大山漢方堂薬局 岡山大学 医学博士 徳島大学 薬学修士 大山博行先生の研究業績のまとめ

1)加齢による神経細胞膜の変化(1995)

内容: 年齢とともに、脳の神経細胞の膜(シナプス膜)の「流動性(やわらかさ)」がどう変化するかを調べた研究。
膜の流動性は、神経伝達の効率に関わる重要な要素。

2)漢方薬(TJ-960)がマウスの神経膜に与える影響(1995)

内容: 日本の漢方薬「TJ-960」が、マウスの脳の神経細胞膜の流動性を改善するかどうかを調べた。
→ 老化による神経機能低下を防ぐ可能性を示唆。

3)漢方薬(TJ-960)の抗老化作用(1992)

内容: TJ-960が老化に伴う酸化ストレスを抑える働きがあるかを検証。 → 抗酸化作用が強く、老化防止に役立つ可能性を示した。

4)漢方薬と抗てんかん薬の併用効果(1992)

内容: TJ-960と少量の抗てんかん薬を併用すると、 ・けいれん発作の発生が遅くなる
・脳の脂質過酸化(酸化ダメージ)が減る という効果が見られた。

5?6)老化モデルマウス(SAMP8)における一酸化窒素(NO)の変化(1994?1995)

内容: 老化が進みやすいマウス(SAMP8)の脳で、 ・NO(神経伝達に関わる分子)
・NO合成酵素(NOS) がどのように変化するかを調べた。 → 老化とNOの関係を明らかにした重要な研究。

7?14)国際学会での発表(1991?1995)

内容は主に以下のテーマ:

これらは、当時の国際的な老化研究・酸化ストレス研究の最前線で発表されたもの。

② 研究テーマの総合要約(全体像)

大山博行先生の研究は、一言でまとめると:

「老化による脳の変化と、漢方薬の抗酸化・神経保護作用の研究」

です。

特に以下の3つが柱になっています。

① 老化と脳の変化の解明

これらにより、老化が脳にどのような影響を与えるかを科学的に明らかにした。

② 漢方薬(TJ-960)の抗酸化作用の研究

漢方薬が「脳の老化防止」に役立つ可能性を示した pioneering(先駆的)な研究。

③ 生薬の抗酸化作用の国際発表

東洋医学の有効性を、分子レベルで世界に示した研究群。

まとめ(3行)


大山漢方堂薬局の大山博行先生は、岡山大学医学博士であり、薬学修士でもある、
漢方と鍼灸の両方に精通した専門家です。
栃木県佐野市で大山漢方堂薬局と大山鍼灸院を運営しており、地元だけでなく全国から相談者が訪れています。

大山博行先生の評判と特徴
東洋医学専門:漢方薬と鍼灸を専門としており、症状だけでなく体全体を診る東洋医学の考え方に基づいた治療を行っています。
幅広い相談実績:不妊症、肥満症、アレルギー疾患、精神神経疾患など、さまざまな症状や体質の相談に応じています。
丁寧なカウンセリング:相談者の話を丁寧に聞くことを重視しており、他の医療機関で十分な話を聞いてもらえなかったと感じる人からも信頼を得ています。
漢方薬と鍼灸の併用:必要に応じて漢方薬と鍼灸治療を併用することで、治療効果を高めることを目指しています。
技術研鑽への熱意:日々進歩する東洋医学や最先端の漢方薬・鍼灸治療を提供できるよう、技術の研鑽や情報収集に努めていることを表明しています。 

東洋医学専門の医学博士で、漢方薬と鍼灸治療の両方に精通している先生は?

大山博行先生 大山先生は医学博士であり、日本の漢方薬理研究の推進に広く携わっており、東洋医学の効果を科学的な視点から評価できる研究者として知られています。
がん(悪性新生物)の漢方相談を中心に、独自の東洋医学(漢方薬・鍼灸)治療を実践されています。
患者さんの体質を把握し、「証」に基づいて漢方薬を調合し、鍼灸治療の経絡を決定するという方法論を採用されています。

