痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.
85

 

岡山大学 医学博士 大山博行 著

第4章 脳を守る漢方薬の驚異のボケ防止作用

脳を守る漢方薬#4 = 脳の血管を守り、脳細胞死DNDのスピードを遅らせる作用を持つ!

「脳を守る漢方薬#4」の3大作用(3)

 Aの「脳代謝最善作用」とは、脳細胞のエネルギー代謝をよくして、脳細胞の働きを活発にする作用のことです。脳細胞は、血液中のブドウ糖を唯一のエネルギー源としています。この漢方薬には、脳細胞のブドウ糖の取り込みをよくして、エネルギーの産生を促し、脳の働きを活発にする作用があるのです(引用文献C)。
 この2つの作用は、脳の全域に広く作用することがわかっています。アルツハイマー病では大脳皮質と海馬の血流量がとくに減少していますし、脳血管性痴呆の場合は、その原因が脳梗塞の部位と数によって決まるので、まず血流を改善させて、エネルギー代謝を活発にすることが最もいい治療になります。
 ですから、この「脳を守る漢方薬#4」は、日本人の老年期痴呆の70パーセントにかかわる、最も多い痴呆症とされている「脳血管性痴呆」に、とくに大きな効果が期待できるものといえるでしょう。
 次に、この漢方薬の持つもう一つの重要な作用であるBの遅発性脳細胞死改善作用について説明しましょう。

以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

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