東洋医学(漢方薬・鍼灸)で不妊症を克服する !!!

妊娠脈図(医心方巻22巻より)



永観2年(984)に丹波康頼が撲進したわが国現存最古の医書「医心方」30巻のうち、
第22巻 「婦人妊娠編」 「妊娠脈図」 妊娠各月の妊婦と胎児の姿ならびに、鍼灸の経穴が描かれている。
つまり、歴史的に見ても、東洋医学は、不妊治療のノウハウの宝庫である。 大山宗伯談
鍼灸を現代病に活かす!大山鍼灸院(大山漢方堂薬局併設)


  「はり治療、きゅう治療の実際」

大山鍼灸診療医典 大山宗伯著 

  

「 東洋医学(漢方薬と鍼灸)で不妊を乗越える女性が増えています!」

生理周期に伴って起こる、ニキビ、肌荒れ、便秘、つらい生理痛などを、
その場しのぎのケアで済ませておくのはよくありません。
繰り返す様々な症状は、身体から発せられる警告信号です。
こうした症状をほおっておくと将来、不妊症、婦人病、更年期障害になりやすいのです。
近年、大山漢方堂薬局では、東洋医学(漢方薬・鍼灸)を用いた不妊指導で、
めざましい成果をあげております。
この方法論を、一言でいえば、個人個人の生理周期に合わせた、漢方薬を調合、経絡、経穴を選択して、
女性ホルモンのバランスを整え「妊娠しやすい環境を作る」というものです。

たとえば、このような症状のある女性は、健康を保つために、重要な3つのシステム、
女性ホルモン、自律神経、代謝のバランスが乱れている状態です。
つまり、前述した婦人病になりやすい状態です。

まず、あなた自身で、チェックしてみてください!

婦人病になりやすい全身症状  計20個

 □偏頭痛
 □目の下のクマ
 □目の充血
 □頬のにきび
 □頬のシミ
 □不眠
 □唇の荒れ
 □舌の色が暗い
 □唇が紫色
 □肩こり
 □乳房のはり
 □胃下垂
 □便秘
 □下痢
 □おなかのはり
 □腰痛
 □お尻が冷える
 □むくみ
 □足の静脈瘤
 □手足の冷え

判定結果

 4個〜 7個・・・要注意
 8個〜15個・・・要相談
16個以上  ・・・要検査

婦人病になりやすい生理症状  計10個

 □生理がこない
 □生理不順
 □生理痛がひどい
 □おりものが多い
 □おりものがない
 □生理の色が黒い
 □生理がレバー様塊がでる
 □生理がだらだら続く
 □生理前緊張症が強い
 □排卵痛がある

判定結果

 1個〜2個・・・要注意
 8個〜7個・・・要相談
 8個以上 ・・・要検査

東洋医学(漢方薬・鍼灸)では全身症状と生理症状、両方をチェックして体全体のバランスを見ます。
実際に、これらを症状を分析することで、本人が気付かないトラブルが見えてきます。
これらのチェック項目は、普段何気なくいつものことと見過ごしがちな症状ですが、
判定結果が気になりましたら、まずは、大山漢方堂薬局に、お電話ください。 0283-22-1574(イゴ・不安・ナシ)

 
漢方を現代病に活かす! 漢方専門 大山漢方堂薬局 WEB-Page へ、クリック!!!


東洋医学、漢方薬と鍼灸治療で、3回の流産を乗り越え、幸せな出産をされたWさんのお話(37歳)。

東洋医学(漢方薬・鍼灸)の力って凄いですね!!!
娘の顔をまじまじ見て思うのは、今、この娘に出会えたのは、漢方に出会えたおかげだなぁ!ってつくづく感じることなんです。
ベイビーちゃんに会えるまで、結構辛い時期もあって、落ち込むこともありました。
私は、習慣性の流産で、妊娠はしてもすぐ流産してしまう、そんな状況が3回も続きました。
病院の不妊治療にも、ほどほど疲れて、体だけでなく、精神面もぐったり来ていました。 
ひどいうつ状態で、何もやる気もなくなってしまったのです。
これ以上、不妊治療、検査を続けていくのが、本当のところ恐くなっていました。
夫婦だけの生活もいいかなと諦めかけていました。
それで、インターネットで、大山漢方堂薬局、大山先生を知り、ご相談してみました。
大山先生は、まず精神面から、元気な自分を取り戻す、そして、何より、漢方でじっくり体質改善をしてもらいましょう!と言ったのです。
先生は、流産の手術で、私の子宮内膜が薄くなっている状態が考えられるので、まず、漢方と鍼で、心身のバランスを整える、
すなわち、女性ホルモン、自律神経、代謝の3つのバランスを整えて、ベイビーちゃんが、ちゃんと成長していき、無事出産できる、
そういう、しっかりとした環境を作りましょう! ということでした。
その後、3種類の漢方薬を飲み始め、2週間に2〜3回の割合で鍼治療を受けました。その間、今までに感じていた精神面での悩み事も先生に、しっかり聞いていただきました。 そんな状態で、す〜と、3ヶ月がたちました。
その後、妊娠が確認されましたが、その時は、また、流産するのではないか、このまま、本当に我が子を抱けるのか不安でしたが、
大山先生に、「1週間に1回、お話にいらっしゃい」と言ってもらって、すごく安心できました。
お言葉に甘えて、心細くなったときは、先生にお話を聞いてもらいながら、「安胎(安産)の刺さない鍼治療(てい鍼療法)」をしてもらい、
それから、かるいつわりやお腹が張った時も、そのつどお伺いし、症状、状態を見てもらい、漢方を調合、刺さない鍼治療をしてもらいました。
今にして思えば、これが、とても心強かったです。 出産してみれば、思ったよりつわりも少なく、一応、安産と呼べる状態で出産できました。
これからも、いろいろと健康面でも相談できる場所が見つかって本当に嬉しいです。
大山先生、本当にありがとうございました。



鍼灸を現代病に活かす、「大山鍼灸院」で、
不妊症の治療に、よく用いる効果的なツボ


子供ができる東洋医学(漢方薬.鍼灸)

「不妊症の人」によいツボ

巷間、「子宝に恵まれる」という言葉は耳にしますが、
望んでいても「恵まれない」ケースもあるのでは。
そんな時、鍼灸ツボ療法が効果的です。




「不妊症に効果的な鍼灸ツボ療法の実際」


不妊症は、婦人科臓器に支障がない限り、
一般的に言って虚弱体質や冷え性の方に多いようです。
頭がのぼせて足が冷える、といった症状には、
背中の第四胸椎棘突起の下から左右指四本分の場所「膏肓」、
手首甲側の関節の中央「陽池」、
足のうちくるぶしから上へ指四本分「三陰交」などのツボがもってこい。
このほか、婦人科の病気に対しては、腰に位置する「三焦兪」、「胞膏」、
へそから指四本分下の「関元」などが有効。
しかし、不妊症においては、精神的な状態も大事な要素のひとつとして考える事ができます。
日常生活のうえでの“ツボを押さえる”ことも重要なことではないでしょうか?

