行い、産道を広げる必要があります。 
会陰切開の切開方法は、正中切開、正中側切開、側切開の3種があり、分娩終了後に、吸収糸で縫合します。

東洋医学(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法、指圧、マッサージ、呼吸法、他)は、科学の進歩、近代医学のない時代から、
生活に根付いた、生活に適した医学、手技なので、女性の一生の中で、一番大切な、妊娠、出産を、うまく乗り切る手法が多々あります。
出産時自然裂傷や会陰切開を防ぐ、会陰マッサージや、妊娠中期以降の逆子を治す、至陰、三陰交の経絡ツボ療法(養生の灸)も、その一つです。



特集① 生理の悩み

「生理不順」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
女性は卵巣の中に100万~200万個の原始卵胞を持って生まれてくる。
思春期になると毎月、その中のたったひとつの原始卵胞が成熟して排卵され、受精を待つ。
子宮内では、そのための準備をはじめてホルモンを分泌し着床しやすい状態をつくる
ここで受精が成立すれば妊娠。受精しなければ、受精するために整った子宮内膜ははがれて出血。
これが思春期から閉経期まで毎日くり返されていく。
ホルモンが大きく関与している、生理の状態はその分泌によって左右される、ホルモン分泌はさまざまな要因によって変化する。

「生理の周期が一定しない」 平均的な月経周期は28日。
25~38日でめぐってくるなら正常範囲。
月によって4~5日遅れたり早まったりするのはよくあること、6日程度であれば特に心配なし。
生理の周期はホルモンによって左右される。
ホルモンはストレスや生活環境の変化、無理なダイエットなどの要因に影響を受けやすく、バランスがくずれて周期が乱れることがある。
ホルモン分泌の環境が整えば生理の周期も安定してくる、一時的な生理不順ならば問題なし。
頻繁に乱れるようなら、専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理が遅れがち」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間隔が39日以上あくものを「稀発月経」という。
生理がきてから排卵するまでの間が長いために、生理と生理の間隔があいてしまう。
少なくとも50日に一度は定期的に生理があるというのであれば、特に、大きな問題はありません。
ただし、正常な範囲で生理がこないケースでは、排卵しているか、排卵していないか、をきちんと見極めておく必要がある。
その方法は、まず基礎体温をつけること。
基礎体温をつけてみて、低温期と高温期が2相にわかれているか、高温期が2週間程度つづいているかを見る。
体温表がこのように推移していれば、排卵しています。
逆に、高温期がはっきりせず、期間も短いといったケースでは無排卵月経、つまり、生理があっても排卵をしていない。
ただ、無排卵であっても2ヶ月に1度程度定期的に生理があるようなら、排卵が起こってくるケースもある。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
しかし、3カ月以上生理がこないことが頻繁である場合は不妊症になる可能性大  → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
年に2~3回しか生理がこないという人 → 専門家に相談=調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大。

「生理が月に何度もある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
稀発月経とは反対に、月に何度か生理がある場合は「頻発月経」という。24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいう。
生理の周期はストレスなどの影響を受けやすいので、一度二度、あるいはたまに生理の間隔が短いことがあっても、特に心配はいらない。
ただし、慢性的に頻発月経が起こる場合は注意。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
頻繁に生理がやてくるときは、稀発月経同様、排卵のあるものと無排卵のものとがあり、不妊症になる可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
基礎体温を計って排卵の有無を確認する。
頻繁に生理がある場合は、出血が生理によるものでないことも考えられる。
子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などによる不正出血。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
あるいは非特異性膣炎などがある場合にも出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「生理の期間、量に乱れがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が2日以内と極端に短いものを「過短月経」という。8日以上生理がつづくものを『過長月経』という。
また、生理期間は通常でも出血量が極端に少ない場合は「過少月経という。
生理はふつう、4~7日が正常な生理期間とされている。
1~2日と少ない場合は「無排卵月経」である可能性がある。
生理が8日以上つづき量が少ない場合は、不妊症につながる無排卵月経の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
慢性的に生理の周期が不順である場合には要注意=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理周期は順調、出血量が少ない、場合は、注意。
子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が減ってくる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
逆に、出血量が多くなる場合も注意。子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が増える。(どちらもある=子宮筋腫、子宮内膜症の病状)
今までは、正常だったのに、ある時期から生理期間が長くなったといったときも、これらの病気が疑われる。
また、子宮頸管ポリープ、子宮体ガンなどの病気が隠れていることもある。専門家に相談。

「生理の量が多く、痛みがひどい」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンとナプキンを使ってももれる。 量の多さには個人差がある。 通常の出血量は180ml前後。
生理期間が正常で、2~3日目に、出血量の増える程度なら、問題なし。
特に20代は出血の量は多いのが普通。
貧血を起こすほど多い=「過多月経」の場合は子宮筋腫、子宮内膜症などが疑われる。専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
また、まれに、ジャーッと大量に出血する場合もある。
20歳未満、あるいは更年期に起こることが多く、原因はホルモンの分泌異常=輸血が必要になるほどなら、きちんとホルモン治療を受ける必要がある。

「レバーのようなかたまりがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血量の多さよりはむしろ、生理血中にレバーのようなかたまりがある場合は病気のサインと判断する。
疑われるのは「子宮内膜症」、「子宮筋腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている膜が子宮内腔以外に飛び出して増殖する病気。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
レバー状のかたまりが見られ、生理痛がだんだんひどくなっていくときは、子宮内膜症が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②子宮筋腫はまったく無症状で進行する場合もあるが、レバー状のかたまりが見られたり、出血が多くなったり、
さらに、筋腫が大きくなると臓器を圧迫して頻尿、便秘、腰痛などの症状が出てくる。
おりものに異常が見られるなど、筋腫ができる場所のよって、あらわれる症状が違う=総合的に症状を見ながら判断する。

「生理痛で寝込んでしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理中は多かれ少なかれ、生理痛はある。 この痛みの正体は、「機能性生理痛」と「器質性生理痛」である。
①「機能性生理痛」は、10代~20代前半では子宮口が未成熟で狭いため、子宮内から出てくる血液が押し出されるときに痛みを感じる。
さらに年代が進むと、子宮を伸縮させる物質であるプロスダグランディンの分泌が多くなり、そのために痛みが強く出る。
プロスタグランディンの分泌が多い人は、より痛みを強く感じるという仕組みである。
痛みは下腹部から腰にかけて感じることが多いが、放散痛といって、足の付け根やおなかまわり全体に広がることもある。
生理痛がひどく、日常生活にまで影響をおよぼす場合を「月経困難症」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが影響している。
症状としては、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労感、下痢など、さまざま → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②「器質性生理痛」は病気が原因で起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
考えられる病気は「子宮筋腫、子宮内膜症」などの子宮の病気、卵巣腫瘍などの卵巣の病気。
一般の鎮痛剤を飲んでも効かない、さらに生理痛がひどくなる、お腹周辺以外にも痛みがある場合=専門家に相談



「生理日以外にも痛みがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が終わっても、2週間ほどしたら、また痛みを感じる」という人
生理が終わって2週間は、ちょうど排卵日になる。
左右の下腹部にチクリとした痛みを感じる場合は、まず「排卵痛」が考えられる。=問題なし
これは排卵を促す卵巣ホルモンのバランスの変化によるもので、少量の出血をみる場合もある。
生理予定日の前に感じる下腹部痛は生理の前触れと考えてよい=問題なし。
ただし、生理痛のような痛みが、生理以外にも下腹部に感じる場合は病気のサインである。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「月経前緊張症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
これは生理がやってくる1週間ほど前から下腹部痛があらわれたり、むくみ、頭痛、だるさ、イライラなどといった、
いわゆる自律神経失調症があらわれるもの。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
症状の程度は、人それぞれだが、心と体に不快を訴える人=月経前緊張症

「生理でもないのに出血がある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間に出血する=生理が終わって排卵日を迎えるころ、少量出血する事があるが、これは排卵期出血(中間期出血)と呼ばれるもの。
卵巣ホルモン分泌が一時的に低下するために起こるもの=問題なし。
軽い下腹部痛はあるものの2~3日程度でおさまるのが通常である。
出血は、鮮血ではなく、おりものに混じって「茶色」で確認される場合もある。
ただし、生理の周期が一定しないで、出血量や時期が乱れる「月経不順」がある場合で、
1週間以上、少量の出血がつづく場合は、ホルモンの乱れによる排卵異常の可能性大。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮筋腫、子宮ガンの可能性もある。=専門家に相談。

「生理の数日前に出血する」 → 次の生理が始まる頃に出血する、また生理スタート日より遅れて少量出血する=妊娠の可能性大。
受精卵が子宮内膜に着床するときに自然に起こる反応で、妊娠を希望しているのであれば、まったく問題なし。
妊娠していない場合で、生理前に少量の出血がある場合は、黄体ホルモンの乱れが考えられるが、生理の一種と考えてよい、問題なし。
ただし、大量に出血して痛みをともなう場合は、「子宮筋腫」が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「不規則に出血する」 出血が不規則に続いている場合は、なんらかの異常が発生している
=子宮の病気、卵巣の病気、膣に起こる炎症性疾患(感染の病気)原因となる可能性大。
専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理がない」 「まだ初経がない」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
平均的な初経年齢は10~16歳。17歳で初経がまだないという場合は問題となる=原因を探らなければならない。
比較的多いの原因は、処女膜が閉鎖されている場合。
子宮や卵巣は正常にはたらいて月経血も排出されているのに、処女膜が閉鎖されていて膣内に月経血がたまっている状態=外科的治療で治癒。
精神的、肉体的なストレスが原因となっている場合。
人間関係、受験によって受けるストレス、小さい時から運動(ダンス、バレエ、体操、柔道など)を継続しているために受ける肉体的なストレス、
ダイエットも影響する。(最近は、小学生でもダイエットという言葉を口にする時代。無理なダイエットで体重が減少して初経が遅れる場合もある。
ホルモンのメカニズムに障害がある場合、染色体に異常がある場合もある=基礎体温をつけたうえで、専門家に相談する。

