痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.93
岡山大学 医学博士 大山博行 著
第4章 脳を守る漢方薬の驚異のボケ防止作用
「脳を守る漢方薬#5」 = 脳内神経伝達物質の合成を促す作用
合成新薬にはない、漢方薬の安全性(1)
現在、アルツハイマー病の特効薬と呼べるものは存在しません。そこで、臨床の現場では、随伴症状に重点をおいた投薬がしばしばなされています。
たとえばうつ状態になった患者さんには、抗うつ薬や抗不安薬などが処方されています。また徘徊や夜間の目覚め、叫び声、不機嫌、イライラ、異常な興奮状態からくる攻撃的行動をするようになってしまった患者さんには、睡眠薬や強い鎮静作用を持つ抗精神病薬などが処方されています。
これらの薬は、介護するご家族の負担を軽減するのには役立っていますが、患者さん本人にとってはどうでしょう。たとえば強い抗精神病薬などが処方された場合は、効果が強すぎて本人の意欲や活動までそいでしまう場合があるかもしれません。また、アルツハイマー病は5年、10年と長期にわたって徐々に病状が悪化する病気なので、強い抗精神病薬の長期投与は、その強い副作用が患者さんの臓器を破壊しかねないのです。さらに、これらの薬は、患者さんの脳の中で次々に加速する脳細胞死を防ぐ薬、つまり、アルツハイマー病そのものの進行をストップさせる薬ではないことを、くれぐれも理解していなければなりません。
以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。
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