海龍(カイリュウ)
ヨウジオウ科の Syngnathidae 赤氏海龍の全体を乾燥させたもの。
滋陰補腎
滋養・強壮により全身の抵抗力を強める。
リンパ腺炎・甲状腺腫に用いる。
用量 5〜12g/日

海馬(カイバ)
ヨウジオウ科の Syngnathidae 克氏海馬の全体を乾燥させたもの。
壮陽補腎
滋養・強壮により全身の抵抗力を強める。
皮膚化膿性疾患に用いる。
用量 5〜12g/日

海狗腎(カイクジン)
アザラシ科 Phocidae 海豹、アシカ科 Otariidae 海狗(オットセイ)の陰茎と睾丸を乾燥させたもの。
温腎補陽
性神経興奮作用
性機能減退(インポテンツ、不感症他)に用いる。
用量 3〜9g/日

反鼻(ハンピ)
中国のクサリヘビ科のマムシの皮及び内臓を取り去り乾燥、粉末にしたもの。(韓国産のハンピもある)
乾燥粉末を1日3〜6gまた、黒焼き末を1日3g服用。滋養強壮強精剤として用いられる。
マムシ酒を服用すると滋養強壮、強精剤として、貧血、慢性胃腸病、胃痙攣、心臓病などに効がある。

蛇胆(ジャタン)
蛇(マムシ)の胆のうを乾燥、粉末にしたもの。
滋養強壮強精剤として用いられる。


蕃紅花(サフラン・アヤメ科)
ヨーロッパ原産で各地で栽培されている多年草。サフランの雌しべを乾燥させたもの。
鱗茎肥厚し、葉は長針形で先が尖る。秋、淡紫色の花が開き、雄しべ3本、雌しべ花柱細く柱頭部3列して赤褐色で下垂する。
毎朝雌しべを摘み取る。
蕃紅花:10〜11月中旬の開花した日の朝、雌芯を花柱分岐点のすこし下より摘み取り、速やかに乾燥する。
鎮痛、通経、芳香、強壮薬として1日0.3gに温湯100cc注ぎ1日3回温服。百日咳、血の道症、発汗、香味料や着色料に用いる。
カロチン色素のアルファカロチン、ベータカロチン、ガンマカロチンの三色素、その他ピクロカロチン、シアニジン、マルビジンなど含む。
8月下旬〜9月上旬に、株間10cmぐらいに植え、11月に雌しべが採集できる。翌年4〜5月に球根を掘り上げ、乾燥して貯蔵する。
サフランの雌しべを乾燥させたもので、スペイン料理のパエリアには欠かせない材料で、淡い黄色とサフランの香は食欲を増します。 
1個のサフランから1本しか取れないので高価な生薬。
紀元前15世紀のギリシャ・クレタ島の壁画にもサフランの花が描かれています。
当時クレタ島が栄えたのはサフランの輸出によってであるとも言われています。
11世紀の初期、十字軍の遠征以来、ヨーロッパ・中東で盛んに栽培されるようになりました。
日本に初めて渡来したのは文久3年(1863年)で、明治に入ってから栽培されるようになり広まりました。
薬用になるのは10月頃咲く種類で春先のものはもっぱら鑑賞用です。
薬用部位は雌しべで、ひとつの花に2本しかありませんから大変高価なものとなります。
サフランには血流を改善したり精神を落ち着かせる効果があるので婦人用薬として月経不順や更年期障害また冷え性の方に使います。
用い方は10〜15本を茶碗にいれ、熱湯を注いで十分に赤黄色が出てから服用します。


蟾酥(センソ)
日本のガマガエル、中国ではシナヒシガエル、ヘリグロヒクガエルなどの耳下腺から分泌する乳液をあつめ麦の粉にまぜ、
練り合わせ乾燥させる。商品には団センソ、棋子酥、片センソの3種類がある。
センソは強心や抗炎症(咽喉痛や風邪)、腫毒、歯痛、痔疾に、また小児の口瘡に外用する。
強心ステロイド成分のブファリン、シノブホタリン、シノブファジン、ガマブホタリンや
水溶性のインドール塩基のブホテニン、セロトニンなどを含む。


麝香(ジャコウ)
ジャコウジカは中国西部、ネパール、ブータンなどおおよそ4,000〜5,000mの高地に棲み、非常に臆病な動物である。
雄の下腹部の陰嚢寄りの箇所に包皮腺を有し、その中に麝香が分泌し、溜っている。
麝香に二種あり、その内玉麝香は、球形〜扁円形で袋状腺膿に入ったもので
径3〜7cm外面灰白色細短毛を有し、中央に2〜3mmの小孔有し、中に分泌物を有す。
他の身麝香は嚢内の分泌物をいい、褐〜黒褐色で大小の塊状粒がある。
葉を薬用とし、火で焙って泥状化し火傷や切り傷に塗布したり腫物に貼布する。
香気の主成分は環状ケトンのムスコンで1〜2%を含む。
古来から麝香は心臓の蘇生薬として用いられる。
また不老長寿に、小児の風邪 や咽喉の薬として呼吸困難や失神などに用いられる。
和漢薬六神丸に配合されていて強心作用を示す。


地龍(ジリュウ)
中国に産するフトミミズ科とツリミミズ科の2種類が主な原料。日本、韓国でも生産される。
ミミズの体内の土砂を取り除いて乾燥、粉末化したもの。
円筒状でやや湾曲し、外面は灰褐色ないし、淡褐色で味はわずかに塩辛い。
乾燥品で5〜10gを煎服または黒焼き末を服用すれば解熱剤としての効能がある。
かぜの諸症状、鎮静、解熱剤、利尿剤、口渇、関節の痛み。
服用には、一般的に、枇杷葉、番茶、甘草、生姜などを加える。



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