「生理が止まってしまった」 「妊娠以外で生理が止まってしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
原因は、ストレス、無理なダイエット、激しいスポーツ、そしてなんらかの病気が隠れている場合。
原因として一番多いのはストレス。 脳の視床下部がストレスの影響で狂い、視床下部からの命令系統が狂い、
月経誘発に影響がおよび、ホルモンのバランスが乱れて生理が止まる。
激しいスポーツも、極度の疲労からホルモンバランスを乱す。
最近では、食事をとらないなど無理なダイエットをしたことによって生理が止まる若い女性も増えている。
栄養の行き渡らない子宮や卵巣は機能を低下させて生理が止まる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
無月経の状態が長くつづくと、子宮が萎縮したり、卵巣の機能が衰えて不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が止まり、膣の上皮がもろくなると、セックスとしたときに出血したり、痛みが起こる。
3カ月以上生理が止まっている場合は専門家に相談。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が月に何度もある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
稀発月経とは反対に、月に何度か生理がある場合は「頻発月経」という。24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいう。
生理の周期はストレスなどの影響を受けやすいので、一度二度、あるいはたまに生理の間隔が短いことがあっても、特に心配はいらない。
ただし、慢性的に頻発月経が起こる場合は注意。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
頻繁に生理がやてくるときは、稀発月経同様、排卵のあるものと無排卵のものとがあり、不妊症になる可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
基礎体温を計って排卵の有無を確認する。
頻繁に生理がある場合は、出血が生理によるものでないことも考えられる。
子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などによる不正出血。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
あるいは非特異性膣炎などがある場合にも出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「生理の期間、量に乱れがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が2日以内と極端に短いものを「過短月経」という。8日以上生理がつづくものを『過長月経』という。
また、生理期間は通常でも出血量が極端に少ない場合は「過少月経という。
生理はふつう、4~7日が正常な生理期間とされている。
1~2日と少ない場合は「無排卵月経」である可能性がある。
生理が8日以上つづき量が少ない場合は、不妊症につながる無排卵月経の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
慢性的に生理の周期が不順である場合には要注意=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理周期は順調、出血量が少ない、場合は、注意。
子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が減ってくる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
逆に、出血量が多くなる場合も注意。子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が増える。(どちらもある=子宮筋腫、子宮内膜症の病状)
今までは、正常だったのに、ある時期から生理期間が長くなったといったときも、これらの病気が疑われる。
また、子宮頸管ポリープ、子宮体ガンなどの病気が隠れていることもある。専門家に相談。

「生理の量が多く、痛みがひどい」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンとナプキンを使ってももれる。 量の多さには個人差がある。 通常の出血量は180ml前後。
生理期間が正常で、2~3日目に、出血量の増える程度なら、問題なし。
特に20代は出血の量は多いのが普通。
貧血を起こすほど多い=「過多月経」の場合は子宮筋腫、子宮内膜症などが疑われる。専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
また、まれに、ジャーッと大量に出血する場合もある。
20歳未満、あるいは更年期に起こることが多く、原因はホルモンの分泌異常=輸血が必要になるほどなら、きちんとホルモン治療を受ける必要がある。

「レバーのようなかたまりがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血量の多さよりはむしろ、生理血中にレバーのようなかたまりがある場合は病気のサインと判断する。
疑われるのは「子宮内膜症」、「子宮筋腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている膜が子宮内腔以外に飛び出して増殖する病気。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
レバー状のかたまりが見られ、生理痛がだんだんひどくなっていくときは、子宮内膜症が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②子宮筋腫はまったく無症状で進行する場合もあるが、レバー状のかたまりが見られたり、出血が多くなったり、
さらに、筋腫が大きくなると臓器を圧迫して頻尿、便秘、腰痛などの症状が出てくる。
おりものに異常が見られるなど、筋腫ができる場所のよって、あらわれる症状が違う=総合的に症状を見ながら判断する。

「生理痛で寝込んでしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理中は多かれ少なかれ、生理痛はある。 この痛みの正体は、「機能性生理痛」と「器質性生理痛」である。
①「機能性生理痛」は、10代~20代前半では子宮口が未成熟で狭いため、子宮内から出てくる血液が押し出されるときに痛みを感じる。
さらに年代が進むと、子宮を伸縮させる物質であるプロスダグランディンの分泌が多くなり、そのために痛みが強く出る。
プロスタグランディンの分泌が多い人は、より痛みを強く感じるという仕組みである。
痛みは下腹部から腰にかけて感じることが多いが、放散痛といって、足の付け根やおなかまわり全体に広がることもある。
生理痛がひどく、日常生活にまで影響をおよぼす場合を「月経困難症」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが影響している。
症状としては、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労感、下痢など、さまざま → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②「器質性生理痛」は病気が原因で起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
考えられる病気は「子宮筋腫、子宮内膜症」などの子宮の病気、卵巣腫瘍などの卵巣の病気。
一般の鎮痛剤を飲んでも効かない、さらに生理痛がひどくなる、お腹周辺以外にも痛みがある場合=専門家に相談



「生理日以外にも痛みがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が終わっても、2週間ほどしたら、また痛みを感じる」という人
生理が終わって2週間は、ちょうど排卵日になる。
左右の下腹部にチクリとした痛みを感じる場合は、まず「排卵痛」が考えられる。=問題なし
これは排卵を促す卵巣ホルモンのバランスの変化によるもので、少量の出血をみる場合もある。
生理予定日の前に感じる下腹部痛は生理の前触れと考えてよい=問題なし。
ただし、生理痛のような痛みが、生理以外にも下腹部に感じる場合は病気のサインである。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「月経前緊張症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
これは生理がやってくる1週間ほど前から下腹部痛があらわれたり、むくみ、頭痛、だるさ、イライラなどといった、
いわゆる自律神経失調症があらわれるもの。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
症状の程度は、人それぞれだが、心と体に不快を訴える人=月経前緊張症

「生理でもないのに出血がある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間に出血する=生理が終わって排卵日を迎えるころ、少量出血する事があるが、これは排卵期出血(中間期出血)と呼ばれるもの。
卵巣ホルモン分泌が一時的に低下するために起こるもの=問題なし。
軽い下腹部痛はあるものの2~3日程度でおさまるのが通常である。
出血は、鮮血ではなく、おりものに混じって「茶色」で確認される場合もある。
ただし、生理の周期が一定しないで、出血量や時期が乱れる「月経不順」がある場合で、
1週間以上、少量の出血がつづく場合は、ホルモンの乱れによる排卵異常の可能性大。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮筋腫、子宮ガンの可能性もある。=専門家に相談。

「生理の数日前に出血する」 → 次の生理が始まる頃に出血する、また生理スタート日より遅れて少量出血する=妊娠の可能性大。
受精卵が子宮内膜に着床するときに自然に起こる反応で、妊娠を希望しているのであれば、まったく問題なし。
妊娠していない場合で、生理前に少量の出血がある場合は、黄体ホルモンの乱れが考えられるが、生理の一種と考えてよい、問題なし。
ただし、大量に出血して痛みをともなう場合は、「子宮筋腫」が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「不規則に出血する」 出血が不規則に続いている場合は、なんらかの異常が発生している
=子宮の病気、卵巣の病気、膣に起こる炎症性疾患(感染の病気)原因となる可能性大。
専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理がない」 「まだ初経がない」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
平均的な初経年齢は10~16歳。17歳で初経がまだないという場合は問題となる=原因を探らなければならない。
比較的多いの原因は、処女膜が閉鎖されている場合。
子宮や卵巣は正常にはたらいて月経血も排出されているのに、処女膜が閉鎖されていて膣内に月経血がたまっている状態=外科的治療で治癒。
精神的、肉体的なストレスが原因となっている場合。
人間関係、受験によって受けるストレス、小さい時から運動(ダンス、バレエ、体操、柔道など)を継続しているために受ける肉体的なストレス、
ダイエットも影響する。(最近は、小学生でもダイエットという言葉を口にする時代。無理なダイエットで体重が減少して初経が遅れる場合もある。
ホルモンのメカニズムに障害がある場合、染色体に異常がある場合もある=基礎体温をつけたうえで、専門家に相談する。

「生理が止まってしまった」 「妊娠以外で生理が止まってしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
原因は、ストレス、無理なダイエット、激しいスポーツ、そしてなんらかの病気が隠れている場合。
原因として一番多いのはストレス。 脳の視床下部がストレスの影響で狂い、視床下部からの命令系統が狂い、
月経誘発に影響がおよび、ホルモンのバランスが乱れて生理が止まる。
激しいスポーツも、極度の疲労からホルモンバランスを乱す。
最近では、食事をとらないなど無理なダイエットをしたことによって生理が止まる若い女性も増えている。
栄養の行き渡らない子宮や卵巣は機能を低下させて生理が止まる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
無月経の状態が長くつづくと、子宮が萎縮したり、卵巣の機能が衰えて不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が止まり、膣の上皮がもろくなると、セックスとしたときに出血したり、痛みが起こる。
3カ月以上生理が止まっている場合は専門家に相談。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



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東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法) 不妊症の悩み、女性の悩み相談窓口

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大山鍼灸院では、まったく安全な、
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「セイリン鍼」を使用しています。

大山鍼灸院で使用している「セイリン鍼」は、
製品の素材選定から、製造出荷までを、すべて国内一貫生産、純日本製です。
1本1本が安心、安全設計、さらに、「セイリン鍼」は、
鍼灸業界初のグッドデザイン賞も受賞しています。

ですから、大山鍼灸院の鍼治療は、
まったく安心、まったく安全で、さらに、見ていても爽快です。


特集② 「おりもの」の悩み

おりものは、子宮頸管粘液や膣の粘膜からの分泌物、
子宮の入り口や膣の上皮が新陳代謝によってはがれ落ちたもの、
外陰部の分泌物などが混じり合ったもの。
膣をうるおして、外部からの雑菌の侵入を防いだり、排卵期には精子を子宮に入りやすくして受精を助けるはたらきをしている。
通常と違う場合、状態は、必ず病気のサインとなる。



「おりものの量が多い」 生理と生理の間に量がふえる
おりものは女性ホルモンの分泌と密接な関係がある。
個人差はあるが、ホルモン分泌のさかんな成熟期には量が多い。
卵巣の働きが衰えてくる40歳を過ぎると少なくなり、ホルモンの分泌が止まる閉経後は、おりものの量も極端に少なくなる。
おりものの量は、生理周期によっても変化する。
排卵の前期(卵胞期)から徐々に多くなり、排卵期をピークにそれ以降(黄体期)は減少、生理直前に少なくなる。
おりものの量が多くなったと感じるのが排卵期であれば、
それは子宮頸管粘液の分泌が増して、精子と卵子が受精しやすいようにする、正常な体の変化、生理的なものであり、問題なし。
おりものの「周期」は基礎体温で判断できる。

「おりものの色」
生理の周期によって、おりものは、「色」「状態」「におい」に微妙な変化があらわれる。
排卵の前期は半透明か、薄いクリーム色で粘り気のないおりものが普通。
排卵日が近づくと、粘り気が出てきて生卵の白身のようにドロッとした感じになる。この時も透明に近い白色。
排卵日以降は、透明度は少なくなり白濁した感じになる。粘度も強い。
生理直前になると、粘度に加えてにおいも強くなる。
おりものがこのような変化をしているなら、多少量が多くても問題なし。
子宮膣部びらんに起因している場合。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
透明に近い白または薄いクリーム色だったおりものが黄色に濃く変化している場合
=大腸菌やブドウ球菌などの一般的な細菌によって起こる非特異性膣炎が考えられる。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
においが強くなるのが特徴。雑菌が膣部より奥に入り込んで炎症を起こす子宮頸管炎の場合。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンやコンドームを置き忘れて起こる場合もある。 どの場合も「おりもののにおいは強くなる。」
「粘り気がない」と「ドロッとした感じ」を比較するには、指にとって確認するのがわかりやすい。
糸を引くように伸びるのが「ドロッとした感じ」。
また、おりものは酸性なので空気にふれるとにおいが強くなったり、黄色に変化する。
下着についた色やにおいで判断するのではなく、直接おりものにふれて判断する。



