痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.
96

 

岡山大学 医学博士 大山博行 著

第4章 脳を守る漢方薬の驚異のボケ防止作用

「脳を守る漢方薬#6 」= 脳内の異常な興奮を鎮め、てんかん発作を抑える作用

化学調味料=グルタミン酸の摂りすぎに要注意(2)

 「てんかん」の研究をするための実験動物に「キンドリング・キャット」と呼ばれるネコがいます。このネコは、発作を起こすので有名なネコなのですが、このネコにも、「脳を守る漢方薬#6」を水に溶かして飲ませた研究者がいました。その結果、このキンドリング・キャットは、発作を起こさなくなってしまったのです。また、このネコは、てんかんの患者さんと同じように、ちょっと異常な脳波を示すことでも知られていますが、驚くことに、発作のなくなったこのネコの脳波は、正常に戻っていたそうです。つまり「脳を守る漢方薬#6」には、脳内で起こっている異常な興奮(異常脳波)を鎮めて、てんかん発作の発現さえも抑制する力があったのです(引用文献E)。
 グルタミン酸は、脳内の重要な神経伝達物質です。しかし、脳内のグルタミン酸がなんらかの原因で過剰になってしまうと脳細胞死が引き起こされ、加速されます。
 アルツハイマー病の患者さんの場合も、やはり脳内にこのグルタミン酸が過剰になることで脳細胞の異常な興奮が起こり、急激な脳細胞死の引き金を引いているという考え方が最近になって浮上してきました。そして、「脳を守る漢方薬#6」には、そのグルタミン酸を減らす作用があることも確認されたのです。つまり「脳を守る漢方薬#6」は、脳内で過剰になるグルタミン酸を減らすことで脳細胞の異常な興奮を鎮め、さらに加速する脳細胞死のスピードを緩めていたのです。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

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