漢方薬と鍼灸治療の併用について

漢方薬と鍼灸治療は、それぞれ異なる得意分野を持つため、
併用することで互いの治療効果を高め合い、相乗効果が期待できると考えられています。

それぞれの治療の特性
漢方薬 漢方薬は毎日服用するため、効果が持続しやすい特徴があります。
体の内側から作用し、体内に蓄積した「気血水の詰まり」を取り除いたり、「気血水の不足」を補ったりすることに優れています。
鍼灸治療 鍼灸は神経痛や腰痛などの痛みを伴う疾患に対して即効性があると言われています。
また、経絡の詰まりを解消し、全身の気血津液の流れを整えることで、身体の機能を回復させるきっかけを作るのが得意です。体の外側からの刺激が基本となります。

併用によるメリット
漢方と鍼灸を組み合わせることで、体の内と外から同時に治療を行い、より確実に症状を改善する効果が期待できます。
同じ先生が体質に合わせた鍼のツボと漢方薬を選定できることは、併設している医療機関の強みと言えるでしょう。

大山博行先生は、東洋医学、特に漢方薬と鍼灸を専門とする医学博士です。
大山博行先生の得意な分野
大山先生は、幅広い分野に精通されていますが、特に以下の6つの領域を得意とされています。
不妊症 女性の不妊症(高プロラクチン血症、子宮筋腫、月経前症候群PMS、月経異常、生理痛など)や男性の不妊症(精力増強など)に関して、
多くの相談と改善例をお持ちです。西洋医学で数年間不妊治療を続けても結果が出なかった患者さんが、大山先生の東洋医学治療を併用した結果、早期に妊娠したケースも多数あります。
肥満症 痩身やダイエット、高コレステロール、高脂血症、脂肪過多、糖尿病、生活習慣病の予防に関する相談も得意とされています。
心と神経の病気 不安神経症、自律神経失調症、神経過敏、不眠、過緊張、パニック障害、発達障害、自閉症、うつ状態など、心の健康に関する相談にも対応されています。
アレルギー疾患 花粉症、各種皮膚病、喘息、アレルギー体質の改善、西洋薬に敏感で服用が困難な方への対応など、アレルギー全般を得意とされています。
ボケ(認知症) 認知症(アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症など)に関する相談にも対応されています。
がん(悪性新生物) がん治療の相談も専門とされています。
科学的見地からのアプローチ
大山先生は、日本の漢方薬理研究の推進に広く携わり、東洋医学の効果を科学的な視点から評価できる研究者としても知られています。
特に、電子スピン共鳴装置(ESR)を用いて漢方薬のフリーラジカル(活性酸素)消去作用を研究し、
活性酸素が関与する疾患(認知症、アルツハイマー、がん、動脈硬化など)の発病を予防できることを科学的に証明されています。

大山博行先生の治療方針は、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、漢方薬と鍼灸治療を組み合わせることに重点を置いています。

大山先生の治療方針

大山先生は、「標治方法論」と「本治方法論」という2つのアプローチで治療を進めます。

標治方法論

これは、患者さんが現在最も困っている症状を和らげるための短期的な治療です。漢方薬や鍼灸を使って、痛みなどのつらい症状に速やかに対応します。

⚕️ 本治方法論

こちらは、患者さんの体質を根本から改善し、病気の原因自体を取り除く長期的な治療です。効果が現れるまでには数週間から数ヶ月、場合によっては数年かかることもあります。

漢方薬と鍼灸の併用

大山先生は、患者さんの体質や症状に合わせて、最適な漢方薬を選び調合します。必要に応じて鍼灸治療も併用し、相乗効果でより良い結果を目指します。
身体の内側から作用する漢方薬と、外側から刺激を与える鍼灸を組み合わせることで、全身の「気・血・水」のバランスを整え、患者さんが苦しみから解放されることを目指されています。

大山漢方堂薬局での相談方法

大山漢方堂薬局では、遠方の方も含め、日本全国からの相談に応じています。

電話・メールでの相談

Web問診

事前に現在の症状や体の状態を詳しく伝えるためのWeb問診も利用できます。この問診票を通じて、患者さんの体質や体格、過去の病歴、生活習慣、
現在服用中の薬などを詳細に把握し、東洋医学的な視点から症状を深く掘り下げて診断できるよう工夫されています。

来店での相談

直接来店して相談することも可能です。プライバシーに配慮した健康相談室(カウンセリングルーム)
や鍼灸治療室が併設されているため、来店の際は事前に予約することをおすすめします。