「関元(かんげん)」
「関」という字は、かんぬき・せき・とざす・からくり、などの意味です。
「元」は、もと・かしら・頭・よし・はじめ・元気、などの意味があります。
 したがって関元というツボ名は、健康のもとである元気にかかわる
重要なツボということをあらわしていることになります。
 この場所は腎経、脾経、肝経と任脈が体内で交わるところでもあります。
おへその下から指幅3本分ほど下がったところにあります。
必ずからだの中心線上にとるようにします。
たいへん応用範囲の広いツボです。
 胃腸障害をはじめ、精力減退、やせすぎ・太りすぎ、高血圧症、不眠症、冷え性のほか、
にきび、じんま疹など皮膚の症状の治療に用いられます。
 また、このツボは男女の性器の疾患にもよく効きます。
たとえば、尿意がひんぱんに起こる、下腹部の膨張感がひどいといった症状をはじめ、
女性の場合には、子宮筋腫、月経痛、月経不順、子宮内膜炎、
子宮のけいれんなどの症状緩和に効果を発揮します。
 さらに、腎臓病やむくみ、抜け毛、円形脱毛症、
躁うつ病、夜尿症などの治療にも用いられます。

「胞膏(ほうこう)」
「胞」は子袋、つまり子宮のことです。
「肓」は穴すなわちツボのことを指しています。
 このツボは子宮の疾患にたいへんよく効き、
ツボ名も子宮疾患の特効ツボであることをあらわしています。
第二後仙骨孔部の外側へ指幅三本分ほどのところにあります。
膀胱兪からはさらに指幅二本分近く外側にあります。
 ここを指で押さえて左右に動かすと、お尻全体に痛みが感じられます。
性器の病気、とくに子宮など婦人科系の病気に効果があります。
 婦人科系の病気の主な症状には、頭重や肩こり、腰のだるさ、下腹の張り、足の冷えなどがありますが、
このような症状がみられるときに胞肓を処置すると楽になります。
 腰から下をお湯の中に浸し、下半身を温める腰湯という治療法があります。
胞肓などの婦人科疾患に効くツボが、腰から仙骨部(殿部の中央の平らな骨のあたり)にかけてあることから考えると、
この部分をまとめて一度に温める腰湯はすぐれた治療法といえます。
 マッサージや指圧をする際も、治療前に温湿布などで温めてからおこなったほうが効果的です。
そのほか、前立腺肥大症や尿道炎、膀胱炎、尿路結石などのために起こる排尿時の痛みと排尿困難にもよく効きます。
また、急性の腹痛や消化不良、腰から背中にかけての痛みにも効果的です。
腸がゴロゴロいうのをしずめる効果もあります。

「生理痛の人」によいツボ

生理痛や月経不順は、女性特有の大きな悩みです。
下腹の張りや痛み、頭痛、肩こり、腰痛、のぼせ、
足の冷えなど、症状は人によってさまざま。
一般に月経の周期は25〜36日以内といわれていますが、
この範囲を超えて短かったり長かったりしたら、注意が必要です。
そうした方は、気軽にできるツボ療法をまず試してみてください。




「生理痛をやわらげる鍼灸ツボ療法の実際」


腰の第二仙椎棘突起下から左右に指四本分のところにある「胞膏」は、
特に子宮をつかさどるツボとして婦人病治療には欠かせません。
さらに、へその真下指二本分下がったところにある「気海」
と指六本分下がったところにある「中極」も、
婦人病によく効くツボです。
また、ひざ上の内側のくぼみ上端の「血海」、
内くるぶしから上へ指四本分「三陰交」も月経周期を整え、
整理に伴う不快な症状を緩和する働きがあります。

「気海(きかい)」

 ツボ名は、東洋医学で心身のエネルギーをあらわす気の海をあらわし、
気の変動の集中するツボであることを意味しています。
 気の充実はすべての病気の回復を進め、気の欠乏は症状の回復を遅らせます。
 したがって、気海のツボを整えることは、病気の治りぐあいを早めることになります。
おへその下にあるツボです。からだの中心線上で、おへその指幅一本半ぐらい下のところが気海です。
このツボは気の集まるところなので、気の病気によく効きます。
 脳神経系からくる神経過敏症、心身症、ヒステリー、躁病、うつ病に効果があります。
また婦人病や泌尿器疾患にも効果があります。膀胱炎、腎臓の病気、
不妊症、子宮筋腫、インポテンツ、淋病、さらに月経困難症、月経痛、
月経不順による腹の張り・ふくれによく効きます。
 ほかにも神経性胃炎、腸疾患などの消化器疾患の治療にも効果があります。

「中極(ちゅうきょく)」
「中」は、うち・なか・あたる・かなめ、などの意味があります。
「極」には、きわまる・むね・なか・いたる・つくる・とおし・かならず・おわり、などの意味があります。
 この二つの意味を総合すると、からだの機能と関係のある
ツボの道すじのいくつかが体内で交差する重要な場所ということになります。
からだの中心線上で、おへその下へ指幅四本分ほど下がったところにあります。
生殖器や泌尿器の病気に効果があります。 膀胱炎、膀胱まひ、尿道炎、
腎臓病によるのぼせやむくみ、インポテンツ、夜尿症などの治療に有効です。
 また婦人科系の病気にもよく効き、子宮内膜炎、帯下(おりもの)、月経不順、月経停止、
月経痛、子宮筋腫、下腹の冷え・緊張感の治療によく使用されます。
 さらに座骨神経痛、下肢のリウマチ、頭重、腹膜炎などにも効果があります。