「おりものが、水っぽくサラサラしている」
立ち上がった瞬間に水っぽいおりものが出る、という女性は多い。
「尿が漏れたのかと思った…」と表現する人もいる。
排卵期が近づくにつれて水っぽいおりものが増えるのは問題なし。
ただ、1日に何度も下着を取り替えなければならないほどおりものの量が増え、排卵日以外にも多く出る場合。
=子宮筋腫、子宮内膜症が潜んでいる可能性がある=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
水っぽくてサラサラしたおりものはトリコモナス膣炎の初期症状であることも考えられる。
その場合はかゆみを伴う。 かゆみがなければ、まず問題なし。
ただし、水っぽいおりものが色が濃く、においもに強くなる場合は注意。
クラミジアに感染した場合も、最初水っぽいおりものが出る。
症状の出にくい病気だが、下腹部に痛みがあらわれ、発熱する。
若い世代に増えている性感染症のひとつ。



「おりものが、かゆみを伴う。」
女性生殖器は、分泌物があり、いつも湿った状態にあるので、女性にとって「かゆみ」は、比較的多くの人が感じている不快感になる。
かゆみから解放される手段は、下着をこまめに取り替える、おりもの用の生理用品を利用する、こまめに入浴するなど、いろいろ考えられる。
まず、かゆみを起こさないように基本的に清潔を保ったうえで状態を判断する。
清潔にしていても、かゆみをともなうときは、病気のサインでもあることが多い。
かゆみがあり、豆腐カスのようにボロボロしたおりものの場合=カンジダ膣炎、
色が黄色みを増して膿のような状態で悪臭もある場合=非特異性膣炎、トリコモナス膣炎、淋病に感染している疑いがある。



「おりもののにおいがきつい」 甘酸っぱいにおいがする
おりものは、ほとんどの場合無臭であるが、膣の中は、「酸性」という特性を持っているため、多少甘酸っぱいにおいがすることがある。
おりもののにおいは生理前に強くなるのが特徴。この時期ににおいが強くなったと感じても、まったく問題なし。
おりものの「におい」には、病気のサインが隠されていることが多いので、自分のおりものが通常どんな状態なのか、
生理の周期にともなってどう変化するのかを知っておくことが大事。
基礎体温を計るとその変化がわかる。
おりものが下着について時間が経った場合は、においは強くなる。



「おりものが、ツーンと鼻につくにおい」 においに関する感じ方は人それぞれである。
どんな臭いがあるかを表現する言葉もさまざまである。
ふだんはほとんど無臭が常識のおりものであるが、「甘酸っぱい」という表現も、
においが強いと感じることがあるので、基本は「いつもよりにおいが強い」ということになる。
においが強くなる場合は、その他の症状も同時に起こっている。
黄色っぽい膿のような、おりものがあって「ツーンと鼻につくにおい」
あるいは「チーズを焼いたときのようなにおい」があるとき=トリコモナス膣炎が疑われる。
おりものにはこまかい泡が混じっていいることもある。
外陰部に、はげしいかゆみがともなっているなら、まずトリコモナス膣炎に間違いない。
性感染症の一種で、セックスの数日後に出るのが通常。



「おりものが茶褐色をしている」
生理前に臭いが強くなり、おりものが薄茶色がかった色に変化することがある。
これは月経血が少しずつ出てきたことによるもので、病的なものではない。
ただし、生理前ではないのににおいが増し、茶褐色のおりものがあるケースでは非特異性膣炎の可能性がある。
茶褐色に少量の出血(不正出血)がみられるようなら別の病気も考えられる。→ 専門家に相談

「おりものの「状態」が豆腐カスのような感じである」
おりもののにおいが強く、生理の周期に準じた変化から逸脱した状態=病気のサイン
においが強くて「豆腐カスのような状態のおりもの」があるとき=カンジダ膣炎の可能性大
この場合、膣内や外陰部に強いかゆみをともなう=カンジダ膣炎の可能性大


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大山漢方堂薬局 附属 大山鍼灸院 TEL: 0283-22-1389
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(不妊症専門鍼灸治療室:完全予約制) TEL: 0283-22-1607

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製品の素材選定から、製造出荷までを、すべて国内一貫生産、純日本製です。
1本1本が安心、安全設計、さらに、「セイリン鍼」は、
鍼灸業界初のグッドデザイン賞も受賞しています。

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特集③ 陰部の悩み(性器=女性生殖器)

「性器に、かゆみ、痛みがる」
性感染症はセックスによって感染する病気の総称。
カンジダ、トリコモナス、クラミジアなど主なものだけでも18~20種類くらいある。
性器周辺に「かゆみ」や「痛み」がある場合の多くは、なんらかの性感染症にかかっている疑いがある。
性器周辺はいつも湿った状態なので、雑菌に感染したことによって起こるものもある。
不快な状態を取り除くためには、まず第一に、「清潔」にすること、
その上で、さまざまな「状態」を観察して、病気を予防、早期発見する。

 

「陰部がかゆい」 症状はかゆみだけ → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
性器周辺には腋の下と同じように、タンパク質や脂肪分を分泌するアポクリン腺が存在しているため、
汗をかいたり、ムレた状態が長くつづくとにおいやかゆみが発生する。
また、尿道や肛門が近くにあるので、おりものや尿、便などで不潔になりがち=かゆみが発生しやすい場所になる。
症状が、「かゆみだけ」の場合=「外陰炎」の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
湿ってふやけた皮膚がすれて炎症を起こしたり、傷ができてしまい、ヒリヒリとして痛みを感じることもある。
外陰炎には傷から細菌が感染して起こる「感染性外陰炎」 → 調合漢方薬服用可能、
下着による摩擦やかぶれ、股ずれやアレルギーなどによって起こる「非感染性外陰炎」 → 調合漢方薬服用可能、
また、「尖圭コンジローム」の可能性もある。 → 調合漢方薬服用可能
これは性感染症の一種で、外陰部や肛門のあたり、膣口、小陰唇の内側などに先端のとがったイボのような米粒~大豆大の腫瘍ができる。
腫瘍が小さいうちは無症状であり、イボができたことで自覚する。大きくなるとかゆみが出る。



「おりものが、いつもと違う」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
かゆみがあり、おりものの状態がいつもと違う場合=何らかの異常が起こっている可能性大。
黄色あるいはクリーム色でにおいのあるおりものが増えてきたときは「非特異性膣炎」、 → 調合漢方薬服用可能
外陰部、膣内に「痛痒い」かゆみがあって、おりものに豆腐カスのようなかたまりがみられたら「カンジダ膣炎」 → 調合漢方薬服用可能
かゆみの感じ方は、さまざまで「ピリピリするような」あるいは「しみるような」かゆみと表現する人もいる。
かゆみがあって、黄色あるいは緑がかった色をして膿のようなものが混じっている場合は「トリコモナス膣炎」 → 調合漢方薬服用可能
「膣の中が熱い」感じのかゆみがある。
おりものの量が増えて外陰部にかゆみがある場合は、「淋病」の可能性もある。



「陰部が痛い」 痛みは外陰部にある。 → 調合漢方薬服用可能
外陰部に痛みを覚える病気は、「性器ヘルペス」がある=性感染症の一種で、クラミジアに次いで多い感染症。。 → 調合漢方薬服用可能
最初は外陰部に軽いかゆみを覚え、しだいに強い痛みとなってあらわれる。
外陰部がはれ、米粒大くらいの水泡ができ、それが破れると下着がふれただけでも飛び上がるほどの痛みとなる。
膣の入り口の左右両側の小陰唇の皮下にあるバルトリン腺が炎症を起こして痛みが出る場合=「バルトリン腺炎」。 → 調合漢方薬服用可能
大腸菌(淋病の場合もある)などの細菌がバルトリン腺に侵入して起こる。
バルトリン腺の開口部がふさがっていて分泌物が出なくなって起こる場合=「バルトリン腺のう胞」。 → 調合漢方薬服用可能
しだいに大きくなり、歩くのも困難な、激しい痛みがある。
膣の入り口あたりがヒリヒリと痛む場合はバルトリン腺の異常が疑われる。。 → 調合漢方薬服用可能
また、カンジダ膣炎は、かゆみとともに痛みで自覚することもある。痛みは膣内、外陰部におよぶ。。 → 調合漢方薬服用可能



「痛みが下腹部にある」 下腹部に起こる痛みは、さまざまな状況が考えられる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能 →効果大
痛みが起こる前に、水っぽいおりものがでた。外陰部に軽いかゆみがあった=前兆症状=クラミジアの可能性大
クラミジアは感染しても症状が全く出ない場合も多く、発見しづらい病気である。
クラミジアの下腹部痛は、軽いものが多いので、発見を遅らせてしまう性感染症。
下腹部に起こる痛みは、感染症より、子宮や卵巣などの病気の場合が多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮や卵巣に起こった痛みかどうかを判断する、一応の目安は、おなかの奥のほうに痛みを感じる時が、子宮や卵巣の病気の可能性大。
中央部位は子宮系の病気、下腹部の左右に広がっているような痛みは卵巣系の病気であることが多い。
まれに子宮外妊娠で急激な痛みに襲われることがある。
卵巣に起こる病気は、症状としては出にくい。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
定期健診で見つかる場合がほとんど「卵巣膿腫」、「卵巣チョコレート膿腫」=下腹部にしこりを感じ、痛みが起こる場合が可能性大。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
人によっては「チクチクする痛み」と表現。 腰痛を感じる人もいる。 不正出血やおりものが水っぽくなった。
卵巣膿腫、卵巣チョコレート膿腫は、急な激しい痛みによって見つかる場合もある。=「茎捻転」と呼ばれる状態。
卵巣が腫れてくると、なにかの拍子でくるりと一回転して靭帯や卵管がねじれ、激しい痛みが起こる=緊急手術が必要。
「卵巣出血」=強い下腹部痛を起こす病気。
排卵のとき、卵が卵巣を飛び出すときにできる傷からの出血=少しのものであれば問題なし。
出血が腹膜を刺激して痛みが起こる。生理のたびに痛みがある場合は少ないが、ショック症状を起こすほどひどい痛みもある。
下腹部痛に悩まされる一番多い病気は、「子宮内膜症」である。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
次に、クラミジアが卵管に入り込んで起こる卵管炎=感染を知らずに放置していると、子宮や卵巣の病気へと発展し、不妊症につながる。
痛みから病気が見つかる場合は、セックスのときの痛みがサインとなることが多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「おしっこをするときに痛む」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
尿道と膣は非常に近い位置にある。
感染症を放っておくと菌が尿路に入り込んで炎症を起こす。
排尿するときに痛みを感じる。頻尿になった。=尿道炎や膀胱炎である可能性大。
トリコモナス膣炎やクラミジア、淋病、カンジダ膣炎などの性感染症を疑う必要もある。
排尿痛となって症状があらわれる以前に、すでに、おりものの異常、かゆみ、痛みなど、ふだんと違う症状が現れている場合=専門家に相談
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大