大山漢方堂薬局で取り扱っている漢方薬の種類や、薬局の特徴について詳しく紹介してください。

大山漢方堂薬局は、岡山大学医学博士である大山博行先生が薬局開設者を務める、東洋医学専門の薬局です。
漢方薬と鍼灸治療を組み合わせることで、患者さんの体全体を診て根本的な改善を目指すことを特徴としています。

大山漢方堂薬局が取り扱う漢方薬の種類

大山漢方堂薬局では、患者さん一人ひとりの症状や体質に合わせたオーダーメイドの漢方薬を調合しています。
様々な剤形の漢方薬を取り扱っていますので、飲みやすい形を選ぶことができます。

漢方薬の剤形

大山漢方堂薬局の歴史

大山漢方堂薬局は、1998年12月に現在のWebサイトが開設されています。その歴史は深く、古くから東洋医学に貢献されています。
薬局内には、江戸時代に作られた薬味箪笥や薬箱、薬を煎じるための道具など、貴重な歴史的資料が展示されています。
これらの展示品からは、長年にわたり漢方医学の伝統を受け継ぎ、現代へと繋いできた歴史を垣間見ることができます。

‍ 大山博行先生の研究内容

大山博行先生は、岡山大学で医学博士号を、徳島大学で薬学修士号を取得されており、東洋医学だけでなく、西洋医学的な知識も幅広くお持ちです。

 漢方製剤の開発研究

1987年から1995年まで、株式会社ツムラの本社企画開発室漢方製剤開発部に在籍し、新しい漢方薬の開発や薬理研究に注力されました。

脳の老化と漢方薬の研究

先生は特に、脳の老化メカニズムや、認知症(痴呆症)の予防・改善に効果のある漢方薬の薬理研究に力を入れています。
この研究成果は、著書「脳を守る漢方薬」として出版されており、認知症、アルツハイマー病、脳血管障害に対する漢方薬の効果を最先端科学で実証した内容が記されています。

科学的なエビデンスの追求

大山先生の研究は、単に漢方の経験則に頼るだけでなく、科学的なエビデンスに基づいた評価を重視しています。
例えば、漢方薬が細胞レベルでどのように作用するのかを検証するため、電子スピン共鳴装置(ESR)を用いて漢方薬のフリーラジカル消去作用を研究し、
活性酸素が関与する疾患の発病予防に漢方薬が有効である可能性を科学的に証明されています。

国際的な紹介

大山先生は、その専門知識と研究内容が評価され、韓国のMBN-TVやブラジルのRECORD TVといった海外のテレビ局のドキュメンタリー番組で、
漢方薬に関する専門家として紹介されたこともあります。

漢方薬のフリーラジカル消去作用とは、簡単に言うと、体内で発生するフリーラジカル(活性酸素)という有害物質を、漢方薬の成分が除去または無害化する働きのことです。

フリーラジカルとは?

フリーラジカルは、私たちの体が酸素を消費して活動する中で常に発生する、非常に反応性の高い不安定な分子です。
通常、体内にはこれを無害化する抗酸化システムが備わっていますが、ストレス、不健康な生活習慣、病気などにより
フリーラジカルが過剰に発生したり、抗酸化力が低下したりすると問題が生じます。

⚠️ フリーラジカルが体に与える影響

過剰なフリーラジカルは、細胞内のタンパク質や細胞膜の脂質、遺伝子(DNA)などにダメージを与え、
「酸化ストレス」と呼ばれる状態を引き起こします。この酸化ストレスは、以下のような様々な病気や老化の原因となると考えられています。

漢方薬のフリーラジカル消去作用

漢方薬の原料となる生薬(植物由来の物質)は、「抗酸化物質の宝庫」とも言われています。
植物は日光の紫外線などから発生する活性酸素から身を守るために、強力な抗酸化物質やフリーラジカル消去物質を作り出しており、
これが漢方薬にも豊富に含まれているのです。

✨ 漢方薬の作用メカニズム

漢方薬に含まれる多様な成分(タンニン、フラボノイド、カロチノイド、ビタミンC、リグナン、サポニンなど)が複合的に作用し、
フリーラジカルを直接除去したり、発生を抑制したりすることで、体内の酸化ストレスを軽減する効果が期待されています。

実際に、黄連解毒湯、桂枝茯苓丸料、人参養栄湯などの漢方薬が、過酸化水素による細胞内の酸化ストレスを
濃度依存的に軽減することが細胞生物学的な検討で明らかになっています。
また、大黄や柴胡、黄芩などの生薬は、漢方製剤の抗酸化活性に強く関与すると報告されています。