「胞膏(ほうこう)」
「胞」は子袋、つまり子宮のことです。
「肓」は穴すなわちツボのことを指しています。
 このツボは子宮の疾患にたいへんよく効き、
ツボ名も子宮疾患の特効ツボであることをあらわしています。
第二後仙骨孔部の外側へ指幅三本分ほどのところにあります。
膀胱兪からはさらに指幅二本分近く外側にあります。
 ここを指で押さえて左右に動かすと、お尻全体に痛みが感じられます。
性器の病気、とくに子宮など婦人科系の病気に効果があります。
 婦人科系の病気の主な症状には、頭重や肩こり、腰のだるさ、下腹の張り、足の冷えなどがありますが、
このような症状がみられるときに胞肓を処置すると楽になります。
 腰から下をお湯の中に浸し、下半身を温める腰湯という治療法があります。
胞肓などの婦人科疾患に効くツボが、腰から仙骨部(殿部の中央の平らな骨のあたり)にかけてあることから考えると、
この部分をまとめて一度に温める腰湯はすぐれた治療法といえます。
 マッサージや指圧をする際も、治療前に温湿布などで温めてからおこなったほうが効果的です。
そのほか、前立腺肥大症や尿道炎、膀胱炎、尿路結石などのために起こる排尿時の痛みと排尿困難にもよく効きます。
また、急性の腹痛や消化不良、腰から背中にかけての痛みにも効果的です。
腸がゴロゴロいうのをしずめる効果もあります。

「冷え性の人」によいツボ

人が急な温度変化に対応できるのは5℃以内といわれています。
外気温と室内気温の差が、その境目を超えると…。
自律神経機能が低下して、いわゆる冷房病に。
夏を迎え、屋外から冷房の効いた室内へ移動する機会が多い
夏の時期、冷え性対策に万全な備えを。




「冷え性に効果的な鍼灸ツボ療法の実際」


冷え性に効くツボとしては、へその両外側に位置する「肓兪」があります。
さらに腰の第四腰椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「大腸兪」、
第一仙骨椎棘突起下から斜め下へ指一本分に位置する「上りょう」
も骨盤内の臓器を整える上で効果的です。
特に足が冷えるという場合には、足裏で足の指を屈して
最もくぼむところに位置する「湧泉」のツボも効果的。
冷房の冷たい風邪を頭・首・上背部に受けると頭痛・肩こり・風邪の元になり、
鼻の弱い人は鼻炎に、呼吸器の弱い人は喘息になりやすいので要注意です。

「肓兪(こうゆ)」
「肓」は穴、ツボのことをいいます。「兪」はそそぐという意味です。
すなわち肓兪とは、邪気の注ぐツボという意味をあらわしています。
過労などのときには、このツボを軽く押しただけでも強い痛みを感じるので、
体力の低下を診断する際に利用されることがあります。
おへその左右両側へ指幅1本分ほど離れたところにあります。
ここを人差し指で押すと、ズンと下腹にひびきます。
心臓病による胸の痛み、黄疸、細菌性の下痢、腸の病気による腹痛、
胃弱による胸やけ・ゲップ、十二指腸潰瘍などによく効きます。
さらに、男性側の異常によってこどもができないときの治療にもたいへん効果があります。
また、低血圧、糖尿病、耳の痛み、からだがだるく疲れやすいときや、
便秘、目の充血の治療にも使用されます。

「上僚(じょうりょう)」
 臀部の平らな骨である仙骨には、左右それぞれ四つずつのくぼみがあり、
そのくぼみに「りょう」という字のつくツボが並んでいます。
上僚は、そのうち最も上にあることからこの名がつけられました、
仙骨の上の出っぱりから左右に斜め下へ、指幅一本分ほど下がったところにあります。
指で押すと、骨のくぼみがわかります。
 仙骨のくぼみは上から第一後仙骨孔部、第二後仙骨孔部、第三後仙骨孔部、第四後仙骨孔部といいます。
上僚は第一後仙骨孔部のくぼみにあるツボです。
第二から第四までの後仙骨孔部にはそれぞれ次僚、中僚、下僚というツボが並んでいます。
これら上・次・中・下の「僚」の字がつくツボは、左右に二つずつあって、
合計八つとなることから八僚穴と呼ばれています。
腰痛、下腹部の張り、子どもの夜尿症や尿失禁、けいれん、
てんかん、ぎっくり腰などの症状に効果があります。
 さらに、便や尿の出がよくない、胃がムカムカして腹から突き上げるような感じがする、
膝が冷えて痛む、鼻血が出るといった症状にも効きます。
体力向上のために用いても効果的です。
 とくに「血の道」と呼ばれる婦人科系の病気から起こる症状に対してはきわめて効果があります。
婦人科系の疾患から起こる症状は主に下腹部の張り・痛み、足のむくみ、おりものが多い、
頭が重い、便秘などですが、上りょうはこれらの治療に欠かせないツボとなっています。
 子宮内膜症、子宮後屈からくる白帯下(おりもの)の激しいものや、
月経痛、月経不順、月経困難症などにも効果があります。

「大腸兪(だいちょうゆ)」
東洋医学でいう大腸の腑に邪気(病気の原因となるもの)が注ぐところがこのツボです。
大腸の腑に出るさまざまな症状は、大腸兪と天枢をいっしょに治療すると効果があります。
天枢も腹部の病気全般に大変よく効きますが、大腸兪と相助け合ってこそ、
ツボの刺激が効いて、さらに治療の効果があります。
第四腰椎から外側へ指幅二本分ほど離れたところにあります。
 腰の左右にある大きな腸骨の最上部を結んだヤコビー線を目安にして
第四腰椎を探せば、比較的簡単に見つけることができます。
背中のこわばり、腰から足にかけての痛み、ぎっくり腰、腹の張り・ふくれ、腹がゴロゴロ鳴る、
おへそのまわりが切られるように痛む、慢性の下痢・便秘、慢性の腸炎、
下腹部がしぼるように痛い、便や尿が思うように出ないなどの症状に効果があります。
 胃腸の調子が悪い場合、大腸に原因があるときは、腹が鳴る、下腹部が痛む、
下痢や便秘、背のこわばり、腰痛などの症状が出ます。
このような症状のときに大腸兪を治療すると効果的です。



鍼灸を現代病に活かす、「大山鍼灸院」で、
不妊症の治療に、よく用いる効果的なツボ


その他、不妊症に効果的な
応用ツボ、併用ツボ


期門
「期」は、あうべきとき、」「門」は門戸をあらわしています。
すなわち期門という名は、からだの機能に関係のあるツボを連ねた道すじ(経絡)のいくつかが、
そこで交差したのち、胸にめぐって門戸にあたるという意味なのです。
左右の乳頭の真下の線上で、第9肋骨が始まるところの内側にあります。
月経不順、子宮内膜症など婦人科系の疾患をはじめ、
熱性の消化器病で下痢がひどい、腹がかたく張る、
わき腹にかけてしこりがあって痛いといった症状に効果があります。
また、肝臓病や胆嚢炎などの場合に圧痛が出るツボでもあり、ここを刺激すると症状がやわらぎます。
そのほか、糖尿病、ノイローゼ、ぜんそく発作、しゃっくりの治療にも用いられます。