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特集④ バストの悩み

「バストの異常」 「おっぱい」に、変な症状がある」
バストには、ふだん、あまり関心がない=「乳がんはもっと年齢がすすんでからのもの…」という思い込みがある。
ところが、乳がんにかかる年齢はしだいに若い世代へと移行する傾向にある。
とはいっても、バストに感じる異常で大きな病気につながるケースはそれほど多くはない。
ほとんどの場合、心配のいらない。



「乳房に、しこりがある」 腫れや痛みがある。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が近くなるとバストは、通常、張って痛いと感じることが多い。
これは、バストが女性ホルモンの分泌に影響されやすいからである。
ホルモンのバランスが変動する生理前は乳房全体に、はれや痛みを感じたり、コリコリとしたしこりを感じる人もいる。
乳首が、かたくなり、さわると痛いという人もいる。
これらの痛みは生理がはじまるとスーッと消えていき、乳房全体もやわらかくなるのがふつう=まったく問題なし。
ただし、生理前に、はじまって生理と同時に消えていくのと、同じ経路をたどる病気に、「乳腺症」がある。
乳腺症は、乳房に粒状の大小さまざまなしこりができる病気です。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
指でふれると、弾力があって、しこりの形は、はっきりしない。全体がポコポコした感じ。
生理の前にしこりは大きくなり、生理がはじまると小さくなり、ほとんど感じない程度に小さくなる人もいる。
はりと痛みがあり、肩こりや頭痛などの症状を伴う場合もある。
乳首からおっぱいのような、あるいは血の混じった分泌物がでてくることもある。



「はれや痛みの他にも症状がある」
しこりは、ないが、その他の症状が顕著なのが「乳腺炎」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳腺炎は、授乳中に起こる場合がほとんどである。
乳房がかたくはれてさわると痛む、発熱をともなう、母乳ではない分泌物が出て、血が混じっている場合=痛みもひどく、乳腺炎の症状がすすんだ状態。
乳腺炎は、赤ちゃんが乳首を噛んでしまって傷つき、その乳頭部にできた傷から細菌が入り込んで「乳腺炎」を起こす。
授乳中や、それ以外の原因が見当たらないのに赤くはれて痛み、発熱もある場合=乳がんが進行して起こる炎症性乳がんの可能性がある。

「しこりが痛む」 バストにしこりがあり痛みを感じる=「乳腺症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
それ以外のしこりは、あまり痛みを感じない。
しこり=乳がんと考える人も意外に多いですが、バストに触って感じるしこりの95%は痛みを感じない良性のもの
=「のう胞」、「乳腺繊維腺腫」、「乳管内乳頭腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
しこりの「形」「触熱」で、だいたいの病気を区別する方法、特徴、
①「のう胞」は、しこりの中に液体が溜まったもの=さわったときにツルツルした感触がある=のう胞と考えられる。
②乳腺繊維腺腫は、大豆から、うずらの卵、程度の大きさのしこりで、さわると逃げるように動くのが特徴。
複数みつかることもある。コリコリとした感触。
③乳管内乳腺腫は、母乳が出る乳管に両性のポリープができるもの。
乳首から血の混じった分泌液が出てくるのが特徴。乳首のまわりにしこりができることがあります。
乳がんのしこりも、あまり痛みを感じないが、チリチリとし痛みを感じる人もいる。
さわるとコリコリした感じ、小さな石が入っているような感じ、かたくてデコボコしている。
乳腺症や乳腺繊維腺腫の触感とよく似ている=早期では区別がつきにくい、
症状がすすむと周囲の組織との癒着が起こってひきつれたり、へこみが目立つようになる。
さらに、痛みをともない、乳首がへこんだり、乳首から血の混じった分泌物が出てくることもある。
乳がんは、1cm以内のときに発見できれば、ほぼ完治する病気。
諸症状にかかわらず、しこりを感じたら専門家に相談する。



「乳首に異常がある」 乳首にかゆみがある → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首の周囲にある乳輪には、モントゴメリーという汗腺があります。
汗腺なので、当然、分泌物を出し、これが皮膚を刺激する。
乳首がかゆいといった症状はほとんどの場合、その分泌物から起こるかゆみである。
特に、汗ばむ季節などに多く、対処の方法は清潔にすること。
あせをかいたらシャワーを浴びたり、ぬれたタオルで拭く、などをこまめにする。
日々の清潔を心がけても、かゆみが止まらない、乳首がただれたような症状になる場合=乳がんが原因のパジェット病である可能性がある。
この病気は、しこりを感じる前にあらわれてくる、極めてまれなもの。
かさぶたができたり、出血するようならパジェット病が考えられる。



「乳首からへんな分泌物が出る」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首から母乳のような乳白色、あるいは透明な分泌物が出てくる場合=高プロラクチン血症の可能性大。
ホルモンの分泌異常で起こる=これは妊娠をした経験がある(出産しなくても)人に起こる生理現象の一種。
しこりがないのが特徴=他の病気と容易に区別ができる。
おっぱいのような分泌物が出るのは「乳腺症」に見られるが、
血液が混じった分泌物が出てくる場合は、乳管内乳頭腫、乳腺症、乳腺炎、乳がんが考えられる。
特に、血性の分泌物が出る場合は、要注意=専門家に相談。



「乳首がへこんでいる」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首の形は、人それぞれ、十人十色である。
乳頭が、亀裂している「乳頭亀裂」の場合は、細菌が感染して炎症を起こす。
乳首がへこんでいる「乳頭陥没」で、左右の乳房が不揃い、乳輪から陥没している場合は、乳がんの可能性もある。



特集⑤ SEX(セックス、性生活)の悩み

「SEXの時、症状がでる」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
SEXのときに痛みを感じる、SEXのあとに出血がある、など、SEXのときにあらわれる症状は病気のサインになる。
心配のいらないものもありますが、異常ととらえて、まず、専門家に相談することが大切。
痛みや出血がある場合は、そのことをパートナーにも伝えて理解してもらうこと。

「SEXのあとに出血する」 SEXのたびに出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
セックスのあとの出血で、問題ないのは、次の3つの場合。
①子宮内に生理のときの月経血が残っていて、セックスしたことによって刺激されて出血する。
②生理日が近い時にセックスをして出血する。
③セックスによる刺激や接触によって、膣や子宮頚部ば擦れて傷つき出血する。
こうした場合は、出血は、一時的なもので、出血はすぐに止まる。
ただ、セックスのあとに出血するのも「不正出血」の一種と考えられるので、
たびたびくり返されることによって、病気になることもある→専門家に相談。



「おりものが、増えている」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血が長引いたり、セックスのたびに出血するようなら、その原因を考える必要がある。
セックスのたびに出血があり、おりものが増えた場合は、「子宮膣部びらん」の可能性大。
「びらん」というのは赤くただれた状態を指す言葉で、膣の突き当りの子宮頚部がただれている。
セックスの刺激によってその部位から出血が起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血がたびたびくり返されると「子宮頚ガン」に発展する可能性もある。
おりものの量が多くなり、悪臭がでてくるようなら「子宮頚がん」、「子宮体ガン」も考えられる。
おりものの量が増えて、セックスのあとの出血があり、おりものに血が混じる場合、「子宮頚管ポリープ」の可能性大。



「SEXのとき、痛みがある」 入り口付近が痛い → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
女性生殖器(性器)外陰部にはセックスがスムーズに行えるように、バルトリン腺が配置されている。
バルトリン腺は、膣入り口の左右両側の小陰唇の下の方にあり、性的に興奮すると、粘液の分泌量が増えて濡れる、潤う状態になる。
この分泌液が潤滑油となってスムーズなセックスが可能になる。
女性生殖器(性器)外陰部に炎症がある場合は、バルトリン腺からの潤滑液が分泌されなくなり、痛みを感じる。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「バルトリン腺炎」、「バルトリン腺のう胞」がある場合、セックスの時、痛みが強く、挿入困難になる。
また、セックスの後、出血したり、排尿時に、しみて痛い。
「処女膜強靭症」の場合=そもそも膣入り口が狭く、膣入り口に痛みを感じる人=処女膜が強靭で弾力性に欠ける。
「セックスが痛くてたまらない」と訴える人=セックスに緊張感や恥じらいを感じて体が委縮してしまっている。
=ムードづくりが痛み解消に役立つ場合もある。
膣に炎症が起こっている場合も痛みを感じる=「非特異性膣炎」
性感染症に感染している場合も痛みを感じる。
まず、第一に、こうした原因を取り除くこと=専門家に相談。



「おなかの奥の方に痛みがある」  → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
セックスの時に、おなかの奥の方が痛む場合は、「子宮筋腫」、「子宮内膜症」の可能性大。
クラミジアなどの性感染症がある場合も、病原体が子宮や卵巣器官に入り込んで、
「卵管炎」、「子宮頚管炎」などを引き起こし、さまざまな痛みとなってあらわれる。
痛みに出血をともなうことが多い=女性の体にとっては過酷な状況になる。
痛みと出血がある場合は、パートナーに説明して、セックスは控える=専門家に相談



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北海道から、九州、沖縄県の人まで、日本全国に大山漢方のファンの方がいらっしゃいます!
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  「はり治療、きゅう治療の実際」

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岡山大学医学博士(分子細胞医学研究施設神経情報学部門、脳代謝研究施設機能生化学部門)
徳島大学薬学修士(医療生命薬学 製薬化学科 生物薬品化学分野)
大山博行
Dr. HIROYUKI OHYAMA,Ph.D.