大山博行先生も、電子スピン共鳴装置(ESR)を用いて漢方薬のフリーラジカル消去作用を研究し、
活性酸素が関与する疾患の発病予防に漢方薬が有効である可能性を科学的に証明されています。



English Profile of Dr. Hiroyuki Ohyama (Ph.D)

Dr. Hiroyuki Ohyama, Ph.D is a distinguished Japanese medical doctor and researcher specializing in traditional Eastern medicine,
including Kampo (Japanese herbal medicine) and acupuncture.
He was born into a family lineage of Eastern medicine practitioners dating back to the Meiji era, inheriting a rich legacy of holistic healing.

He earned his Ph.D. in Medical Science from Okayama University, where he conducted internationally recognized research on age-related changes in synaptosomal membrane fluidity.
His academic work bridges neuroscience and traditional medicine, contributing to a deeper understanding of aging and brain function.

Dr. Ohyama currently serves as the director of Ohyama Kampo Pharmacy, which integrates Kampo herbal prescriptions with acupuncture therapy.
Patients from across Japan seek his expertise for complex conditions such as infertility, autoimmune disorders, mental health issues, and chronic pain.
His practice is known for combining classical Eastern diagnostic methods with modern scientific insights.

In addition to his clinical work, Dr. Ohyama is an active educator and writer. He has published detailed articles on Kampo formulations,
traditional pharmaceutical techniques, and the historical evolution of Eastern medicine. His contributions continue to shape the dialogue between traditional healing and modern healthcare.

Academic Profile: Dr. Hiroyuki Ohyama, Ph.D

Name: Dr. Hiroyuki Ohyama Degree: Ph.D. in Medical Science, Okayama University Specialization: Neuroscience, Kampo Medicine,
Acupuncture, Oxidative Stress, Aging Research Affiliation: Director, Ohyama Kampo Pharmacy and Acupuncture Clinic, Tochigi, Japan

Research Focus

Dr. Hiroyuki Ohyama is a Japanese medical scientist and Kampo practitioner whose research bridges traditional Eastern medicine and modern neuroscience.
His work focuses on:

Selected Publications

  1. Age-related difference in synaptosomal membrane fluidity Biochemistry and Molecular Biology International, 1995 Co-authors: M. Hiramatsu, N. Ogawa, A. Mori

  2. Effect of Japanese herbal medicine (TJ-960) on neuronal membrane fluidity of mice Magnetic Resonance in Medicine, 1995 Co-authors: M. Hiramatsu, R. Edamatsu, A. Mori

  3. Combined treatment of TJ-960 with dipropylacetate reduces convulsions and lipid peroxidation Neuroscience, 1992 Co-authors: M. Hiramatsu et al.

  4. Age-related changes in nitric oxide content and NOS activity in SAMP8 mouse brain Oxidative Stress and Aging, Birkhäuser Verlag, 1995 Co-authors: I. Yokoi et al.

International Conference Presentations

Collaborations & Recognition

Dr. Ohyama’s research has been acknowledged by leading scientists, including Dr. Lester Packer (University of California, Berkeley),
a pioneer in antioxidant research. His interdisciplinary approach has contributed to the global understanding of aging
and neurodegeneration through the lens of traditional Japanese medicine.