帯脈
このツボ名は、からだのいろいろな機能に関係のあるツボの道すじ(経絡)が、
体内でからだを帯にように一回転して、束なるところという意味があります。
また、帯をしめたときの高さにあるツボという意味もあり、この名がつけられたとされています。
章門というツボの下にあります。章門はひじを曲げてわき腹につけたとき、ひじがからだに当たるところです。
帯脈は、だいたいおへそと同じ高さになります。
腰や背中の痛みが腹にひびいて歩けない、腸が鳴って下痢をしている、
尿があまり出ない・出にくいといった症状に効果があります。
また、このツボは婦人病の特効ツボで、月経不順、卵巣・卵管・子宮の病気、
女性の下腹部痛にすぐれた効き目があります。
卵巣・卵管・子宮に病気があるときは、帯脈に痛みが出ます。
さらに、子どもの慢性胃腸障害にも効果があります。


巨僚
「巨」は屈曲・かがむという意味です。「りょう」は骨の角すみをあらわします。
したがって、巨りょうというツボ名は、骨の飛び出た角すみで、
つま先立ちで腰を深くおろしたり、跳んだりしたときに筋が現れるところにあるツボという意味になります。
骨盤の上端を腰から腹に向かってさぐると、骨盤のいちばん前側がわかります。
このツボは、その前端から指幅1本分ほど下がったところにあります。
疲れて膝が痛い、足がだるくて重い、足がひきつる・しびれる・こわばる、などの症状に効果があります。
したがって、座骨神経痛などの治療にたいへん効果のあるツボです。
また、腰痛、下腹部痛の治療にも使用されるツボです。


五枢
「五」は東洋で好まれる奇数で、幸運の数のひとつです。
「枢」は、かなめ・くくる・とざす・からくりという意味で、大切な場所を示しています。
骨盤の上端を腰から腹に向かってさぐると、骨盤のいちばん前側がわかります。
五枢はちょうどそのあたりになります。巨りょうからは、指幅1本分ほど上です。
寒気があって下腹がひきつるといった症状によく効きます。
からだを冷やしたり、ひどい過労のときなどに腰から下腹部・側腹部が痛くなるときがありますが、
このような場合に五枢を用いて治療すると、たいへん効果があります。
また座骨神経痛や、精巣炎・精巣上体炎などの男性の生殖器疾患にも効果があります。
婦人科系の病気もこのツボで治療します。


水分
東洋医学でいう「水・かす」を分ける場所にあたることからこのツボ名がつきました。
腹部の診察ではむくみがあるかないかを調べるために、重要なツボです。
下痢の場合にはこのツボに圧痛が出ます。
おへその上へ指幅1本分ほど上がったところにあります。
ここを指で押さえて上下に動かすと下腹部に鈍い痛みが走ります。
腸が鳴って腹痛がする、胸が苦しい、腹が太鼓のようにかたく張る、食欲がない、腸・胃が冷える、
などの症状のほか、冷えからくる背中や腰の痛みによく効きます。
水分は利水をコントロールするツボとされ、胃内の停水、胃下垂症、排尿困難、
腎臓病、水っぽい下痢、むくみ、夜尿症などの治療に用いると効果があります。


天枢
人体を上下に分けた場合、東洋医学ではおへそから上の部分を天と呼び、
おへそから下の部分を地と呼ぶことがあります。
天枢はちょうどこの二つの部分の気の交差する位置にあります。
気とは、東洋医学では東洋医学でいう生命力、生体の生きるエネルギーといった意味です。
「枢」とは、かなめ・たいせつなという意味です。
したがって天枢というツボは、天地の気が交差する重要なツボという意味になります。
天枢は、おへその両側から指幅2本分ほど外側のところにあります。
消化器系の胃・小腸・大腸・肝臓・胆嚢・脾臓の疾患全般に広く効果があります。
とくに吐き気や嘔吐をともなう慢性胃炎、胃弱による胸やけやゲップ、慢性の下痢に効果があります。
さらに生殖器である子宮・卵巣・精巣の病気、呼吸器や心臓・脳神経系の疾患で
消化器系の働きが衰えている場合にも利用されます。
そのほか、腎臓・膀胱の疾患、からだがだるく疲れやすい、
根気がないなどの全身症状に効果があります。


肓兪
「肓」は穴、ツボのことをいいます。「兪」はそそぐという意味です。
すなわち肓兪とは、邪気の注ぐツボという意味をあらわしています。
過労などのときには、このツボを軽く押しただけでも強い痛みを感じるので、
体力の低下を診断する際に利用されることがあります。
おへその左右両側へ指幅1本分ほど離れたところにあります。
ここを人差し指で押すと、ズンと下腹にひびきます。
心臓病による胸の痛み、黄疸、細菌性の下痢、腸の病気による腹痛、
胃弱による胸やけ・ゲップ、十二指腸潰瘍などによく効きます。
さらに、男性側の異常によってこどもができないときの治療にもたいへん効果があります。
また、低血圧、糖尿病、耳の痛み、からだがだるく疲れやすいときや、
便秘、目の充血の治療にも使用されます。


関元
「関」という字は、かんぬき・せき・とざす・からくり、などの意味です。
「元」は、もと・かしら・頭・よし・はじめ・元気、などの意味があります。
したがって関元というツボ名は、健康のもとである元気にかかわる
重要なツボということをあらわしていることになります。
この場所は腎経、脾経、肝経と任脈が体内で交わるところでもあります。
おへその下から指幅3本分ほど下がったところにあります。
必ずからだの中心線上にとるようにします。
たいへん応用範囲の広いツボです。
胃腸障害をはじめ、精力減退、やせすぎ・太りすぎ、高血圧症、不眠症、冷え性のほか、
にきび、じんま疹など皮膚の症状の治療に用いられます。
また、このツボは男女の性器の疾患にもよく効きます。
たとえば、尿意がひんぱんに起こる、下腹部の膨張感がひどいといった症状をはじめ、
女性の場合には、子宮筋腫、月経痛、月経不順、子宮内膜炎、
子宮のけいれんなどの症状緩和に効果を発揮します。
さらに、腎臓病やむくみ、抜け毛、円形脱毛症、
躁うつ病、夜尿症などの治療にも用いられます。