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認知症・アルツハイマーは、もう怖くない 「脳を守る漢方薬」 岡山大学 医学博士 大山博行 著



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特集① 生理の悩み Q1:生理不順:生理の周期が一定していません Q2:生理の量が多くて痛みがひどい
      Q3:生理でもないのに出血があります Q4:生理がない
特集② おりものの悩み Q1おりものの量が多い Q2おりもののにおいがきつい
特集③ 陰部の悩み(性器、生殖器) 性器のかゆみ・痛み=Q1性器がかゆい Q2性器がが痛い
特集④ バストの悩み Q1乳房にしこりがある Q2乳首に異常がある
特集⑤ SEX(セックス、性生活)の悩み Q1 SEXのあと出血する Q2 SEXのとき痛みがある



特集:不妊症(男性不妊、女性不妊)と漢方薬

「不妊症」についての正しい知識をもつ
基礎体温をつける
子宮・卵管・頸管のチェック
排卵機能のチェック
パートナーのチェック



特集① 生理の悩み

「生理不順」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
女性は卵巣の中に100万~200万個の原始卵胞を持って生まれてくる。
思春期になると毎月、その中のたったひとつの原始卵胞が成熟して排卵され、受精を待つ。
子宮内では、そのための準備をはじめてホルモンを分泌し着床しやすい状態をつくる
ここで受精が成立すれば妊娠。受精しなければ、受精するために整った子宮内膜ははがれて出血。
これが思春期から閉経期まで毎日くり返されていく。
ホルモンが大きく関与している、生理の状態はその分泌によって左右される、ホルモン分泌はさまざまな要因によって変化する。

「生理の周期が一定しない」 平均的な月経周期は28日。
25~38日でめぐってくるなら正常範囲。
月によって4~5日遅れたり早まったりするのはよくあること、6日程度であれば特に心配なし。
生理の周期はホルモンによって左右される。
ホルモンはストレスや生活環境の変化、無理なダイエットなどの要因に影響を受けやすく、バランスがくずれて周期が乱れることがある。
ホルモン分泌の環境が整えば生理の周期も安定してくる、一時的な生理不順ならば問題なし。
頻繁に乱れるようなら、専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理が遅れがち」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間隔が39日以上あくものを「稀発月経」という。
生理がきてから排卵するまでの間が長いために、生理と生理の間隔があいてしまう。
少なくとも50日に一度は定期的に生理があるというのであれば、特に、大きな問題はありません。
ただし、正常な範囲で生理がこないケースでは、排卵しているか、排卵していないか、をきちんと見極めておく必要がある。
その方法は、まず基礎体温をつけること。
基礎体温をつけてみて、低温期と高温期が2相にわかれているか、高温期が2週間程度つづいているかを見る。
体温表がこのように推移していれば、排卵しています。
逆に、高温期がはっきりせず、期間も短いといったケースでは無排卵月経、つまり、生理があっても排卵をしていない。
ただ、無排卵であっても2ヶ月に1度程度定期的に生理があるようなら、排卵が起こってくるケースもある。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
しかし、3カ月以上生理がこないことが頻繁である場合は不妊症になる可能性大  → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
年に2~3回しか生理がこないという人 → 専門家に相談=調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大。

「生理が月に何度もある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
稀発月経とは反対に、月に何度か生理がある場合は「頻発月経」という。24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいう。
生理の周期はストレスなどの影響を受けやすいので、一度二度、あるいはたまに生理の間隔が短いことがあっても、特に心配はいらない。
ただし、慢性的に頻発月経が起こる場合は注意。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
頻繁に生理がやてくるときは、稀発月経同様、排卵のあるものと無排卵のものとがあり、不妊症になる可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
基礎体温を計って排卵の有無を確認する。
頻繁に生理がある場合は、出血が生理によるものでないことも考えられる。
子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などによる不正出血。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
あるいは非特異性膣炎などがある場合にも出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「生理の期間、量に乱れがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が2日以内と極端に短いものを「過短月経」という。8日以上生理がつづくものを『過長月経』という。
また、生理期間は通常でも出血量が極端に少ない場合は「過少月経という。
生理はふつう、4~7日が正常な生理期間とされている。
1~2日と少ない場合は「無排卵月経」である可能性がある。
生理が8日以上つづき量が少ない場合は、不妊症につながる無排卵月経の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
慢性的に生理の周期が不順である場合には要注意=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理周期は順調、出血量が少ない、場合は、注意。
子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が減ってくる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
逆に、出血量が多くなる場合も注意。子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が増える。(どちらもある=子宮筋腫、子宮内膜症の病状)
今までは、正常だったのに、ある時期から生理期間が長くなったといったときも、これらの病気が疑われる。
また、子宮頸管ポリープ、子宮体ガンなどの病気が隠れていることもある。専門家に相談。

「生理の量が多く、痛みがひどい」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンとナプキンを使ってももれる。 量の多さには個人差がある。 通常の出血量は180ml前後。
生理期間が正常で、2~3日目に、出血量の増える程度なら、問題なし。
特に20代は出血の量は多いのが普通。
貧血を起こすほど多い=「過多月経」の場合は子宮筋腫、子宮内膜症などが疑われる。専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
また、まれに、ジャーッと大量に出血する場合もある。
20歳未満、あるいは更年期に起こることが多く、原因はホルモンの分泌異常=輸血が必要になるほどなら、きちんとホルモン治療を受ける必要がある。

「レバーのようなかたまりがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血量の多さよりはむしろ、生理血中にレバーのようなかたまりがある場合は病気のサインと判断する。
疑われるのは「子宮内膜症」、「子宮筋腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている膜が子宮内腔以外に飛び出して増殖する病気。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
レバー状のかたまりが見られ、生理痛がだんだんひどくなっていくときは、子宮内膜症が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②子宮筋腫はまったく無症状で進行する場合もあるが、レバー状のかたまりが見られたり、出血が多くなったり、
さらに、筋腫が大きくなると臓器を圧迫して頻尿、便秘、腰痛などの症状が出てくる。
おりものに異常が見られるなど、筋腫ができる場所のよって、あらわれる症状が違う=総合的に症状を見ながら判断する。

「生理痛で寝込んでしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理中は多かれ少なかれ、生理痛はある。 この痛みの正体は、「機能性生理痛」と「器質性生理痛」である。
①「機能性生理痛」は、10代~20代前半では子宮口が未成熟で狭いため、子宮内から出てくる血液が押し出されるときに痛みを感じる。
さらに年代が進むと、子宮を伸縮させる物質であるプロスダグランディンの分泌が多くなり、そのために痛みが強く出る。
プロスタグランディンの分泌が多い人は、より痛みを強く感じるという仕組みである。
痛みは下腹部から腰にかけて感じることが多いが、放散痛といって、足の付け根やおなかまわり全体に広がることもある。
生理痛がひどく、日常生活にまで影響をおよぼす場合を「月経困難症」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが影響している。
症状としては、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労感、下痢など、さまざま → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②「器質性生理痛」は病気が原因で起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
考えられる病気は「子宮筋腫、子宮内膜症」などの子宮の病気、卵巣腫瘍などの卵巣の病気。
一般の鎮痛剤を飲んでも効かない、さらに生理痛がひどくなる、お腹周辺以外にも痛みがある場合=専門家に相談



「生理日以外にも痛みがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が終わっても、2週間ほどしたら、また痛みを感じる」という人
生理が終わって2週間は、ちょうど排卵日になる。
左右の下腹部にチクリとした痛みを感じる場合は、まず「排卵痛」が考えられる。=問題なし
これは排卵を促す卵巣ホルモンのバランスの変化によるもので、少量の出血をみる場合もある。
生理予定日の前に感じる下腹部痛は生理の前触れと考えてよい=問題なし。
ただし、生理痛のような痛みが、生理以外にも下腹部に感じる場合は病気のサインである。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「月経前緊張症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
これは生理がやってくる1週間ほど前から下腹部痛があらわれたり、むくみ、頭痛、だるさ、イライラなどといった、
いわゆる自律神経失調症があらわれるもの。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
症状の程度は、人それぞれだが、心と体に不快を訴える人=月経前緊張症

「生理でもないのに出血がある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間に出血する=生理が終わって排卵日を迎えるころ、少量出血する事があるが、これは排卵期出血(中間期出血)と呼ばれるもの。
卵巣ホルモン分泌が一時的に低下するために起こるもの=問題なし。
軽い下腹部痛はあるものの2~3日程度でおさまるのが通常である。
出血は、鮮血ではなく、おりものに混じって「茶色」で確認される場合もある。
ただし、生理の周期が一定しないで、出血量や時期が乱れる「月経不順」がある場合で、
1週間以上、少量の出血がつづく場合は、ホルモンの乱れによる排卵異常の可能性大。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮筋腫、子宮ガンの可能性もある。=専門家に相談。

「生理の数日前に出血する」 → 次の生理が始まる頃に出血する、また生理スタート日より遅れて少量出血する=妊娠の可能性大。
受精卵が子宮内膜に着床するときに自然に起こる反応で、妊娠を希望しているのであれば、まったく問題なし。
妊娠していない場合で、生理前に少量の出血がある場合は、黄体ホルモンの乱れが考えられるが、生理の一種と考えてよい、問題なし。
ただし、大量に出血して痛みをともなう場合は、「子宮筋腫」が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「不規則に出血する」 出血が不規則に続いている場合は、なんらかの異常が発生している
=子宮の病気、卵巣の病気、膣に起こる炎症性疾患(感染の病気)原因となる可能性大。
専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理がない」 「まだ初経がない」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
平均的な初経年齢は10~16歳。17歳で初経がまだないという場合は問題となる=原因を探らなければならない。
比較的多いの原因は、処女膜が閉鎖されている場合。
子宮や卵巣は正常にはたらいて月経血も排出されているのに、処女膜が閉鎖されていて膣内に月経血がたまっている状態=外科的治療で治癒。
精神的、肉体的なストレスが原因となっている場合。
人間関係、受験によって受けるストレス、小さい時から運動(ダンス、バレエ、体操、柔道など)を継続しているために受ける肉体的なストレス、
ダイエットも影響する。(最近は、小学生でもダイエットという言葉を口にする時代。無理なダイエットで体重が減少して初経が遅れる場合もある。
ホルモンのメカニズムに障害がある場合、染色体に異常がある場合もある=基礎体温をつけたうえで、専門家に相談する。

「生理が止まってしまった」 「妊娠以外で生理が止まってしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
原因は、ストレス、無理なダイエット、激しいスポーツ、そしてなんらかの病気が隠れている場合。
原因として一番多いのはストレス。 脳の視床下部がストレスの影響で狂い、視床下部からの命令系統が狂い、
月経誘発に影響がおよび、ホルモンのバランスが乱れて生理が止まる。
激しいスポーツも、極度の疲労からホルモンバランスを乱す。
最近では、食事をとらないなど無理なダイエットをしたことによって生理が止まる若い女性も増えている。
栄養の行き渡らない子宮や卵巣は機能を低下させて生理が止まる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
無月経の状態が長くつづくと、子宮が萎縮したり、卵巣の機能が衰えて不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が止まり、膣の上皮がもろくなると、セックスとしたときに出血したり、痛みが起こる。
3カ月以上生理が止まっている場合は専門家に相談。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が月に何度もある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
稀発月経とは反対に、月に何度か生理がある場合は「頻発月経」という。24日以内にやってくる間隔が短い生理のことをいう。
生理の周期はストレスなどの影響を受けやすいので、一度二度、あるいはたまに生理の間隔が短いことがあっても、特に心配はいらない。
ただし、慢性的に頻発月経が起こる場合は注意。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
頻繁に生理がやてくるときは、稀発月経同様、排卵のあるものと無排卵のものとがあり、不妊症になる可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
基礎体温を計って排卵の有無を確認する。
頻繁に生理がある場合は、出血が生理によるものでないことも考えられる。
子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などによる不正出血。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
あるいは非特異性膣炎などがある場合にも出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「生理の期間、量に乱れがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が2日以内と極端に短いものを「過短月経」という。8日以上生理がつづくものを『過長月経』という。
また、生理期間は通常でも出血量が極端に少ない場合は「過少月経という。
生理はふつう、4~7日が正常な生理期間とされている。
1~2日と少ない場合は「無排卵月経」である可能性がある。
生理が8日以上つづき量が少ない場合は、不妊症につながる無排卵月経の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
慢性的に生理の周期が不順である場合には要注意=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理周期は順調、出血量が少ない、場合は、注意。
子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が減ってくる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
逆に、出血量が多くなる場合も注意。子宮筋腫、子宮内膜症の病状があると出血量が増える。(どちらもある=子宮筋腫、子宮内膜症の病状)
今までは、正常だったのに、ある時期から生理期間が長くなったといったときも、これらの病気が疑われる。
また、子宮頸管ポリープ、子宮体ガンなどの病気が隠れていることもある。専門家に相談。

