地黄と血液改善について
さまざまな薬効がある地黄ですが、
なかでも血流を改善し、血液をキレイにする働きは
大きく注目されています。
◎赤血球変形能を高める
変形能が低下すると血液がつまりやすくなります。
⇒変形能が高まると血液がキレイに流れます。
赤血球は毛細血管より大きいため、
赤血球自身が変形能を使って血管を通っていきます。
地黄はこの変形能をサポートし、血流悪化を改善します。
◎血栓を溶解する
血栓⇒不要な血栓は溶ける 線溶系機能を高めることにより、
不要な血栓を溶かして血液をキレイに整えます。
◎血管を拡張する
静脈系の血流を亢進させることで、血圧を上げずに血液の流れをサポートします。
その結果
動脈硬化 高脂血症 貧血 糖尿病 脳出血 脳梗塞 心筋梗塞 しびれ いたみ 冷え
地黄は血行不良が原因でおこるさまざまな生活習慣病を予防します。
特集:「瓊玉膏と地黄の薬理作用」
地黄って?
地黄は漢方薬として使われるゴマノハグサ科アカヤジオウの根。
古くは河南省で、現在は山西症で主に栽培されています。
その薬効は中国最古の薬草の本である「神農本草経」にも記載されており、
「あらゆる関節痛、筋肉痛、肩こり、腰痛、内臓の損傷を治し、
血行がわるくなって起こる麻痺、しこりを取り除く」と明記されています。
日本に渡来したのは天平時代、最初は奈良県で栽培が始まりました。
その名残から、奈良県の橿原市には今も「地黄町」という名が残っていますが、
現在の主産地は北海道。
信州製薬で使っている地黄も全て北海道で、
契約栽培により丁寧に育てられています。
そのなかでも薬用として使われるのは、
根が大きく肥大し、水に入れると完全に沈む比重の重いものだけ。
血流改善作用や利尿作用などさまざまな薬効で、
今では多くの漢方薬に配合されています。
地黄の薬理作用
利尿作用-鈴木良雄 「日薬理誌」60.550(1964)
血糖降下作用-閔丙祺
「日薬理誌」11.22.181(1930)
/北川勲ら「薬誌」91.593(1971)
/木方正ら「薬誌」112.393(1992)
静脈血流増加作用、皮膚組織血流増加作用、脾臓組織血流増加作用、血圧降下作用
-松田秀秋ら「和漢医薬誌」12.250(1995)
特集:「瓊玉膏と地黄の薬理作用」
漢方薬専門 大山漢方堂薬局
お勧め漢方薬 「瓊玉膏」
瓊玉膏 パナックス・ケイギョク 第2類医薬品 → 販売終了致しました。 引き続き、「カイホウ・ケイギョク」をご服用ください。
専用釜でじっくり熟成させた7つの生薬を配合
1 生地黄(ショウジオウ)
利尿作用があることから葛根紅花湯、竜胆瀉肝湯(排尿痛・残尿感)などの漢方薬に処方されます。
2 薬用人参(ヤクヨウニンジン)
保健強壮薬、健胃薬として、体力低下、冷え、多汗を防ぐ目的で漢方処方に配合されます。
3 茯苓(ブクリョウ)
利水(水分代謝の調整)の目的で、五苓散(尿量減少の症状)などの漢方薬に、健胃の目的で茯苓飲などに用いられます。
4 蜂蜜(ハチミツ)
滋養強壮に用いられ、鎮吐薬などの処方に配合されています。
5 地骨皮(ジコッピ)
清熱の効果があり、肺熱による咳喘、吐血に応用されるほか、高血圧の治療に使用されます。
6 麦門冬(バクモンドウ)
鎮咳・虚痰、炎症の軽減、滋養強壮を目的とした処方に配合されます。地黄と配合すると、麦門冬の薬力を助けます。
7 天門冬(テンモンドウ)
滋潤・滋養の目的で、滋陰降火湯(鎮咳・去痰)などの漢方に配合されます。
瓊玉膏は、養生薬として歴代の中国皇帝や徳川将軍家に愛用されてきた漢方薬。
厳選した7つの生薬の薬効がじんわりと体を巡り
疲れや手足の冷え、胃の不調を和らげながら
本来の健康な状態へ導いていきます。
効能・効果
□冷え性 手や足の指先、肩や腰が冷えてつらい方に。
□肉体疲労 つかれやだるさが取れにくく、活力がわかない方に。
□胃腸虚弱 消化器官が弱く、消化不良や胃もたれ、下痢を起こしやすい方に。
□虚弱体質 疲れやすく、季節の変わり目に風邪などにかかりやすい方に。
□病後の体力低下 病中、病後で体力をつけたい方、体力の低下が気になる方に。
□食欲不振 食欲がない方、食べたいのに食べられない方に。
□血色不良 顔色が悪い方、肌につやがなくカサカサ乾燥している方に。
□発育期 育ち盛りの子供、思春期の中高生に。
飲み方
基本は1回10g(添付スプーン1杯分)を1日に2回服用してください。
お湯に溶かして スプーンからそのまま 小児は大人の半分の量を
瓊玉膏 安心のヒミツ 北海道で国産契約栽培
パナックス・ケイギョク〈瓊玉膏〉の主成分、
生地黄が栽培されているのは、北海道の十勝平野。
信州製薬では専業農家との契約栽培により、
ひとつひとつ丁寧に育てられた生地黄を使用しています。
防腐剤不使用のこだわり製法
防腐剤を使わない製法も特徴のひとつ。
水や添加剤を使わず、
地黄の搾り汁と生薬のみを合わせ、
専用釜で加温します。
そのまま1週間かけて薬剤を熟成。
安心できる漢方をお届けしています。
「瓊玉膏」
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注)瓊玉膏(カイホウ・ケイギョク)を30日間服用しても、
効果に満足できない場合は、調合漢方薬(オーダーメイド)をお勧めします!!!
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