中極
「中」は、うち・なか・あたる・かなめ、などの意味があります。
「極」には、きわまる・むね・なか・いたる・つくる・とおし・かならず・おわり、などの意味があります。
この二つの意味を総合すると、からだの機能と関係のある
ツボの道すじのいくつかが体内で交差する重要な場所ということになります。
からだの中心線上で、おへその下へ指幅四本分ほど下がったところにあります。
生殖器や泌尿器の病気に効果があります。 膀胱炎、膀胱まひ、尿道炎、
腎臓病によるのぼせやむくみ、インポテンツ、夜尿症などの治療に有効です。
また婦人科系の病気にもよく効き、子宮内膜炎、帯下(おりもの)、月経不順、月経停止、
月経痛、子宮筋腫、下腹の冷え・緊張感の治療によく使用されます。
さらに座骨神経痛、下肢のリウマチ、頭重、腹膜炎などにも効果があります。


気海
ツボ名は、東洋医学で心身のエネルギーをあらわす気の海をあらわし、
気の変動の集中するツボであることを意味しています。
気の充実はすべての病気の回復を進め、気の欠乏は症状の回復を遅らせます。
したがって、気海のツボを整えることは、病気の治りぐあいを早めることになります。
おへその下にあるツボです。からだの中心線上で、おへその指幅一本半ぐらい下のところが気海です。
このツボは気の集まるところなので、気の病気によく効きます。
脳神経系からくる神経過敏症、心身症、ヒステリー、躁病、うつ病に効果があります。
また婦人病や泌尿器疾患にも効果があります。膀胱炎、腎臓の病気、
不妊症、子宮筋腫、インポテンツ、淋病、さらに月経困難症、月経痛、
月経不順による腹の張り・ふくれによく効きます。
ほかにも神経性胃炎、腸疾患などの消化器疾患の治療にも効果があります。


腹結
「腹」は、はらをあらわしています。
「結」は、むすぶ・ゆわえる・しばる・くくる・むすびめという意味がありますが、
ここでは結積(しこり・痛み・便秘などのこと)の意味になります。
つまり腹結は、腹部の結積に効果があることをあらわしているツボ名となります。
おへその涼外側へ、指幅四本分ほど離れたところから、
さらに下へ指幅一本分少々下がったところにあります。
ここを指で押すと、縦に線上のすじが感じられます。
一般に下痢や腹痛の症状軽減のほか、便秘、わき腹の痛み、
下腹部の神経痛、黄疸などによく効きます。
とくに、みぞおちが痛んで下痢をする、腹の中にしこりができる、
おへそを中心にしてしぼるような痛みがあるときに効果があります。


大巨
 「大」は、おおいなる・りっぱ・たいせつの意味で、「巨」も同じ意味があります。
つまり、下腹の重要なツボであることをあらわしたツボ名となっているわけです。
おへその両側から指幅二本分外側のところに天枢というツボがあります。
そこから下に指幅一本分ほど下がったところが大巨です。
のぼせ、冷え、低血圧、糖尿病、慢性腸炎による腹の張り・ふくれ、腹が鳴る、
過敏性腸症候群、慢性の下痢や便秘、不眠症、半身不随、慢性の腹膜炎、月経困難症などに効果があります。
とくに腎炎や腎臓結核、腎盂炎などの腎臓の病気、子宮内膜症、こしけ(おりもの)、
不妊症、月経不順などの婦人科系の病気、膀胱炎など、下腹部の疾患に非常に効果があります。
大巨は男女どちらの不妊の治療にも効果があり、
さらにリウマチや座骨神経痛など下肢の病気にも欠かせないツボとなっています。
昔から左側の大巨は、悪い血がたまって婦人病の原因になるという
「於血」のあるなしを調べたり、取り除くのにも使用されています。
そのため、のぼせの症状や腰の痛み、下腹部の張り、足の冷えなど
「於血」が原因となっていると考えられる症状には、とくに効果があります。


大赫
「大」はたいせつという意味です。
「赫」は、赤という字が二つ並び、火の赤い形から転じて、輝く・ひかる・かっといかるという意味があります。
したがって男性の大切な陰茎が、真っ赤になって大きくなるツボという意味になります。
おへそから指幅四本分ほど下のところで、からだの中心線から両側にわずかにそれたところがこのツボです。
男性のインポテンツや早漏、女性の不感症に効果があるツボです。
インポテンツや早漏、不感症などは、精神的な原因による場合もありますが、
大赫に加え腰の腎兪、腹部の肓兪、関元、足の三陰交などといっしょに治療すると、効果があります。
これらのツボはマッサージ、指圧、お灸のいずれもよく効きます。


曲骨
「曲」は、まがる・かがむという意味です。「骨」は、ほねをあらわしています。
したがって曲骨とは、曲がった骨、すなわち恥骨弓のことをあらわしています。
別名、回骨、屈骨、屈骨端、尿胞とも呼ばれています。
恥骨の中心の上の方で、おへそより指幅五本分ほど下がったところにあります。
下腹の張り、尿閉、産後のおりもの、こしけ、月経不順、冷えによって起こる臓器の機能低下、
失精(腎虚)などの症状緩和に効果があります。
また、尿道炎、膀胱炎、膀胱まひ、前立腺肥大、夜尿症、慢性胃炎、内臓の虚弱などにも効果があります。
一般におへその下から恥骨の上にかけてあるツボは、
すべて生殖器の病気に効果があるとされ、とりわけ婦人科系の病気によく効きます。
なかでも、下腹部の骨ぎわにあるツボは、とくに婦人科系の疾患にすぐれた効果があることで知られています。


水道
文字どおり、水が通じる道という意味があり、
水に関する泌尿器、生殖器、腹水や大便などの病気に効果があるツボです。
おへその左右両側へ、指幅二本分ほど離れたところに天枢というツボがあります。
水道は天枢の指幅四本分ほど下のところにあります。
下腹部のさまざまな病気、たとえば、便が出にくく下腹部が張るといった腸の疾患、
尿が出にくく排尿時に痛みを感じたり、尿量・排尿回数に異常があらわれる尿道炎、膀胱炎、前立腺肥大などによく効きます。
また、糖尿病や腎臓病の症状をやわらげ、むくみをとるのにも有効です。
そのほか婦人科系の疾患にも効果的で、子宮のいろいろな病気や、月経・更年期障害などにともなう腰痛、
腹痛、下腹部の張り、肩から背中・腰にかけてのこりなどのこりなどの症状をやわらげます。