「生理の量が多く、痛みがひどい」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンとナプキンを使ってももれる。 量の多さには個人差がある。 通常の出血量は180ml前後。
生理期間が正常で、2~3日目に、出血量の増える程度なら、問題なし。
特に20代は出血の量は多いのが普通。
貧血を起こすほど多い=「過多月経」の場合は子宮筋腫、子宮内膜症などが疑われる。専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
また、まれに、ジャーッと大量に出血する場合もある。
20歳未満、あるいは更年期に起こることが多く、原因はホルモンの分泌異常=輸血が必要になるほどなら、きちんとホルモン治療を受ける必要がある。

「レバーのようなかたまりがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血量の多さよりはむしろ、生理血中にレバーのようなかたまりがある場合は病気のサインと判断する。
疑われるのは「子宮内膜症」、「子宮筋腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①子宮内膜症は、子宮の内側を覆っている膜が子宮内腔以外に飛び出して増殖する病気。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
レバー状のかたまりが見られ、生理痛がだんだんひどくなっていくときは、子宮内膜症が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②子宮筋腫はまったく無症状で進行する場合もあるが、レバー状のかたまりが見られたり、出血が多くなったり、
さらに、筋腫が大きくなると臓器を圧迫して頻尿、便秘、腰痛などの症状が出てくる。
おりものに異常が見られるなど、筋腫ができる場所のよって、あらわれる症状が違う=総合的に症状を見ながら判断する。

「生理痛で寝込んでしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理中は多かれ少なかれ、生理痛はある。 この痛みの正体は、「機能性生理痛」と「器質性生理痛」である。
①「機能性生理痛」は、10代~20代前半では子宮口が未成熟で狭いため、子宮内から出てくる血液が押し出されるときに痛みを感じる。
さらに年代が進むと、子宮を伸縮させる物質であるプロスダグランディンの分泌が多くなり、そのために痛みが強く出る。
プロスタグランディンの分泌が多い人は、より痛みを強く感じるという仕組みである。
痛みは下腹部から腰にかけて感じることが多いが、放散痛といって、足の付け根やおなかまわり全体に広がることもある。
生理痛がひどく、日常生活にまで影響をおよぼす場合を「月経困難症」という。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが影響している。
症状としては、下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛、疲労感、下痢など、さまざま → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
②「器質性生理痛」は病気が原因で起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
考えられる病気は「子宮筋腫、子宮内膜症」などの子宮の病気、卵巣腫瘍などの卵巣の病気。
一般の鎮痛剤を飲んでも効かない、さらに生理痛がひどくなる、お腹周辺以外にも痛みがある場合=専門家に相談



「生理日以外にも痛みがある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「生理が終わっても、2週間ほどしたら、また痛みを感じる」という人
生理が終わって2週間は、ちょうど排卵日になる。
左右の下腹部にチクリとした痛みを感じる場合は、まず「排卵痛」が考えられる。=問題なし
これは排卵を促す卵巣ホルモンのバランスの変化によるもので、少量の出血をみる場合もある。
生理予定日の前に感じる下腹部痛は生理の前触れと考えてよい=問題なし。
ただし、生理痛のような痛みが、生理以外にも下腹部に感じる場合は病気のサインである。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「月経前緊張症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
これは生理がやってくる1週間ほど前から下腹部痛があらわれたり、むくみ、頭痛、だるさ、イライラなどといった、
いわゆる自律神経失調症があらわれるもの。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
症状の程度は、人それぞれだが、心と体に不快を訴える人=月経前緊張症

「生理でもないのに出血がある」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理と生理の間に出血する=生理が終わって排卵日を迎えるころ、少量出血する事があるが、これは排卵期出血(中間期出血)と呼ばれるもの。
卵巣ホルモン分泌が一時的に低下するために起こるもの=問題なし。
軽い下腹部痛はあるものの2~3日程度でおさまるのが通常である。
出血は、鮮血ではなく、おりものに混じって「茶色」で確認される場合もある。
ただし、生理の周期が一定しないで、出血量や時期が乱れる「月経不順」がある場合で、
1週間以上、少量の出血がつづく場合は、ホルモンの乱れによる排卵異常の可能性大。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮筋腫、子宮ガンの可能性もある。=専門家に相談。

「生理の数日前に出血する」 → 次の生理が始まる頃に出血する、また生理スタート日より遅れて少量出血する=妊娠の可能性大。
受精卵が子宮内膜に着床するときに自然に起こる反応で、妊娠を希望しているのであれば、まったく問題なし。
妊娠していない場合で、生理前に少量の出血がある場合は、黄体ホルモンの乱れが考えられるが、生理の一種と考えてよい、問題なし。
ただし、大量に出血して痛みをともなう場合は、「子宮筋腫」が疑われる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「不規則に出血する」 出血が不規則に続いている場合は、なんらかの異常が発生している
=子宮の病気、卵巣の病気、膣に起こる炎症性疾患(感染の病気)原因となる可能性大。
専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「生理がない」 「まだ初経がない」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
平均的な初経年齢は10~16歳。17歳で初経がまだないという場合は問題となる=原因を探らなければならない。
比較的多いの原因は、処女膜が閉鎖されている場合。
子宮や卵巣は正常にはたらいて月経血も排出されているのに、処女膜が閉鎖されていて膣内に月経血がたまっている状態=外科的治療で治癒。
精神的、肉体的なストレスが原因となっている場合。
人間関係、受験によって受けるストレス、小さい時から運動(ダンス、バレエ、体操、柔道など)を継続しているために受ける肉体的なストレス、
ダイエットも影響する。(最近は、小学生でもダイエットという言葉を口にする時代。無理なダイエットで体重が減少して初経が遅れる場合もある。
ホルモンのメカニズムに障害がある場合、染色体に異常がある場合もある=基礎体温をつけたうえで、専門家に相談する。

「生理が止まってしまった」 「妊娠以外で生理が止まってしまう」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
原因は、ストレス、無理なダイエット、激しいスポーツ、そしてなんらかの病気が隠れている場合。
原因として一番多いのはストレス。 脳の視床下部がストレスの影響で狂い、視床下部からの命令系統が狂い、
月経誘発に影響がおよび、ホルモンのバランスが乱れて生理が止まる。
激しいスポーツも、極度の疲労からホルモンバランスを乱す。
最近では、食事をとらないなど無理なダイエットをしたことによって生理が止まる若い女性も増えている。
栄養の行き渡らない子宮や卵巣は機能を低下させて生理が止まる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
無月経の状態が長くつづくと、子宮が萎縮したり、卵巣の機能が衰えて不妊症の原因になる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が止まり、膣の上皮がもろくなると、セックスとしたときに出血したり、痛みが起こる。
3カ月以上生理が止まっている場合は専門家に相談。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



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特集② 「おりもの」の悩み

おりものは、子宮頸管粘液や膣の粘膜からの分泌物、
子宮の入り口や膣の上皮が新陳代謝によってはがれ落ちたもの、
外陰部の分泌物などが混じり合ったもの。
膣をうるおして、外部からの雑菌の侵入を防いだり、排卵期には精子を子宮に入りやすくして受精を助けるはたらきをしている。
通常と違う場合、状態は、必ず病気のサインとなる。



「おりものの量が多い」 生理と生理の間に量がふえる
おりものは女性ホルモンの分泌と密接な関係がある。
個人差はあるが、ホルモン分泌のさかんな成熟期には量が多い。
卵巣の働きが衰えてくる40歳を過ぎると少なくなり、ホルモンの分泌が止まる閉経後は、おりものの量も極端に少なくなる。
おりものの量は、生理周期によっても変化する。
排卵の前期(卵胞期)から徐々に多くなり、排卵期をピークにそれ以降(黄体期)は減少、生理直前に少なくなる。
おりものの量が多くなったと感じるのが排卵期であれば、
それは子宮頸管粘液の分泌が増して、精子と卵子が受精しやすいようにする、正常な体の変化、生理的なものであり、問題なし。
おりものの「周期」は基礎体温で判断できる。

「おりものの色」
生理の周期によって、おりものは、「色」「状態」「におい」に微妙な変化があらわれる。
排卵の前期は半透明か、薄いクリーム色で粘り気のないおりものが普通。
排卵日が近づくと、粘り気が出てきて生卵の白身のようにドロッとした感じになる。この時も透明に近い白色。
排卵日以降は、透明度は少なくなり白濁した感じになる。粘度も強い。
生理直前になると、粘度に加えてにおいも強くなる。
おりものがこのような変化をしているなら、多少量が多くても問題なし。
子宮膣部びらんに起因している場合。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
透明に近い白または薄いクリーム色だったおりものが黄色に濃く変化している場合
=大腸菌やブドウ球菌などの一般的な細菌によって起こる非特異性膣炎が考えられる。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
においが強くなるのが特徴。雑菌が膣部より奥に入り込んで炎症を起こす子宮頸管炎の場合。。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
タンポンやコンドームを置き忘れて起こる場合もある。 どの場合も「おりもののにおいは強くなる。」
「粘り気がない」と「ドロッとした感じ」を比較するには、指にとって確認するのがわかりやすい。
糸を引くように伸びるのが「ドロッとした感じ」。
また、おりものは酸性なので空気にふれるとにおいが強くなったり、黄色に変化する。
下着についた色やにおいで判断するのではなく、直接おりものにふれて判断する。



「おりものが、水っぽくサラサラしている」
立ち上がった瞬間に水っぽいおりものが出る、という女性は多い。
「尿が漏れたのかと思った…」と表現する人もいる。
排卵期が近づくにつれて水っぽいおりものが増えるのは問題なし。
ただ、1日に何度も下着を取り替えなければならないほどおりものの量が増え、排卵日以外にも多く出る場合。
=子宮筋腫、子宮内膜症が潜んでいる可能性がある=専門家に相談 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
水っぽくてサラサラしたおりものはトリコモナス膣炎の初期症状であることも考えられる。
その場合はかゆみを伴う。 かゆみがなければ、まず問題なし。
ただし、水っぽいおりものが色が濃く、においもに強くなる場合は注意。
クラミジアに感染した場合も、最初水っぽいおりものが出る。
症状の出にくい病気だが、下腹部に痛みがあらわれ、発熱する。
若い世代に増えている性感染症のひとつ。



「おりものが、かゆみを伴う。」
女性生殖器は、分泌物があり、いつも湿った状態にあるので、女性にとって「かゆみ」は、比較的多くの人が感じている不快感になる。
かゆみから解放される手段は、下着をこまめに取り替える、おりもの用の生理用品を利用する、こまめに入浴するなど、いろいろ考えられる。
まず、かゆみを起こさないように基本的に清潔を保ったうえで状態を判断する。
清潔にしていても、かゆみをともなうときは、病気のサインでもあることが多い。
かゆみがあり、豆腐カスのようにボロボロしたおりものの場合=カンジダ膣炎、
色が黄色みを増して膿のような状態で悪臭もある場合=非特異性膣炎、トリコモナス膣炎、淋病に感染している疑いがある。



