痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.119


 

岡山大学 医学博士 大山博行 著

第4章 「脳を守る漢方薬」の驚異のボケ防止作用

西洋薬と漢方薬は何が違うのか(3)

  まず、生体に対する作用をレベルによって3つのカテゴリーに分けています。その最もレベルの高い漢方薬を「上薬」として120種類挙げ、これらは毒がなく、寿命を延ばす作用がある薬で、毎日服用すべしとしています。次に「中薬」として120種類挙げていて、時に毒があり、大量に用いれば体に悪いこともあるが、新陳代謝を活性化するので、毎日適量なら服用してよい漢方薬としています。最後に「下薬」として125種類挙げて、程度の差はありますが、必ず毒があり、しかし、体にある病魔と闘う力はきわめて強いので、一定期間、時間を限って使用する漢方薬であるとしています。これが、先に述べた漢方薬の「プラスとマイナスの相反する効果」であり、そのバランスこそが漢方薬の命ということになります。このような考え方からいくと、効果は強力だが副作用もある西洋薬は、すべて「下薬」というカテゴリーに位置してしまいます。


以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

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