陰交
陰交は、三つの陰脈が体内で交わりあうという意味になります。
陰脈とはからだの機能に関係のあるツボの道すじのうち、陰陽の陰に分類されるものです。
別名、丹田、横戸、少関とも呼ばれています。
からだの中心線上にあり、おへそから指幅一本分ほど下がったとことにあります。
下腹が冷えて痛む場合や、産後の女性のおりものが止まらない、
子宮不正出血、ヘルニアなどの症状に効果があります。
また腎臓病、腹膜炎、慢性の下痢、月経不順、座骨神経痛などに効果があります。


気衝
「気」は気血の気です。「衝」は脈拍の触れるところを指しています。
皮膚の上からさわって脈を感じるツボには、衝という字がツボ名に入っています。
つまり気血の拍動を感じられるところで、衝脈の起こるところという意味になります。
鼠径部で、鼠径溝のほぼ中央、大腿動脈の拍動を感じるところに衝門というツボがあります。
気衝はこの衝門と性器(男性の場合は陰茎の根部)とのちょうど中間にあります。
一般に気衝は、男女の生殖器の病気によく効きます。
子宮内膜症、卵巣炎、卵管炎、精巣上体炎、月経不順、月経痛の治療によく使用されます。
また、冷え性、尿道炎、膀胱炎、腎盂炎などの泌尿器疾患、腹膜炎、腹水、レイノー病、鼠径部の神経痛などにも効果があります。
さらに、腹が張る、腹部に熱があって痛みがある、陰嚢が腫れる、陰嚢が冷えて痛むなどの症状に効果があります。
難産のときにもこのツボを治療に用いると効果があります。


腎兪
東洋医学でいう腎の臓へ邪気(病気の原因となるもの)
が注ぐところで、ツボの名前もこれに由来しています。
東洋医学では、腎の臓の機能が活発であると、体力、体調が活発になり
すべての内臓が調整され、全身が強健になると考えられています。
わき腹のいちばん下にある肋骨の先端と同じ高さにある背骨が第二腰椎です。
この第二腰椎の両側、指幅二本分ほど離れたところが腎兪となります。
腎兪の応用範囲はたいへん広範囲にわたっています。
生殖器疾患、泌尿器疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、神経系疾患、
婦人科系の疾患、代謝異常などさまざまな症状に効果があります。
めまい、立ちくらみ、高血圧症、糖尿病、やせすぎ・太りすぎ、不眠症、
目の疲れ、耳の痛み、中耳炎、五十肩、座骨神経痛やぎっくり腰などの腰の痛み、
しみ、そばかす、腹が鳴る・ふくれる・張るといった過敏性腸症候群など、たくさんの病気・症状に使用されます。
とくに泌尿器系の腎臓病や膀胱炎、尿道炎、婦人科系の月経困難症、
月経痛、月経不順、不妊症、足の冷えにすぐれた効果を発揮します。
そのほかに痔、、脱肛、直腸脱、インポテンツ、子どもの虚弱体質や夜尿症にも効果があります。
前記のような具体的な症状がなくても、たとえば軽い披露のときなどにこのツボをマッサージすると、
全身に生命力や気力がみなぎり、からだの調子がたいへんよくなります。


志室
「志」は、こころざしという意味ですが、ほかに腎に対する精気のことをいいます。
「室」は部屋・家のことです。 昔から「腎には志が宿る」とされており、
生まれつきの体力の強弱がこのツボでわかります。
腎に病気があると、疲れやすく精気が弱まり、からだに元気がなくなります。
この状態を腎虚といいますが、志室にはこのようなときの状態改善に欠かせないツボです。
左右の肋骨のいちばん下の端を結んだ線と、背骨とが交差するところが第二腰椎です。
志室はこの第二腰椎から、左右に指幅四本ほど外側にあります。
腎兪からは指幅二本分くらい外側になります。
全身の疲労感や、だるさによく効きます。
背中から腰にかけての強い痛み、腹の中が非常にかたく緊張している。
排尿がうまくできないといった症状にも効果があります。
また、睾丸の腫れ、陰部のできもの、陰部の痛み、食べ物の不消化、
食べたものをよく吐く、急性の胃腸炎、座骨神経痛などにもよく効きます。
 さらに、腎臓病、インポテンツにも効果があります。


命門
 文字どおり、このツボは命の門という意味です。
人間の生命力の中心であることからこのツボ名がついたとされています。
別名を腎間の気、先天の元気がこのツボから出入りして、健康が保たれているといわれています。
第二腰椎の中心にあります。左右の腎兪のちょうど中間にあたります。
腰痛、精力減退から起こる耳鳴り、頭痛、結核性の熱、婦人科系の病気や月経異常、こしけ、おりものに効果があります。
また頭が割れるように痛い、からだが熱っぽい、子どもの疳の虫やひきつけなどの症状にも使用されます。
さらに子宮出血、腸出血、痔出血、鼻血などの出血を止める、血止めのお灸がよく効くことでも知られています。
このツボは先天の元気が宿るところとされており、人間が生まれつき備えている体調や体力を丈夫にする働きがあります。
そのため、虚弱体質や精力減退、腰痛に用いて効果があるのです。
このツボとあわせて、先天の元気の座である腎兪、後天の元気の座である三焦兪、
元気に関するツボといわれている関元を使用すると、スタミナづくりにたいへん効果があります。
病気などで体力を消耗してしまったときには、これらのツボを刺激して体力の回復をはかるとよいでしょう。


大腸兪
東洋医学でいう大腸の腑に邪気(病気の原因となるもの)が注ぐところがこのツボです。
大腸の腑に出るさまざまな症状は、大腸兪と天枢をいっしょに治療すると効果があります。
天枢も腹部の病気全般に大変よく効きますが、大腸兪と相助け合ってこそ、
ツボの刺激が効いて、さらに治療の効果があります。
第四腰椎から外側へ指幅二本分ほど離れたところにあります。
腰の左右にある大きな腸骨の最上部を結んだヤコビー線を目安にして
第四腰椎を探せば、比較的簡単に見つけることができます。
背中のこわばり、腰から足にかけての痛み、ぎっくり腰、腹の張り・ふくれ、腹がゴロゴロ鳴る、
おへそのまわりが切られるように痛む、慢性の下痢・便秘、慢性の腸炎、
下腹部がしぼるように痛い、便や尿が思うように出ないなどの症状に効果があります。
胃腸の調子が悪い場合、大腸に原因があるときは、腹が鳴る、下腹部が痛む、
下痢や便秘、背のこわばり、腰痛などの症状が出ます。
このような症状のときに大腸兪を治療すると効果的です。