「おりもののにおいがきつい」 甘酸っぱいにおいがする
おりものは、ほとんどの場合無臭であるが、膣の中は、「酸性」という特性を持っているため、多少甘酸っぱいにおいがすることがある。
おりもののにおいは生理前に強くなるのが特徴。この時期ににおいが強くなったと感じても、まったく問題なし。
おりものの「におい」には、病気のサインが隠されていることが多いので、自分のおりものが通常どんな状態なのか、
生理の周期にともなってどう変化するのかを知っておくことが大事。
基礎体温を計るとその変化がわかる。
おりものが下着について時間が経った場合は、においは強くなる。



「おりものが、ツーンと鼻につくにおい」 においに関する感じ方は人それぞれである。
どんな臭いがあるかを表現する言葉もさまざまである。
ふだんはほとんど無臭が常識のおりものであるが、「甘酸っぱい」という表現も、
においが強いと感じることがあるので、基本は「いつもよりにおいが強い」ということになる。
においが強くなる場合は、その他の症状も同時に起こっている。
黄色っぽい膿のような、おりものがあって「ツーンと鼻につくにおい」
あるいは「チーズを焼いたときのようなにおい」があるとき=トリコモナス膣炎が疑われる。
おりものにはこまかい泡が混じっていいることもある。
外陰部に、はげしいかゆみがともなっているなら、まずトリコモナス膣炎に間違いない。
性感染症の一種で、セックスの数日後に出るのが通常。



「おりものが茶褐色をしている」
生理前に臭いが強くなり、おりものが薄茶色がかった色に変化することがある。
これは月経血が少しずつ出てきたことによるもので、病的なものではない。
ただし、生理前ではないのににおいが増し、茶褐色のおりものがあるケースでは非特異性膣炎の可能性がある。
茶褐色に少量の出血(不正出血)がみられるようなら別の病気も考えられる。→ 専門家に相談

「おりものの「状態」が豆腐カスのような感じである」
おりもののにおいが強く、生理の周期に準じた変化から逸脱した状態=病気のサイン
においが強くて「豆腐カスのような状態のおりもの」があるとき=カンジダ膣炎の可能性大
この場合、膣内や外陰部に強いかゆみをともなう=カンジダ膣炎の可能性大


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特集③ 陰部の悩み(性器=女性生殖器)

「性器に、かゆみ、痛みがる」
性感染症はセックスによって感染する病気の総称。
カンジダ、トリコモナス、クラミジアなど主なものだけでも18~20種類くらいある。
性器周辺に「かゆみ」や「痛み」がある場合の多くは、なんらかの性感染症にかかっている疑いがある。
性器周辺はいつも湿った状態なので、雑菌に感染したことによって起こるものもある。
不快な状態を取り除くためには、まず第一に、「清潔」にすること、
その上で、さまざまな「状態」を観察して、病気を予防、早期発見する。

 

「陰部がかゆい」 症状はかゆみだけ → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
性器周辺には腋の下と同じように、タンパク質や脂肪分を分泌するアポクリン腺が存在しているため、
汗をかいたり、ムレた状態が長くつづくとにおいやかゆみが発生する。
また、尿道や肛門が近くにあるので、おりものや尿、便などで不潔になりがち=かゆみが発生しやすい場所になる。
症状が、「かゆみだけ」の場合=「外陰炎」の可能性大 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
湿ってふやけた皮膚がすれて炎症を起こしたり、傷ができてしまい、ヒリヒリとして痛みを感じることもある。
外陰炎には傷から細菌が感染して起こる「感染性外陰炎」 → 調合漢方薬服用可能、
下着による摩擦やかぶれ、股ずれやアレルギーなどによって起こる「非感染性外陰炎」 → 調合漢方薬服用可能、
また、「尖圭コンジローム」の可能性もある。 → 調合漢方薬服用可能
これは性感染症の一種で、外陰部や肛門のあたり、膣口、小陰唇の内側などに先端のとがったイボのような米粒~大豆大の腫瘍ができる。
腫瘍が小さいうちは無症状であり、イボができたことで自覚する。大きくなるとかゆみが出る。



「おりものが、いつもと違う」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
かゆみがあり、おりものの状態がいつもと違う場合=何らかの異常が起こっている可能性大。
黄色あるいはクリーム色でにおいのあるおりものが増えてきたときは「非特異性膣炎」、 → 調合漢方薬服用可能
外陰部、膣内に「痛痒い」かゆみがあって、おりものに豆腐カスのようなかたまりがみられたら「カンジダ膣炎」 → 調合漢方薬服用可能
かゆみの感じ方は、さまざまで「ピリピリするような」あるいは「しみるような」かゆみと表現する人もいる。
かゆみがあって、黄色あるいは緑がかった色をして膿のようなものが混じっている場合は「トリコモナス膣炎」 → 調合漢方薬服用可能
「膣の中が熱い」感じのかゆみがある。
おりものの量が増えて外陰部にかゆみがある場合は、「淋病」の可能性もある。



「陰部が痛い」 痛みは外陰部にある。 → 調合漢方薬服用可能
外陰部に痛みを覚える病気は、「性器ヘルペス」がある=性感染症の一種で、クラミジアに次いで多い感染症。。 → 調合漢方薬服用可能
最初は外陰部に軽いかゆみを覚え、しだいに強い痛みとなってあらわれる。
外陰部がはれ、米粒大くらいの水泡ができ、それが破れると下着がふれただけでも飛び上がるほどの痛みとなる。
膣の入り口の左右両側の小陰唇の皮下にあるバルトリン腺が炎症を起こして痛みが出る場合=「バルトリン腺炎」。 → 調合漢方薬服用可能
大腸菌(淋病の場合もある)などの細菌がバルトリン腺に侵入して起こる。
バルトリン腺の開口部がふさがっていて分泌物が出なくなって起こる場合=「バルトリン腺のう胞」。 → 調合漢方薬服用可能
しだいに大きくなり、歩くのも困難な、激しい痛みがある。
膣の入り口あたりがヒリヒリと痛む場合はバルトリン腺の異常が疑われる。。 → 調合漢方薬服用可能
また、カンジダ膣炎は、かゆみとともに痛みで自覚することもある。痛みは膣内、外陰部におよぶ。。 → 調合漢方薬服用可能



「痛みが下腹部にある」 下腹部に起こる痛みは、さまざまな状況が考えられる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能 →効果大
痛みが起こる前に、水っぽいおりものがでた。外陰部に軽いかゆみがあった=前兆症状=クラミジアの可能性大
クラミジアは感染しても症状が全く出ない場合も多く、発見しづらい病気である。
クラミジアの下腹部痛は、軽いものが多いので、発見を遅らせてしまう性感染症。
下腹部に起こる痛みは、感染症より、子宮や卵巣などの病気の場合が多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
子宮や卵巣に起こった痛みかどうかを判断する、一応の目安は、おなかの奥のほうに痛みを感じる時が、子宮や卵巣の病気の可能性大。
中央部位は子宮系の病気、下腹部の左右に広がっているような痛みは卵巣系の病気であることが多い。
まれに子宮外妊娠で急激な痛みに襲われることがある。
卵巣に起こる病気は、症状としては出にくい。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
定期健診で見つかる場合がほとんど「卵巣膿腫」、「卵巣チョコレート膿腫」=下腹部にしこりを感じ、痛みが起こる場合が可能性大。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
人によっては「チクチクする痛み」と表現。 腰痛を感じる人もいる。 不正出血やおりものが水っぽくなった。
卵巣膿腫、卵巣チョコレート膿腫は、急な激しい痛みによって見つかる場合もある。=「茎捻転」と呼ばれる状態。
卵巣が腫れてくると、なにかの拍子でくるりと一回転して靭帯や卵管がねじれ、激しい痛みが起こる=緊急手術が必要。
「卵巣出血」=強い下腹部痛を起こす病気。
排卵のとき、卵が卵巣を飛び出すときにできる傷からの出血=少しのものであれば問題なし。
出血が腹膜を刺激して痛みが起こる。生理のたびに痛みがある場合は少ないが、ショック症状を起こすほどひどい痛みもある。
下腹部痛に悩まされる一番多い病気は、「子宮内膜症」である。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
次に、クラミジアが卵管に入り込んで起こる卵管炎=感染を知らずに放置していると、子宮や卵巣の病気へと発展し、不妊症につながる。
痛みから病気が見つかる場合は、セックスのときの痛みがサインとなることが多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大



「おしっこをするときに痛む」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
尿道と膣は非常に近い位置にある。
感染症を放っておくと菌が尿路に入り込んで炎症を起こす。
排尿するときに痛みを感じる。頻尿になった。=尿道炎や膀胱炎である可能性大。
トリコモナス膣炎やクラミジア、淋病、カンジダ膣炎などの性感染症を疑う必要もある。
排尿痛となって症状があらわれる以前に、すでに、おりものの異常、かゆみ、痛みなど、ふだんと違う症状が現れている場合=専門家に相談
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大





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特集④ バストの悩み

「バストの異常」 「おっぱい」に、変な症状がある」
バストには、ふだん、あまり関心がない=「乳がんはもっと年齢がすすんでからのもの…」という思い込みがある。
ところが、乳がんにかかる年齢はしだいに若い世代へと移行する傾向にある。
とはいっても、バストに感じる異常で大きな病気につながるケースはそれほど多くはない。
ほとんどの場合、心配のいらない。



「乳房に、しこりがある」 腫れや痛みがある。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
生理が近くなるとバストは、通常、張って痛いと感じることが多い。
これは、バストが女性ホルモンの分泌に影響されやすいからである。
ホルモンのバランスが変動する生理前は乳房全体に、はれや痛みを感じたり、コリコリとしたしこりを感じる人もいる。
乳首が、かたくなり、さわると痛いという人もいる。
これらの痛みは生理がはじまるとスーッと消えていき、乳房全体もやわらかくなるのがふつう=まったく問題なし。
ただし、生理前に、はじまって生理と同時に消えていくのと、同じ経路をたどる病気に、「乳腺症」がある。
乳腺症は、乳房に粒状の大小さまざまなしこりができる病気です。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
指でふれると、弾力があって、しこりの形は、はっきりしない。全体がポコポコした感じ。
生理の前にしこりは大きくなり、生理がはじまると小さくなり、ほとんど感じない程度に小さくなる人もいる。
はりと痛みがあり、肩こりや頭痛などの症状を伴う場合もある。
乳首からおっぱいのような、あるいは血の混じった分泌物がでてくることもある。