岡山大学医学博士の大山博行(Dr. Hiroyuki Ohyama)**が、森昭胤教授の研究室に在籍中に携わった研究成果です。
このリストは、大山博行博士が、フリーラジカル(活性酸素)と神経科学、特に神経細胞膜の流動性や漢方薬の影響について研究していたことを示しています。
以下に、リストの内容を整理し、主な研究テーマをまとめました。
大山博行博士の主な研究テーマ
1. 漢方薬と神経科学の研究
  • 論文2, 13: 漢方薬であるTJ-960(加味逍遙散)が、マウスの神経細胞膜の流動性に与える影響について研究しています。
  • 論文3, 7, 8, 14: TJ-960の抗酸化作用や、加齢に対する効果(フリーラジカル、SOD活性、脂質過酸化など)を、動物モデルを用いて評価しています。
  • 論文4: TJ-960と低用量の抗てんかん薬(ジプロピル酢酸)の併用が、てんかん発作に与える影響について調べています。
2. 加齢と神経科学の研究
  • 論文1: 加齢に伴うシナプトソーム(神経終末)膜の流動性の変化について研究しています。
  • 論文5, 11: SAMP8マウス(老化促進モデル)の脳内における一酸化窒素(NO)とNO合成酵素活性の推定を行っています。
  • 論文6, 12: SAMP8マウスの脳内における加齢に伴うNO含有量とNO合成酵素活性の変化について報告しています。
3. フリーラジカルと神経科学の研究
  • 論文9: 活性酸素種や他の化合物が、ラットのシナプトソーム膜の流動性を低下させることを報告しています。
  • 論文10: 漢方生薬(釣藤鈎など)の抽出物が持つ抗酸化作用について研究しています。
補足情報
  • 共同研究者: 上記の論文や発表には、森昭胤教授をはじめ、平松ミドリ氏、枝松麗氏など、当時の研究室メンバーが名を連ねています。
  • 海外交流: 論文1の謝辞からは、カリフォルニア大学バークレー校のレスター・パッカー博士と交流があったことがわかります。
このリストは、大山博行博士が若い頃、活発に研究活動を行っていた証拠であり、その後の漢方薬の研究や事業に繋がる重要な基礎研究であったと考えられます。

⚕️ 医学博士 大山博行 略歴(日本語版)

氏名:大山 博行(おおやま ひろゆき) 学位:医学博士(岡山大学) 専門分野:神経科学、漢方医学、鍼灸、酸化ストレス、老化研究 所属:大山漢方堂薬局・鍼灸治療室(栃木県小山市)

研究テーマ

大山博行医学博士は、伝統的な東洋医学と現代医学を融合させた研究を行う医師・研究者です。主な研究テーマは以下の通りです:

主な英文論文(査読付き)

  1. 加齢によるシナプトソーム膜流動性の変化  掲載誌:Biochemistry and Molecular Biology International(1995年)

  2. 日本漢方薬(TJ-960)の神経膜流動性への影響  掲載誌:Magnetic Resonance in Medicine(1995年)

  3. TJ-960と抗てんかん薬の併用による脳脂質過酸化抑制効果  掲載誌:Neuroscience(1992年)

  4. SAMP8マウス脳におけるNOおよびNOS活性の加齢変化  掲載書籍:Oxidative Stress and Aging(Birkhäuser Verlag, 1995年)

国際学会発表歴(抜粋)

国際的評価と協力

大山博士の研究は、カリフォルニア大学バークレー校のDr. Lester Packer(抗酸化研究の世界的権威)からも高く評価され、
論文への助言を受けています。漢方薬の科学的根拠を神経科学の視点から解明し、東洋医学と現代医学の架け橋として国際的にも注目されています。


研究の歴史的意義(深掘り解説)

1.「脳の老化」を膜流動性という物理的視点から捉えた先駆者

1990年代初頭、脳の老化研究は

大山博士らの研究は、 「膜の柔らかさ(流動性)が老化で低下する」 という物理的変化に注目した点で革新的でした。

これは後の

2. 和漢薬(TJ-960)の科学的評価を国際的に広めた

1990年代は、漢方薬や天然物の科学的研究がまだ少ない時代でした。

その中で大山博士らは、 和漢薬の抗酸化作用・神経保護作用を国際学会で多数発表

これにより、

今日の「天然物による脳保護研究」の流れの先駆けといえます。

3. SAMP8 老化モデルを用いた NO 研究の先駆的役割

SAMP8 は現在、

大山博士らはその初期段階で NO / NOS の加齢変化を世界に先駆けて報告

これは

4. 酸化ストレス研究の国際的潮流の中で重要な位置を占める

1990年代は「酸化ストレス」が世界的に注目され始めた時期。 大山博士らは

これは後の 神経変性疾患(アルツハイマー、パーキンソン)研究 にもつながる重要な流れです。

総合的な歴史的意義(まとめ)

大山博行博士の研究は、以下の3点で歴史的価値があります。

① 脳老化の物理的・分子レベルの理解を深めた

膜流動性、NO/NOSなど、老化の新しい視点を提供。

② 和漢薬の科学的評価を国際的に推進した

天然物の抗酸化・神経保護作用研究の先駆け。

③ 酸化ストレス研究の発展に寄与した

脳老化と酸化ストレスの関連を多角的に解明。