小腸兪
東洋医学でいう小腸の腑に邪気(病気の原因となるもの)が注ぐところがこのツボです。
関元と併用して治療すると、消化器、泌尿器の病気に効果があります。
東洋医学でいう小腸の腑は、胃の腑・脾の臓につながり、
腹を十六まわりする間に、水とかすを分ける役目があるとされています。
おへそを中心とした腹痛の場合、小腸に病気の原因があって起こると下痢になり、
また、大腸に病気の原因があって起こるとしぶり腹になります。
小腸兪、膀胱兪、中膂兪、上僚、次僚、中僚、下僚はすべて殿部にあり、
男女の生殖器の病気に深い関係があるとされています。
仙骨(殿部の平らな骨)上にあるツボです。
仙骨には左右それぞれに四つのくぼみ(後仙骨孔)があいていますが、
そのいちばん上のくぼみの外側へ指幅一本分ほど離れたところに小腸兪があります。
膝をかかえ、背中をまるめさせて腰から下をさわると、仙骨の様子がよくわかります。
尿の色がおかしい、尿の量が少ない、下腹のうずくような痛み、足の腫れ、息切れ、
食欲不振、便に膿や血が混じる、痔が痛い、女性のおりものなどの症状に効果があります。
また、おへそを中心にした腹痛で、下痢が激しいときはもちろん、便秘をしている場合にもよく効きます。
下痢や便秘、婦人科系の病気など、下腹部の病気からくる腰の痛みには、
このツボのあたりを温湿布した後に、マッサージや指圧などの治療をおこなうと効果が増します。


関元兪
腰にあるツボです。第五腰椎から左右両側へ指幅二本分ほど離れたところにあります。
ほかのツボを基準にするとすれば、大腸兪の下のあたりで、殿部の平らな骨(仙骨)の上の方を目安として探すとよいでしょう。
腰の症状に効果があるツボです。腰の痛みやだるさ、しびれなどをやわらげるので、ぎっくり腰などの治療によく用いられます。
そのほか、急性および慢性の下痢、冷え性や月経痛などといった婦人科系の疾患にも効果があります。


上僚
臀部の平らな骨である仙骨には、左右それぞれ四つずつのくぼみがあり、
そのくぼみに「りょう」という字のつくツボが並んでいます。
上僚は、そのうち最も上にあることからこの名がつけられました、
仙骨の上の出っぱりから左右に斜め下へ、指幅一本分ほど下がったところにあります。
指で押すと、骨のくぼみがわかります。
仙骨のくぼみは上から第一後仙骨孔部、第二後仙骨孔部、第三後仙骨孔部、第四後仙骨孔部といいます。
上僚は第一後仙骨孔部のくぼみにあるツボです。
第二から第四までの後仙骨孔部にはそれぞれ次僚、中僚、下僚というツボが並んでいます。
これら上・次・中・下の「僚」の字がつくツボは、左右に二つずつあって、
合計八つとなることから八僚穴と呼ばれています。
腰痛、下腹部の張り、子どもの夜尿症や尿失禁、けいれん、
てんかん、ぎっくり腰などの症状に効果があります。
さらに、便や尿の出がよくない、胃がムカムカして腹から突き上げるような感じがする、
膝が冷えて痛む、鼻血が出るといった症状にも効きます。
体力向上のために用いても効果的です。
とくに「血の道」と呼ばれる婦人科系の病気から起こる症状に対してはきわめて効果があります。
婦人科系の疾患から起こる症状は主に下腹部の張り・痛み、足のむくみ、おりものが多い、
頭が重い、便秘などですが、上りょうはこれらの治療に欠かせないツボとなっています。
子宮内膜症、子宮後屈からくる白帯下(おりもの)の激しいものや、
月経痛、月経不順、月経困難症などにも効果があります。


次僚
上僚の次にあるツボなので次僚と呼ばれています。
腰にある「りょう」の字のつくツボの中で最も重要な働きをするツボです。
仙骨(臀部の中央の平らな骨)にあるくぼみ、後仙骨孔のうち、
上から二番目の第二後仙骨孔部にあるツボです。
腰の両側にある出っぱった大きな骨を腸骨といいますが、
この腸骨の上端に沿って、腰の内側を下の方にさぐっていくと、
腸骨棘の隆起に触れます。この隆起の内側の下方に次僚を探します。
便や尿の出が悪い、便通異常がある。腰の痛みのため思うように動けない、
ぎっくり腰、血尿が出て排尿時に痛みをともなう、足の冷え、腹が鳴って下痢をする、
帯下(おりもの)があるといった症状に効果があります。
一般に、上僚とともに骨盤内の臓器の病気や泌尿器の疾患に有効なツボです。
とりわけ女性の月経時の不調によって起こるイライラ、足の冷え、下腹部のひきつるような痛みといった症状は、
骨盤内の臓器の機能異常からくるものなので、次僚を刺激して月経を順調にすること大切です。
次僚に加え膀胱兪、胞肓、腹部の中極といったツボを、
マッサージや指圧、お灸で治療するとたいへん楽になります。


中僚
上僚、次僚に続き、下僚との間にあるので中僚と呼ばれています。
仙骨(臀部の中央の平らな骨)にある四つのくぼみ、後仙骨孔のうち、
上から三番目の第三後仙骨孔部にあります。
次僚から指幅半本〜一本ほど下のところにあります。
性器の病気、腎臓の病気、膀胱の病気、座骨神経痛、婦人病などに効くツボです。
上僚や下僚の効果とだいたい同様の効果が期待できますが、
痔や膀胱炎などはこの中僚のほうが効くともいわれています。
上・中・下の左右合わせて六つの「僚」の字のつくツボは、
とくに「下の六ツ灸」と呼ばれ、性器の機能を活発にする働きがあるとされています。
すなわち、この六ツ灸はインポテンツの治療にもすぐれた効果を示すということです。
また、中僚は湿疹、皮膚炎の治療にも使われます。
その場合は左右の上僚、次僚、中僚、下僚という八つの「りょう」の字のつくツボに加えて、
さらに腹部の巨闕、中完、期門、肓兪、天枢、大巨、関元、肩の肩井、
背中の肺兪、腰の三焦兪の中から反応のあるツボを選んで治療を行います。