「はれや痛みの他にも症状がある」
しこりは、ないが、その他の症状が顕著なのが「乳腺炎」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳腺炎は、授乳中に起こる場合がほとんどである。
乳房がかたくはれてさわると痛む、発熱をともなう、母乳ではない分泌物が出て、血が混じっている場合=痛みもひどく、乳腺炎の症状がすすんだ状態。
乳腺炎は、赤ちゃんが乳首を噛んでしまって傷つき、その乳頭部にできた傷から細菌が入り込んで「乳腺炎」を起こす。
授乳中や、それ以外の原因が見当たらないのに赤くはれて痛み、発熱もある場合=乳がんが進行して起こる炎症性乳がんの可能性がある。

「しこりが痛む」 バストにしこりがあり痛みを感じる=「乳腺症」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
それ以外のしこりは、あまり痛みを感じない。
しこり=乳がんと考える人も意外に多いですが、バストに触って感じるしこりの95%は痛みを感じない良性のもの
=「のう胞」、「乳腺繊維腺腫」、「乳管内乳頭腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
しこりの「形」「触熱」で、だいたいの病気を区別する方法、特徴、
①「のう胞」は、しこりの中に液体が溜まったもの=さわったときにツルツルした感触がある=のう胞と考えられる。
②乳腺繊維腺腫は、大豆から、うずらの卵、程度の大きさのしこりで、さわると逃げるように動くのが特徴。
複数みつかることもある。コリコリとした感触。
③乳管内乳腺腫は、母乳が出る乳管に両性のポリープができるもの。
乳首から血の混じった分泌液が出てくるのが特徴。乳首のまわりにしこりができることがあります。
乳がんのしこりも、あまり痛みを感じないが、チリチリとし痛みを感じる人もいる。
さわるとコリコリした感じ、小さな石が入っているような感じ、かたくてデコボコしている。
乳腺症や乳腺繊維腺腫の触感とよく似ている=早期では区別がつきにくい、
症状がすすむと周囲の組織との癒着が起こってひきつれたり、へこみが目立つようになる。
さらに、痛みをともない、乳首がへこんだり、乳首から血の混じった分泌物が出てくることもある。
乳がんは、1cm以内のときに発見できれば、ほぼ完治する病気。
諸症状にかかわらず、しこりを感じたら専門家に相談する。



「乳首に異常がある」 乳首にかゆみがある → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首の周囲にある乳輪には、モントゴメリーという汗腺があります。
汗腺なので、当然、分泌物を出し、これが皮膚を刺激する。
乳首がかゆいといった症状はほとんどの場合、その分泌物から起こるかゆみである。
特に、汗ばむ季節などに多く、対処の方法は清潔にすること。
あせをかいたらシャワーを浴びたり、ぬれたタオルで拭く、などをこまめにする。
日々の清潔を心がけても、かゆみが止まらない、乳首がただれたような症状になる場合=乳がんが原因のパジェット病である可能性がある。
この病気は、しこりを感じる前にあらわれてくる、極めてまれなもの。
かさぶたができたり、出血するようならパジェット病が考えられる。



「乳首からへんな分泌物が出る」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首から母乳のような乳白色、あるいは透明な分泌物が出てくる場合=高プロラクチン血症の可能性大。
ホルモンの分泌異常で起こる=これは妊娠をした経験がある(出産しなくても)人に起こる生理現象の一種。
しこりがないのが特徴=他の病気と容易に区別ができる。
おっぱいのような分泌物が出るのは「乳腺症」に見られるが、
血液が混じった分泌物が出てくる場合は、乳管内乳頭腫、乳腺症、乳腺炎、乳がんが考えられる。
特に、血性の分泌物が出る場合は、要注意=専門家に相談。



「乳首がへこんでいる」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
乳首の形は、人それぞれ、十人十色である。
乳頭が、亀裂している「乳頭亀裂」の場合は、細菌が感染して炎症を起こす。
乳首がへこんでいる「乳頭陥没」で、左右の乳房が不揃い、乳輪から陥没している場合は、乳がんの可能性もある。



特集⑤ SEX(セックス、性生活)の悩み

「SEXの時、症状がでる」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
SEXのときに痛みを感じる、SEXのあとに出血がある、など、SEXのときにあらわれる症状は病気のサインになる。
心配のいらないものもありますが、異常ととらえて、まず、専門家に相談することが大切。
痛みや出血がある場合は、そのことをパートナーにも伝えて理解してもらうこと。

「SEXのあとに出血する」 SEXのたびに出血する。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
セックスのあとの出血で、問題ないのは、次の3つの場合。
①子宮内に生理のときの月経血が残っていて、セックスしたことによって刺激されて出血する。
②生理日が近い時にセックスをして出血する。
③セックスによる刺激や接触によって、膣や子宮頚部ば擦れて傷つき出血する。
こうした場合は、出血は、一時的なもので、出血はすぐに止まる。
ただ、セックスのあとに出血するのも「不正出血」の一種と考えられるので、
たびたびくり返されることによって、病気になることもある→専門家に相談。



「おりものが、増えている」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血が長引いたり、セックスのたびに出血するようなら、その原因を考える必要がある。
セックスのたびに出血があり、おりものが増えた場合は、「子宮膣部びらん」の可能性大。
「びらん」というのは赤くただれた状態を指す言葉で、膣の突き当りの子宮頚部がただれている。
セックスの刺激によってその部位から出血が起こる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
出血がたびたびくり返されると「子宮頚ガン」に発展する可能性もある。
おりものの量が多くなり、悪臭がでてくるようなら「子宮頚がん」、「子宮体ガン」も考えられる。
おりものの量が増えて、セックスのあとの出血があり、おりものに血が混じる場合、「子宮頚管ポリープ」の可能性大。



「SEXのとき、痛みがある」 入り口付近が痛い → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
女性生殖器(性器)外陰部にはセックスがスムーズに行えるように、バルトリン腺が配置されている。
バルトリン腺は、膣入り口の左右両側の小陰唇の下の方にあり、性的に興奮すると、粘液の分泌量が増えて濡れる、潤う状態になる。
この分泌液が潤滑油となってスムーズなセックスが可能になる。
女性生殖器(性器)外陰部に炎症がある場合は、バルトリン腺からの潤滑液が分泌されなくなり、痛みを感じる。
 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
「バルトリン腺炎」、「バルトリン腺のう胞」がある場合、セックスの時、痛みが強く、挿入困難になる。
また、セックスの後、出血したり、排尿時に、しみて痛い。
「処女膜強靭症」の場合=そもそも膣入り口が狭く、膣入り口に痛みを感じる人=処女膜が強靭で弾力性に欠ける。
「セックスが痛くてたまらない」と訴える人=セックスに緊張感や恥じらいを感じて体が委縮してしまっている。
=ムードづくりが痛み解消に役立つ場合もある。
膣に炎症が起こっている場合も痛みを感じる=「非特異性膣炎」
性感染症に感染している場合も痛みを感じる。
まず、第一に、こうした原因を取り除くこと=専門家に相談。



「おなかの奥の方に痛みがある」  → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
セックスの時に、おなかの奥の方が痛む場合は、「子宮筋腫」、「子宮内膜症」の可能性大。
クラミジアなどの性感染症がある場合も、病原体が子宮や卵巣器官に入り込んで、
「卵管炎」、「子宮頚管炎」などを引き起こし、さまざまな痛みとなってあらわれる。
痛みに出血をともなうことが多い=女性の体にとっては過酷な状況になる。
痛みと出血がある場合は、パートナーに説明して、セックスは控える=専門家に相談



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特集:子宮の病気

子宮筋腫=良性のこぶだから、あわてないできちんと対処
子宮膣部びらん=心配いらない「仮性びらん」がほとんどです
子宮頸管炎=放置しておくと、不妊の原因になる
子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープ=子宮内膜の過剰反応が原因
子宮内膜炎=おりものが変だなと思ったらすぐ専門家に相談
子宮内膜症=生理がある女性の1割は、もっている
子宮ガン=最良の方法を選択する

特集:卵巣の病気

卵巣のう腫=ほとんどが良性だが、ほっておくのはよくない。
卵巣チョコレートのう腫=子宮内膜症の一種
卵巣腫瘍=病状もさまざまだが、良性か悪性かはっきりさせる
卵管炎・卵巣炎=発熱をともなう下腹部の痛みがある
卵管水腫=卵管炎を患った結果、起こる病気
卵巣出血=排卵がある女性は、だれにでも起こる可能性がある
卵巣がん=ひそかに進行する病気

特集:バストの病気=「しこり」に注意する

乳腺症・のう胞=心配ないが、ほっておくのはよくない。
乳腺炎=授乳中に、乳腺が炎症をおこす。
乳腺線維腺腫=バストにできるしこり(95%は良性)
乳管内乳頭腫=乳管に良性のポリープができる
乳がん=最良の方法を選択する

特集:感染症

クラミジア感染症=自覚症状が少ない
トリコモナス膣炎=恥ずかしがらずに、すぐ病院へ
カンジダ膣炎=湿ったところが好きなカビの一種
尖圭コンジローム=見た目でわかる
性器ヘルペス=放っておくと、かゆみが強くなる
淋病=おりものが増えたと感じる
非特異性膣炎=きつい下着やGパンが誘因
バルトリン腺炎・のう胞=抗生物質の服用でほとんどが治る
外陰炎=清潔にすることがいちばんの予防

特集:不妊症(男性不妊、女性不妊) 専門家に相談

「不妊症」についての正しい知識をもつ
基礎体温をつける
子宮・卵管・頸管のチェック
排卵機能のチェック
パートナーのチェック

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2015. 4~
(平成27年4月)
大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)統括主幹



岡山大学医学博士(分子細胞医学研究施設神経情報学部門、脳代謝研究施設機能生化学部門)
徳島大学薬学修士(医療生命薬学 製薬化学科 生物薬品化学分野)
大山博行
Dr. HIROYUKI OHYAMA,Ph.D.



大ベストセラー 光文社・カッパブックス

    

認知症・アルツハイマーは、もう怖くない 「脳を守る漢方薬」 岡山大学 医学博士 大山博行 著


社団法人 栃木県鍼灸師会
創立60周年記念式典
平成22年2月14日

 

社団法人 栃木県鍼灸師会
創立60周年記念式典 創立60周年記念誌
2010. 2/14

大山鍼灸院(大山漢方薬局併設) 最新情報 News !!!
*大山啓司(二代目宗伯)先生は、これまでの業績を称え、
2004年4月29日、日本国天皇より 「旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)」
" The Order of the Rising Sun, Silver Rays." を授与されました。


大山宗伯記念・大山鍼灸院は、1920年開院以来、初代大山宗伯先生の技術と精神を受け継ぎ、
東洋医学2000年の英知を伝承しつつ、現代医学から方法論と最新技術を学び、
つねに東洋医学の真理(効力)を探求し続けています。

 大山宗伯記念・大山鍼灸院 代表 大山啓司
(社団法人 栃木県鍼灸師会長歴任 現相談役)
*大山啓司先生は、これまでの業績を称え、2000年5月29日 東京赤坂プリンスホテルにて、
 丹羽雄哉 厚生大臣より 「厚生大臣賞(公衆衛生部門)」を受賞されました。

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大山鍼灸診療医典 大山宗伯著



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