下僚
八りょう穴のいちばん下にあるので下僚というツボ名がついたとされています。
仙骨(臀部の中央の平らな骨)にあるくぼみ、
後仙骨孔のうち、いちばん下の第四後仙骨孔部にあります。
生殖器、泌尿器、直腸、肛門、足、腰の疾患に効果があるツボです。
腹痛、右下腹部のしこり、しぼるような激痛、ひどい腰痛、血便、腹が張って便秘する、
腰から下がまひする、インポテンツ、不妊などの症状によく効きます。
また、このツボには消化器系の機能を高め、体力をつける効果があるため
結核性の病気、たとえば肺結核などの治療にも使用されます。
さらに下僚は皮膚病にも効果があります。
湿疹、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、皮膚掻痒症、
主婦湿疹とも呼ばれている進行性指掌角皮症などによく効きます。


腰の陽関
「陽」は太陽・陽気の陽、「関」はかんぬき・関門の意味です。
陽関は、このツボの場所から下に、健康を意味するする陽気を伝える関門となっています。
ツボの名もそこからついたとされています。
うつぶせに寝て、腰骨のいちばん高いところを左右に結んだ線をヤコビー線といいます。
陽関はヤコビー線と脊椎(腰椎)の中心線が交わるあたりに近い
第四腰椎棘突起の下のくぼみにあります。
腰に出るさまざまな症状によく効くツボです。
腰や腹にできたしこりのため腰が痛む、腰の曲げ伸ばしをすることができない、
からだのしびれのため思うように動けないといった症状に効果があります。
腰痛をはじめ、座骨神経痛、リウマチ、関節炎、膝の痛み、下肢のまひ、
椎間板ヘルニア、半身不随などの治療に用いられるツボです。
さらに腰や下腹部の冷感、遺尿症、頻尿、膀胱炎、前立腺炎、
月経不順、インポテンツの治療にも使用されます。


膀胱兪
東洋医学でいう膀胱の腑に邪気(病気の原因となるもの)が入るところがこのツボです。
おへそから指幅四本分ほど下にある中極と相乗効果のあるツボです。
殿部の中央にあるやや平らな骨(仙骨)と腸骨のわきにあるツボです。
仙骨には四つのくぼみ(後仙骨孔)があります。そのうち上から二番目のくぼみ、
第二後仙骨孔部のあたりから、指幅一本分ほど外側へ離れたところが膀胱兪です。
かぜでせきや寝汗が出る、腰や背中が痛い、女性の下腹部のしこり、こむら返り、むくみ、
腎臓病、糖尿病、膀胱炎、尿道炎、前立腺肥大症などの症状に効果があります。
このツボは膀胱の腑に邪気が注ぐところなので、とくに膀胱の病気の治療によく効きます。
その中でも、子どもの夜尿症、おもらしなどにたいへん効果があり、昔から治療に使用されてきました。
また、女性の場合は膀胱炎になりやすく、下半身の冷えが原因で発病することが多いのですが、
膀胱兪を治療すると冷えが治り、病気もよくなってきます。
下腹から腰、仙骨部にかけて位置するツボは、温める治療法が効果的です。
からだのこの部分は構造上、血液のめぐりがよくなく、うっ血が起こりやすくなっています。
したがって、この部位を温めると血液の循環がよくなり、
冷えがとれ、冷えが原因で起こっていた夜尿症や膀胱炎、排尿時の痛みが治るのです。


胞肓
「胞」は子袋、つまり子宮のことです。
「肓」は穴すなわちツボのことを指しています。
このツボは子宮の疾患にたいへんよく効き、
ツボ名も子宮疾患の特効ツボであることをあらわしています。
第二後仙骨孔部の外側へ指幅三本分ほどのところにあります。
膀胱兪からはさらに指幅二本分近く外側にあります。
ここを指で押さえて左右に動かすと、お尻全体に痛みが感じられます。
性器の病気、とくに子宮など婦人科系の病気に効果があります。
婦人科系の病気の主な症状には、頭重や肩こり、腰のだるさ、下腹の張り、足の冷えなどがありますが、
このような症状がみられるときに胞肓を処置すると楽になります。
腰から下をお湯の中に浸し、下半身を温める腰湯という治療法があります。
胞肓などの婦人科疾患に効くツボが、腰から仙骨部(殿部の中央の平らな骨のあたり)にかけてあることから考えると、
この部分をまとめて一度に温める腰湯はすぐれた治療法といえます。
マッサージや指圧をする際も、治療前に温湿布などで温めてからおこなったほうが効果的です。
そのほか、前立腺肥大症や尿道炎、膀胱炎、尿路結石などのために起こる排尿時の痛みと排尿困難にもよく効きます。
また、急性の腹痛や消化不良、腰から背中にかけての痛みにも効果的です。
腸がゴロゴロいうのをしずめる効果もあります。


中膂兪
「膂」は、からだの中の一部突出したところを指し、
「中」は、からだの中心を意味しています。
このことから「中膂」というのは、からだの中心の突出したところ、
すなわち、男性の生殖器である陰茎を意味していることがわかります。
また、「兪」は、邪気(東洋医学でいう病気の原因となるもの)の注ぐツボであることを意味しています。
つまり、男性の尿道、陰茎に邪気が注ぐところという意味にとることができます。
別名を中膂内兪ともいいます。
第三後仙骨孔の外側へ指の幅二本分近く離れたところにあります。
男性の尿道や陰茎に症状がある場合、
たとえば、前立腺炎や尿道炎、前立腺肥大症などの治療に用いられ、
尿d王の痛みや尿の出にくさ、尿もれ、残尿感などの症状をやわらげます。
また、インポテンツの治療では、大赫とともに効果のあるツボです。
そのほか、腰の痛み、足がひきつって痛む、下腹が痛むといった症状に効果があります。
また、腎虚、糖尿病、疝痛、腹の張り、膀胱炎、腸の出血、
直腸カタル、座骨神経痛などにも応用されます。


会陽
からだの機能に関係のあるツボの並んだ道すじのうち、
陰陽の陽に分類されるものが体内で交わりあうことを示したツボ名です。
尾骨の左右両側へわずかに離れたところにあります。
便に血が混じる、慢性の痔、からだの冷え、下痢、陰部の病気に症状に効果があります。
とく会陽は痔の特効ツボとして広く知られています。
尾骨のちょうど先端にある長強とあわせて治療するとたいへん効果があります。
会陽や長強を刺激すると、肛門周囲の血行が良くなり、痔の痛みがやわらぎます。
会陽での治療は、お灸がたいへん効果的です。
そのあと、殿部を軽くマッサージしておくとよいでしょう。
しかし、痔の治療の場合でお灸が効くのは、
痔核、脱肛、切れ痔に限り、痔瘻には効果が期待できません。

                                      


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